「ご迷惑をおかけします」の意味|前後に続く言葉14コ・言い換え
更新日:2024年10月01日
言い換え3:ご不自由をおかけします
「不自由」の言葉どおり、相手の思うとおりにできないようになってしまう時や、今まではできていたことをこちらの都合でできなくなってしまった時に使用します。
例えば、オフィスの入り口が不具合のため使用できず、いつもとは違う出入口を使用してもらうときなどに使えます。
似た言葉で、「ご不便をおかけします」という言葉もあります。
言い換え4:ご心配をおかけします
周囲が心配してくれた時に使用します。体調不良で仕事をお休みした時に「大丈夫でしたか?」と声を掛けられたら「ご心配をおかけして申し訳ありません」と言うと、印象が良いでしょう。
もし仕事でフォローしてもらっていたら「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」の方が望ましいので、その時の状況によって言葉の選択は慎重にしましょう。
「ご迷惑をおかけします」の前につける言葉
「ご迷惑をおかけします」の前に言葉を付けることで、その言葉の印象が変わってきます。
さまざまなビジネスシーンにおいて、適切な言葉を選ぶことはとても大切なことです。同僚やお客様との関係を良好に保つために、クッション言葉や丁寧な表現を使いこなせるようになりましょう。
それでは「ご迷惑をおかけします」の前に付ける言葉をご紹介していきます。
言葉1:何かと
「何かと」とは1つの事ではなく、複数の事を指します。「色々と」と同様の意味です。
ご迷惑をおかけする事柄が1つではない時、「何かとご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします」と伝えると良いでしょう。
また1つの事をお願いしたつもりでも、付随して仕事が発生する場合もありますので、依頼内容をしっかり確認してからお願いしましょう。
言葉2:不慣れで
「不慣れ」とは慣れていない事です。あまり経験のない事柄をする時などに使用します。
「不慣れでご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。」と事前に伝えておくと、あなたが慣れていないことをするので、スムーズに事が運ばない可能性があるなと相手も心づもりができます。
上手くやる自信がない時などに先に言っておくと便利な言葉でしょう。
言葉3:未熟なもので
「未熟」とは経験が少ない、経験が浅くまだ一人前ではないという意味です。不慣れはその事柄に対しての意味になりますが、未熟は自分自身を指します。
新人の時や職場が変わった時に「未熟なものでご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦くださいませ」と言うと、仕事に対しては未熟ながらも人間的にはしっかりした人だという印象がつき、今後の仕事がやり易くなるでしょう。
言葉4:初心者ですので
「初心者」とは初めて、または始めて間もない人、覚えたての人の事です。
上の「未熟」と同じ意味合いですが、対象となる物事をやり始めたばかりの場合は「初心者」を使うと良いでしょう。「未熟」は経験年数に直接関係ありませんが、「初心者」は期限がありますので注意が必要です。
「初心者ですのでご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします」と挨拶すると初々しい印象になります。ぜひ初めての時に言ってみてください。
言葉5:この度は
「この度は」というのは、「今回は」「今度は」と同じ意味です。ビジネスシーンなどフォーマルな場面では「今回は」ではなく「この度は」を使うのが適切です。
「この度はご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございません」と、謝罪するときに使用すると良いでしょう。
また、これから迷惑をかける心配がある場合にも使用できます。
「この度はご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。」
言葉6:多大な
「多大な」は多くの、大きな、たくさんなどの意味で、たくさんの迷惑をかけた時に「ご迷惑」の前に付けて使用します。
謝罪する場面では次のように使います。
「多大なご迷惑をお掛けして、誠に申し訳ございませんでした」と言い、深くお辞儀をするのが望ましいでしょう。
「多大なるご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします。」と言うと、失礼に当たる場合があるので注意して使いましょう。
言葉7:大変
初回公開日:2017年07月19日
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