ビジネスではじめましての人に対してのメールの送り方・例文付き
更新日:2024年08月30日
「初めまして」ビジネスメールを送る際には、相手が自分のメールアドレスを知らないというケースもあり得ます。受信トレイには件名しか表示されないため、はじめての相手にメールを送る際には件名で自分の名前と所属や用件が分かるようにする必要があります。
メールのタイトルで、誰から何の要件で送られてきたメールか相手に伝わらなかった場合、最悪の場合ダイレクトメールや広告と間違われて読んですらもらえない可能性もありますので、注意が必要です。
それでは、具体的な件名の記載例を見てみましょう。
件名例:〇〇(会社名)の山田と申します。先日ご提案いただいた□□の件でご相談です。
件名例:担当者交代のご挨拶[○○社 山田 太郎]
のように、簡潔に送り手の情報とメールの目的を伝えましょう。
「初めまして」のビジネスメールで使える結びの句
メールの始めの挨拶文も大切ですが、ビジネスメールでは結びの挨拶も添えてきちんと体裁を整えると印象の良い整った文面になります。ここでは、ビジネスメールで汎用的に使いやすい結びの句の表現例をいくつか挙げていきます。
結びの句に適した表現とは?
結びの句は「初めまして」にビジネスメールの要件ごとに適切な表現が変わります。挨拶の場合は「今後ともお引き立てのほどよろしくお願いいたします。」などを使うと良いでしょう。
何かを提案するメールを送った場合には「ぜひご検討よろしくお願いいたします」の表現が使えます。打ち合わせの日程など、相手から折り返し連絡してもらう必要がある場合は「お返事お待ちしております」や「ご連絡お待ちしております」が適切です。
結びの句の後、メールの末尾に署名を
ビジネスメールの末尾には署名を付けましょう。署名は、パソコンのメールソフトならば、あらかじめ自分の署名を設定しておいて、メールの末尾に毎回自動でつけることができるので、設定しておくと良いでしょう。署名は「初めまして」のメールだけでなく毎回つけることをお勧めします。
署名は簡潔に、自分のフルネームと所属や電話番号やメールアドレスなど、必要最低限の情報のみ記載しましょう。署名は社外用や社内用など、用途別に何種類か保存しておくのをおすすめします。
「初めまして」のビジネスメール構成例
ここまでのまとめとして「初めまして」のビジネスメールの全体の構成例をまとめました。初めまして」のビジネスメールを送る際に参考にしてみてください。
「初めまして」の他社へのご挨拶
件名:株式会社○○ 営業部の山田と申します 文例:初めてご連絡させていただきます。○〇(自分の会社名)の営業部の山田と申します。〇〇社の斎藤さんからご紹介いただきました。
弊社の新製品の導入をご検討くださっているとのことで、よろしければ貴社に伺わせていただき、私から直接、資料のお渡しと詳細の説明をさせていただきたく存じますが、ご予定いかがでしょうか。ご連絡お待ちしております。
他社への担当者変更のご挨拶
件名:株式会社○○ 佐藤の後任の山田です。担当者変更のご挨拶 本文:突然のメール失礼いたします。この度弊社の○〇部門の先任佐藤から担当を引き継がせていただきました山田と申します。
担当者交代によってご不便をおかけしないよう万全を期して参ります。近日中にご挨拶に伺わせていただきたいと存じますが、取り急ぎメールでご連絡させていただきました。急な担当者変更となりご迷惑をおかけしますが、今後もお引き立てのほどよろしくお願いいたします。
採用選考のお知らせ
件名:〇〇社の人事担当山田です。採用選考について 初めまして。この度は弊社の採用選考にご応募くださり誠にありがとうございます。
説明会当日は9:30から弊社ビル1階で受付を行っております。説明会開始は10:00ですが当日記入していただく書類が何点かございますので、説明会開始10分前までにはお越しください。当日までに何かご不明な点がございましたら、下記の連絡先までご連絡ください。それでは、高橋さんにお会いできるのを楽しみにお待ちしております。
丁寧な「初めまして」のビジネスメールで印象UP
初回公開日:2017年10月06日
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