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「ネイティブ」の意味って?関連する言葉や類義語・対義語も紹介

更新日:2024年03月23日

「ネイティブ」という言葉にはさまざまな意味があるため、相手がどういう意味で使っているか分からない、ということもあるでしょう。本記事では「ネイティブ」の意味や関連する言葉について紹介していきます。「ネイティブ」を正しく理解したい方は、ぜひ参考にしてください。

「先住民(せんじゅうみん)」は、ある民族・種族よりも、前にその土地で生活していた民族・種族を表します。「ネイティブ」はある土地に住んでいる人のことを指すため、「先住民」も「ネイティブ」と表すことがあります。

土民

「土民(どじん)」は、土着の人、その土地で生まれ育った人、という意味の言葉です。百姓という意味も含まれることもあります。

その国に生まれたという意味を持つ「ネイティブ」と、その土地で生まれ育ったという「土民」は同じような意味を持つでしょう。

ただ、「土民」は、未開地で、原始的な生活をしている人々を侮り蔑む際に使われた言葉でもあります。差別的なニュアンスを持っている面があるでしょう。

住人

「住人(じゅうにん)」は、その土地に住んでいる人のことを指します。つい最近引っ越してきた人を「ネイティブ」とは言いにくい部分がありますが、長い期間その土地に住んでいる住人であれば「ネイティブ」と表現可能です。

インターネット上の特定の掲示板などに頻繁に書き込みをする人を、まるでそこに住んでいるような人という意味で「住人」ということもありますが、こちらの意味では「ネイティブ」とは言わないでしょう。

部族民

「部族民(ぶぞくみん)」とは、ある一定の地域に元々住みついている人間の集団を指す言葉です。部族民は、言語や宗教、習慣など独自の文化を共有していて、同族意識を持っています。

その土地に住み着いてきたことを含む意味もあるため、「ネイティブ」という言葉で表すこともあります。また、侵略者や植民者を区別するために、「部族民」と表現されるケースもあるでしょう。

「ネイティブ」の対義語

「ネイティブ」は多くの意味を持つ言葉のため、反対の意味に当たる言葉も複数あります。「ネイティブ」の意味をどうとらえるかによって、対義語は変わってくるでしょう。

たとえば、「その国に生まれた」という意味で「ネイティブ」を使う場合の対義語は、移民、他国からの移住者、という意味を持つ「イミグラント【immigrant】」です。

「母国語」というニュアンスで「ネイティブ」を使う場合の対義語は「外国語」という表現を使います。

また、「ネイティブではない」という意味として「ノンネイティブ【non-native】」という表現があります。「ノンネイティブ」は、「母国語ではないがその国の言語を話せる」という意味を持っているため、「ネイティブスピーカー」の対義語として使われるでしょう。

「ネイティブ」の意味について知ろう

「ネイティブ」の意味にはさまざまなものがあります。「ネイティブチェック」「デジタルネイティブ」「ネイティブスピーカー」などを略して「ネイティブ」と言うことがあるため、会話の内容をよく聞いておく必要があるでしょう。

そのときに使われているニュアンスによって反対の言葉も変わってきます。逆のことを伝える場合は内容に合わせて、イミグラント・外国語・ノンネイティブ、などの対義語を使うようにしてみてください。本記事を参考に「ネイティブ」の意味をきちんと把握しておきましょう。

初回公開日:2017年12月27日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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