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卒検で落ちた人の原因・回数|バイク/みきわめ/MT/

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バイクの免許取得の流れとは?

バイク免許は、主に教習所に通って取得することが多いです。排気量によって免許の分類が異なり、400㏄を境として大きな分類がされています。学科と技能という2種類の教習を受けます。学科は主に暗記問題です。公道でのルールや法規走行・標識の意味を学ぶ時間です。

技能とは、実際にバイクの乗り、操作を学ぶ時間です。排気量が大きくなると、操作性は格段に上がります。そのため、教習時間も多めにあり、公道でも安全に走行できるように訓練をしていきます。

そして、すべての教習を終えると卒検といって学んだ技能をテストします。この卒検で合格すると教習所を卒業することができます。その後、免許センターで学科試験のテストを受けて、合格することで運転免許証が交付されます。

卒検とは?

バイクの走行テストは、いろいろな操作を試験します。

・乗降時の点検
・発進時の確認
・速度に合ったギアチェンジ
・急ブレーキ
・スラローム
・坂道発進
・踏み切り通過

主に、こういったポイントをテストしていきます。持ち点が100点あり、そこから減点法で判定され、試験終了時に70点以上残っていれば合格となります。1つのミスごとに5点~の減点をされてしまいます。ミスが重なれば、卒検中でも強制的に中止となります。

車とは異なり、バイクの卒検は難しいイメージがあります。1回で合格するケースは少なく、何度もチャレンジしている人も多いです。バイクの扱いに慣れていなかったり、恐怖心があるため、中々合格することができないことがあります。

今回は、バイクの卒検に関する内容を詳しくご紹介して参ります。現在、挑戦中の方、これから免許取得を検討している方に参考となりますので、頑張って合格しましょう。

バイクの卒検で落ちた原因とは?

卒検の内容は数多くありますので、何度も不合格となってしまう方もいます。ですが、落ちた原因を把握しておけば、次回の卒検で合格する近道となります。落ちた原因は、それぞれ異なりますので、いろいろなパターンがあります。たとえば、操作は上手だけれど、乗降時の安全確認を忘れてしまうと減点です。もしくは、コーナーの曲がり方も大きく膨らんでしまうと減点です。

ほんの些細なことでも減点が積み重なってしまい「卒検に落ちた」という方も多いことでしょう。ですので、いかに減点を受けずに合格するかが鍵となります。走行姿勢が悪かったり、ふらつき運転も減点です。停止位置も重要で、少しでもはみ出してしまうと減点です。こうした小さなミスが重なり、合格から遠のいてしまいます。卒検に落ちた原因をしっかりと考えて反省し、次回の試験へ備えましょう。

普通二輪車で不合格になった原因とは?

90㏄から400㏄までの排気量があるバイクを総称して普通二輪と呼びます。そのなかでも、400㏄のバイクが主流となっていて、車検が必要ながらも適度な大きさとパワーがの排気量です。教習所でも400㏄のバイクで卒検を行います。普通二輪車で卒検に落ちた経験がある場合、それにはどういった試験での内容が多いでしょうか。

急制動という、いわゆるブレーキングのテストで落ちた方が多いでしょう。やはり、急なブレーキングは恐怖感を感じて、既定の速度まで達することができなかったり、ブレーキをロックしてしまいます。

大型二輪で不合格になった原因とは?

バイクが大きくなると、それだけ試験内容のレベルが上がりますので、落ちた経験がある方がさらに増える傾向があります。やはり、バイク自体がとても重く、平均すると約300㎏ほどの重量があります。

「車両の引き起こし」が原因の1つで落ちた方も多いです。車両の引き起こしとは、倒れているバイクを起こす作業ですが、慣れていないと重くて動かすことすらできません。特に女性の場合では、これが原因の1つで落ちた方も多いことでしょう。

「みきわめ」で落ちた人の原因とは?

最終試験を受ける前に「みきわめ」といって、検定を受けるレベルに達しているかの判定を行います。ある程度のスキルがなければ試験をしても即終了ということになりかねません。再試験には別途・費用がかかりますし、何より「みきわめ」はとても重要な時間です。

ある意味では、卒検前の試験ということですので、「みきわめ」を受けるにも相応のレベルが必須です。そして、最低レベルに達していなければ、残念ながら再度「みきわめ」を受けることとなります。落ちた人の原因として挙げられるのは、踏切での通過方法が多いです。この場合、停止をしっかりと段階ごとに行う必要があります。

停止位置が踏切に近すぎても減点です。そして、しっかりと左右を確認して電車が来ないことを、目視と耳で確認できなければ大きな減点となります。落ちたポイントをしっかりと振り返り、再度繰り返さないようにしましょう。

安定感が足りないの?

卒検に落ちた人は、走行中の安定感がありません。フラフラしてしまったり、足を付いてしまうと減点となってしまいます。二輪車ですので、ある程度の速度を出さなければ簡単に転倒してしまいます。スピードが怖いあまりに速度を抑えてしまうと、返って危険な走行となります。安定した走行をするには、バランス感覚も必須ですが、速度による安定性を得る必要があります。

やはり、教習中に速度に慣れておくことが肝要です。制限速度が決まっていますので、その範囲の中で最大限の速度を出せるように訓練しておくことで、「足を付いてしまって試験に落ちた」ということは回避できます。

卒検で落ちた人の原因とは?

