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間違いも多い「立て込んでいる」の意味と敬語表現・使い方と文例

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「立て込んでいる」の意味と敬語表現

「立て込んでいる」という言葉は日常生活でも聞く事があります。この「立て込んでいる」という言葉には一体どういう意味があるのでしょうか。ここでは「立て込んでいる」の意味と敬語表現について解説していきます。

「立て込んでいる」の意味

まずは「立て込んでいる」の意味から解説していきます。

①一定の箇所に人が多く居て込み合っている事

「立て込んでいる」の意味1つ目は「一定の箇所に人が多く居て込み合っている事」を意味しています。実際に人が多くて立て込んでいる場合もあれば、人がたくさんいなくても忙しい場合もあります。そうした場合に使われる言葉です。

②用事や仕事の予定が重なり忙しい状態

「立て込んでいる」の意味2つ目は「用事や仕事の予定が重なり忙しい状態」を意味しています。用事や仕事が急に入ってきて、あまりにも忙しい状況を示す時に使う言葉です。

「立て込んでいる」の敬語表現

「立て込んでいる」は敬語表現にしたらどのような言葉になるのでしょうか。「立て込んでいる」の敬語表現について解説していきます。

丁寧に「立て込んでいる」を表現して使う

「立て込んでいる」はそのまま使ってしまうとよくありませんので、敬語の表現にしてみましょう。

①立て込んでおります

1つ目は「立て込んでおります」という表現です。こちらであればとても丁寧で相手に対して失礼な印象は与えないでしょう。

②立て込んでいます

2つ目は「立て込んでいます」という表現です。こちらも丁寧語の「です・ます」を付けて表現したので丁寧な表現ですが、目上の方に使う場合は「立て込んでおります」を使った方が良いでしょう。

ビジネスシーンでも使用する事が可能

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上記の様な表現にすれば、丁寧な敬語表現にする事が出来るのでビジネスシーンでも使う事ができる敬語表現です。間違ってもこの言葉の頭に「お」を付けたりして、二重敬語にしないように気を付けましょう。

「立て込んでいる」の類語や似た表現

「立て込んでいる」の類語や似た表現にはどのような言葉があるのでしょうか。解説していきます。

①バタバタしている

「立て込んでいる」の類語や似た表現1つ目は「バタバタしている」です。「バタバタ」とは休みなく動いている様子を表した言葉です。通常はそこまで忙しくないけど、突然仕事や用事が舞い込んできた時にバタバタしてやらなければならない事が多くなった時に良く使われます。

②大忙し

「立て込んでいる」の類語や似た表現2つ目は「大忙し」です。「忙しい」に「大」を付ける事でいつも以上の忙しさである事を表現している言葉です。

③やる事が多い

「立て込んでいる」の類語や似た表現3つ目は「やる事が多い」です。「やる事」とは仕事や用事様々な事に該当します。そうした事が多くあまりにも忙しい様子を表した言葉です。

④慌ただしい

「立て込んでいる」の類語や似た表現4つ目は「慌ただしい」です。仕事や用事を急かされている様子や落ち付かない様子を表した言葉です。

⑤忙しい

「立て込んでいる」の類語や似た表現5つ目は「忙しい」です。「忙しい」とは急ぎでやらなくてはいけない事に追われている、落ち付かない様子を表している言葉です。

⑥休む暇もない

「立て込んでいる」の類語や似た表現6つ目は「休む暇もない」です。1つの仕事や用事に掛かりっきりで他の事をやっている余裕のない様子を表した言葉です。休む時間もないほど忙しい状態の時に使う言葉です。

⑦多忙

「立て込んでいる」の類語や似た表現7つ目は「多忙」です。「多忙」とは通常とは異なる忙しい状態の事を多忙と言います。普段はそこまで忙しくないのに、思いがけないアクシデントが起きて忙しくなった場合などが、多忙な状態です。

⑧怱忙(そうぼう)

「立て込んでいる」の類語や似た表現8つ目は「怱忙」です。「怱忙」とはあまり聞きなれない言葉ですが、この「怱忙」という言葉も忙しいと似た意味のある言葉です。「怱忙」とは忙しすぎて落ち付かない様子を意味している言葉です。

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「立て込んでいる」と「取り込み中」は何が違う?

