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間違いも多い「於」の意味と読み方・使い方|於は会場や場所を示す?

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於とは

そこまでの頻度はありませんが、日常的に使われることが多い文字に「於」というものがあります。これは招待状やビジネス関連の文書やメールに使われることが多い文字ですが、読み方、意味を知らない人が意外に多いのです。

この「於」はどのように読み、どのような意味がある言葉なのかをご紹介します。ちょっとした豆知識になるでしょうし、知っていることで周りの人に自慢することができる知識になるでしょう。

読み方や意味について

この「於」の読み方は、音読みでは「オ」や「ヨ」で訓読みでは「おいて」とか「おける」といったものになります。部首は「方」なのでほうへんとなるでしょう。土地名のような特殊な使い方においての読み方は於下(おした)や於呂(おろ)、そして神於町(こうのちょう)といったものになりますので合わせて覚えておくといいでしょう。

ただし、「於会議室」のように場所を表す言葉の頭文字として使われている場合は読まないので覚えておいてください。この「於」の意味は場所や時間、事柄を表す意味合いとして使われますし、また優れた技術や行動などに心を動かされる様子を表す簡単を示す言葉としても使われます。

場所を意味する使い方は「日本に於いて再びオリンピックが開催される」といったものになりますし、時間を表す場合は「過去に於ける例にはそのようなものはない」といったものになります。感情を表す「於」はちょっと特殊で「於乎(ああ)」になります。

私たちは日常的に「~において」という言葉を使いますが、この「~において」という言葉が実は「~に於いて」と置き換えることができますので、使用頻度は非常に高いのです。

時間を表す言葉に使うという記載をしましたが、ちょっとわかりにくいという方は「あの時には~」とか「過去には~」という言葉の「には」の部分を「於いて」に置き換えられると思えば使い方もわかりやすいでしょう。

於の使い方

それでは、具体的にどのような場面で、この「於」を使ったらいいのでしょうか。いくらこの「於」の意味を理解したところで使いどころを間違えてしまっては効果が半減ですから、正しく使いましょう。

会場や場所を示すのに使うのが基本

使い方の基本はやっぱり場所を示すときでしょう。この文字を使うということは大切な何かを行うと相手側にも思わせる要素がありますので、結婚式の招待状などにおける照会文に用いることが基本となるでしょう。

具体的には、「○○の間では~」という言葉は頻繁に使われることになるのですが、この「では~」という言葉が多すぎると言葉の意味合いを軽く撮られてしまうことが多いのですが、この代わりに「○○の間に於かれまして~」という記載にすることで雰囲気が大きく変わります。

また、場所を表すときには「於○○会場」のように頭に記載することがあります。これはその会場で行うという意味で、場所を表す用語として用いているのですが、結婚式などの案内状の書き方の基本となりますので、覚えておくといいでしょう。将来的に結婚をして結婚式を挙げたいという場合には、この「於」という言葉は覚えておく必要があるのです。

一部の使い方としては過去系の事柄を表すためにも用いられますが、結婚式の招待状においてこの事柄を表すために使うこともそこまで多くはないので、重要度は低くなります。

漢文を習っていた方は知っている文字

この「於」は漢文を勉強されていた方なら、使われ方などもなんとなく理解できるでしょう。漢文ではどこで何をしたのかと説明するときの場所においてこの「於」が前置詞として使われているのです。今現在漢文を勉強中の方にお伺いすればすんなりとした回答が返ってくることでしょう。

漢文での使われ方は「於+場所」となっており、「於日本」という記載があれば「日本に於いて」と読むことができるのです。ただし、前置詞ではありますが「於+場所」として使う場合でも自由度が高く主語の前に配置されたり、主語の後に配置されたり、目的語の後に使うことになるため文末に配置されることもあります。

漢文の教科書などを見てみるとわかってくることなのですが、基本的な使われ方は主語や用言を記載し、目的語を記載した後の文末に「於+場所」を使うケースが多いです。しかし、例外的に記載する場所が異なっていたとしても意味は同じであると思ってください。

漢文の具体例について

具体的な漢文の例を記載すると「我見彼於道」が一番わかりやすいでしょう。この「於+場所」は道なのでいわゆる「私は彼を道で見た」という意味になります。

「於」という言葉はどうするのが基本か

この言葉は場所を表す言葉として現代日本では用いられることがある言葉ではありますが、「於」の文字が多すぎる文章というのは堅苦しさというのがかなりアップします。厳粛な意味合いを持たせるために使うのはもっともではありますが、だからといって仕事を除いた日常生活における文章の中に織り交ぜる機会はほとんどないでしょう。

友達との会話やメール、そしてラインのやり取りにおいてこの言葉を使った場合、かしこまった文章になってしまいますので使わないほうがいいです。むしろ、相手が読めない可能性もありますので、嫌われることもあるでしょう。

ビジネスメールで使うことになる

使う場合はビジネスメールとなるでしょう。特に、自分よりも立場が上の人に対して「於」を使った文章を構築できるのであれば、その人は教養のある人と見られる可能性が高くなりますので、正しい使い方となってくれます。

「於」のように使い方によっては読まない漢字はある?

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「於」は場所を表すときに頭文字として使われている場合は読みません。不思議に思うかもしれませんが、日本語には読まない漢字というのは実はいくつかあるのです。ここではその読まない漢字の中でも有名なものを紹介します。

伊右衛門や五右衛門

とある飲料メーカーの飲み物の名前としても使われている「伊右衛門」や天下の大泥棒として有名な五右衛門は「いえもん」や「五右衛門」と呼びますが、この漢字に対して不思議に思ったことがある人は多いでしょう。この文字は「右」の字を読んでいないと思ってしまい、その字は省いて「衛門」でいいのではという突っ込みをする人は多数います。

実は、この読み方が昔は違っていたのです。「衛」は「え」ではなく「ゑ」として扱っており、さらには発音も「ゑ」は「うぇ」だったので、右衛門は昔なら「うゑもん」と記載し、読まれ方は「ううぇもん」という読みにくいものとなっていました。

このように母音が続く言葉というのは非常に読みにくいので、いつの間にか欠落して使われるようになって、五右衛門も伊右衛門も「ごえもん」や「いえもん」と読まれるようになりました。わかりやすく言えば体育を「たいく」と発音するのと一緒だと思ってください。

ただし、五右衛門や伊右衛門は漢字変換において「ごえもん」と「いえもん」と記載すれば変換されますが、体育は「たいいく」としっかり記載しないと変換されませんし、仮にフリガナを記載する問題があったとしてもそこで「たいく」と記載したら間違いになりますので注意してください。

使い方を理解して「於」を用いましょう

この言葉の意味や使い方については今回の記事を読んでいただければよくわかっていただけたでしょう。きちっとした文章を書くために必要な文字となっているということです。ただし、仲のいい人に自慢するかのように使ってしまうと、読みにくいと怒られてしまう可能性もありますので自重しましょう。

ビジネスメールにおいてこの「於」を駆使することができれば、この人は文書の書き方を理解していると思われるので、使い方を理解して用いてみてはいかがでしょうか。

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