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「自負する」の意味と使い方・例文
意味
自分の才能・知識・業績などに自信と誇りを持つこと。
語源
実は、「自負」の「負」という字には「後ろ盾にする」「頼りにする」という意味があります。つまり、「自分自身の能力を後ろ盾にするほど(頼りにするほど)自信を持っている」という意味になります。ぜひそのような成り立ちについても合わせて覚えておいてください。
例文
・今では父よりも腕が上なのではないかと自負しています。
・例の作品に関する知識ならば誰にも負けないと自負しています。
・このプロジェクトのリーダーにふさわしいのは自分であると自負しております。
などのように使用することができます。
自負するところ
・彼もこの件に関しては自負するところがあったらしく、快く語ってくれた。
・作者はこの登場人物の台詞について自負するところがあったのではないか。
というように使用することができます。
履歴書での「自負する」の使い方
・私は、責任能力が高い人間だと自負しております。
・私は、高いコミュニケーション能力を持ち合わせていると自負しております。
・貴社でも○○の能力を生かし、誰にも負けないパフォーマンスが出来るのではないかと自負しております。
などのように、自分自身の長所をアピールする文章に「自負する」という表現を用いることが可能です。
ビジネスで使用できる「自負する」の使い方
・今回の新製品は、当社にしか作れないと自負しております。
・当社ならではのサービスで、必ずお客様のお役に立てると自負しております。
ビジネスにおいては、サービスや製品について「自負する」を使用することで、自社のアピールを相手側に伝えることができます。チラシなどの広告や、ビジネスメールにおいても使用できる表現となりますので、ぜひビジネスシーンにおいても「自負する」という表現を使用してみてください。
「自負する」の類語・同義語・言い換え
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類語による言い換え表現
・美味しいクッキーを作る事ができると自負している。
は言い換えると、
・美味しいクッキー作りになら、腕に自信がある。
となります。また、
・高いコミュニケーション能力をもっていると自負しております。
は言い換えると、
・コミュニケーション能力の高さには自信があります。
となります。そして、
・サッカーの腕前は父にも負けないと自負している。
は言い換えると、
・サッカーの腕前には覚えがある。
となります。場面に応じて、類語による言い換え表現もぜひ使用してみてください。
「自負する」の対義語・反対語
・私は、コミュニケーション能力が低く、劣等感を持っています。
などのように使用することができます。
「自負する」の謙譲語
「自負する」の敬語
「自負する」ことができるものを見つけましょう
何か一つでも自分自身で自分の能力や知識を認める事ができれば、それはきっと大きな喜びにつながります。人に対してもアピールできるポイントが増える事はとても好ましい事です。
コミュニケーション能力でも、責任能力でもいいですし、パソコンのスキルや英会話のスキルでも良いでしょう。また、何かに関する知識を究めるのもいいでしょう。何か一つ、「これならばだれにも負けない」と自負できるものをぜひ見つけてみてください。そうすれば、あなたの社会人としての評価もおのずと上がっていくことでしょう。
今回「自負する」という言葉を知った事をきっかけとして、ぜひあなたの「自負できる」ものを何か一つ見つけてみてください。
自負心で失敗を招かないよう注意
「猿も木から落ちる」ということわざがあるように、どんなに優れている人にでも失敗はあるものです。いくら自分が自信を持っていることだとはいえ、仕事をする以上は決して気を抜かないようにしてください。
自信を持っていることで失敗をしてしまうと、「自負する」ことができなくなるだけでなく、周りの信用をなくしてしまう事につながりかねません。自信を持っていることだからこそ、しっかりと注意を払って取り組むようにしましょう。
正しく使用して自分をアピール
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どんな方でも、優れた能力を持っています。そして、就職活動など、自分のアピールポイントを他者に上手に伝えなければならない場面が人生においてはたくさんあります。そのようなときに「自負する」という表現を上手に使用して、自分のアピールポイントをわかりやすく伝えられるようになりましょう。
そして、まだ自分のアピールポイントが何かわからないという方は、まず自分が自信をもつことができる能力や知識を身につける事から始めてみましょう。何か一つでも「自負する」ことができることを見つけられたなら、その後の人生が豊かになることでしょう。ぜひ今回を機会に新しいことにもチャレンジしてみてください。