「立て込んでいる」と同じ様な意味合いで使われる似ている言葉に「取り込み中」という言葉がありますが、「立て込んでいる」と「取り込み中」はどのような点が違うのでしょうか。「立て込んでいる」と「取り込み中」の違いについて解説していきます。

「取り込み中」の意味

まずは「立て込んでいる」と「取り込み中」の言葉の違いを比較する前に「取り込み中」の言葉の意味から解説していきます。

①不意の出来事でごたつく事

「取り込み中」とは「不意の出来事やトラブルが起きてしまいごたつく事を意味しています。例えば急な仕事のミスが発覚してしまった場合に、その処理に忙しくなってしまった場合や、突発的なアクシデンドで仕事が忙しくなってしまったりした場合に使われる事が多い言葉です。

②不幸が起きてしまったために混乱してしまう事

「取り込み中」とは「不幸が起きてしまったために混乱してしまう事」といった意味があります。例えば不幸な事といえば、ご家族に不幸があったりした場合などの、仕事とは関係のない事などが起きてしまった時に使う事が多いです。

「取り込み中」の使い方

不意なアクシデントや突発的な事の場合は「取り込み中」を使う

「取り込み中」は不意なアクシデントや突発的な出来事の場合に「取り込み中」という言葉で表現し相手に意思を表現します。

「立て込んでいる」の使い方

「立て込んでいる」は仕事やスケジュールが通常よりも予定が埋まっている状態の場合に使う言葉です。つまり仕事がいっぱいいっぱいである時に他の仕事の依頼を断る時に使う言葉です。「忙しい」という言葉で表現してしまうと、相手に対して良くない印象を与えてしまうので、言い方を丁寧にして「立て込んでいる」と表現する事で相手に言い難い表現でも伝える事ができるわけです。

「立て込んでいる」の使い方と文例

「立て込んでいる」の使い方と文例を見て実際に使う際の参考にしてみましょう。

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「立て込んでいる」は相手との今後の関係を壊さないために使う断りの言葉

「立て込んでいる」の使い方は忙しい事を理由に断るものです。それをそのまま「仕事が忙しいの今は無理です。」のように断ってしまうと、少しトゲトゲしい表現に聞こえてしまいます。そこで丁寧で柔らかい表現の言葉を使う事で、相手との関係に亀裂をつけないように「立て込んでいる」と言う言葉を使います。

①「立て込んでいる」のメール例文1

件名:23日の飲み会の件について
田中部長お疲れ様です。あいにく仕事が立て込んでおりましてまた別の機会にしていただけないでしょうか?せっかく誘っていただいたのに申し訳ありません。

②「立て込んでいる」のメール例文2

件名:仕事の依頼の件
田中係長、お疲れ様です。書類作成の依頼についてですが、現在別の仕事が立て込んでおりまして、そちらの作業のお手伝いが出来そうにありません。申し訳ありませんがお受けいたしかねます。

③「立て込んでいる」のメール例文

件名:旅行の件
山田係長お疲れ様です。旅行のお誘い頂きありがとうございます。
申し訳ありませんがその日は仕事が立て込んでおりまして参加する事ができません。
またの機会にお誘いいただけると嬉しいです。

④「立て込んでいる」の電話例文1

田中太郎「山田あゆこは現在立て込んでおります。申し訳ございませんが後ほどお電話をおかけください」

⑤「立て込んでいる」の電話例文2

田中太郎「ただいま山田部長は現在立て込んでおりまして、申し訳ございません。よろしければご用件をお伺いいたしますが如何致しましょうか?」
田中太郎「かしこまりました。それでは失礼いたします。」

「立て込んでいる」を活用して断りにくい時ははっきりと断ろう

「立て込んでいる」の意味・類語や似た表現、立て込んでいるを敬語表現にするための考え方・立て込んでいると取り込み中の違いについて解説してきました。

「立て込んでいる」を上手に活用することで断りにくい事でも断る事ができます。しかも相手との今後の関係に傷がつくことなく関、係を継続していく事ができますのでうまくコミュニケーションを図る事ができます。あなたも例文を参考に「立て込んでいる」を活用していきましょう。

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