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「みきわめ」をクリアすると、いよいよ本番の卒検を受けます。教習所によりますが、おおむね2コースが試験コースです。当日まで、どちらのコースを走るかは分かりません。ですので、いずれのコースも頭の中に入れておくことが重要です。

卒検で落ちた人には、やはり原因があります。特にスラロームで減点されて落ちた人も多いことでしょう。スラロームとは、同じ間隔で置かれた「パイロンを蛇行しながら規定内のタイムで通過する試験」です。練習を繰り返すことが必須の試験ですので、慣れるまでには苦労が付き物です。パイロンに当たってしまうと減点ですし、タイムオーバーでも減点です。

いかにスムーズに蛇行運転ができるかがキーポイントです。卒検で落ちた原因としては、スラロームの試験が非常に多いです。

方向転換ができなかった?

卒検に落ちた要因として多いのが方向転換です。こちらは、いわゆるUターンです。車線の少ない道路で「進行方向を真逆へ変える動作」を差します。道路の幅が狭い箇所では、こうした操作はとても難しいです。転倒してしまったり、足を付いてしまったり、縁石にぶつかってしまうと減点となります。

バイク操作の中では特に難しいポイントですので、卒検で落ちた原因となってしまう傾向が高いです。やはり、しっかりとバイクを寝かし込み、目線を上げた運転方法が肝要です。

歩行者を想定できていなかった?

教習所内では歩行者や自転車はいませんので、試験中に人と接触することはありません。ですが、「歩行者がいるという前提」で試験が行われます。たとえば、交差点では進行方向が青でもしっかりと左右確認をしなければいけません。同じように、踏切でも電車が来るという想定で試験を行います。

「何も来ないから安全確認はいいだろう」といった考えで試験に臨み、落ちたケースは多々存在しています。試験中は大げさなくらい、しっかりと安全確認を行いましょう。これにより、試験官へのアピールともなりますので、合格することができます。

緊張し過ぎていた?

卒検で落ちた経験がある方は、やはり緊張が要因となっています。試験中は自分一人で全ての判断をしますので、少しの判断ミスが減点となります。「過度な緊張」をしてしまうと落ち着いた操作ができなくなります。

そして、緊張したままですと安全確認を忘れてしまったり、信号無視をしてしまいます。これでは大きな減点となり、不合格ともなりかねません。仮に落ちた経験がある場合、同じミスを繰り返さないように留意して卒検に臨みましょう。

MT車で落ちた人の理由とは?

バイクの形式によっても運転の仕方が異なります。MT形式というのは、クラッチでギアを変えながら走行するバイクです。こちらの車両で卒検に落ちたケースをご案内いたします。

MT車では、坂道発進で不合格になってしまうケースがあります。クラッチ操作のミスをしてしまい、坂道でずり落ちてしまうと減点です。こうした運転を公道でしてしまうと大変危険ですので、不合格の原因となります。MT車の場合、「クラッチとギアの操作」をしっかりと身に付けておくことが必須と言えます。

AT車の場合は?

AT車とは、クラッチ操作が必要ないスクーター形式のバイクです。このバイクで卒検に落ちた原因として上位にあがるのは、S字クランクです。こちらは、とても狭い道の脇にあるパイロンに当たらないように進行する試験です。

ATですと、半クラッチというMTならではの操作ができないため、パイロンに当たったり、倒してしまうことが卒検に落ちた要因として高いです。

バイクの卒検で落ちた回数が多い人もいるの?

バイクの卒検は車と比べると難易度が高いと言われています。そのため、複数回落ちた経験がある方も多いです。1回の卒検で合格することが最善ですが、1度落ちた場合、それが癖づいてしまい、「立て続けに卒検に落ちた」というケースは非常に多いです。

受験者によって、得意・不得意なコースがあり、何度練習しても同じポイントで落ちた経験がある方はとても多いです。

卒検で落ちた時のショックからの立ち直り方とは?

1回で卒検合格をしたいですが、難しいバイクでの試験では落ちた経験がある方は多いです。懸命に練習してきた内容で受験したものの、どうしても苦手なポイントにつまづき、落ちたことが原因でショックを受けることもあります。

特にバイクの卒検は、自分の技量が試される試験です。1つのミスが気持ちを動揺させ、連続してミスをしてしまうことさえあります。やはり試験に落ちてしばらくは、気持ちも塞いでしまうことでしょう。ですが、簡単に立ち直る方法がありますので、ご紹介して参りましょう。

泣いた経験があれば合格できるの?

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悔しくて泣いた経験がある方も多いことでしょう。懸命に練習した中で落ちてしまえば、より一層と悲しい気持ちになります。ですが、泣くほどまでに悔しい経験とは人生の中でもそう多くありません。それだけ「真剣に受験をした」という証拠です。

決して恥ずかしいことではありませんので、落ち着いた気持ちを取り戻した頃に、失敗した内容を再確認してみましょう。少しの動揺から大きなミスをしてしまった可能性もあります。時間を置いて、再度卒検にチャレンジしてみましょう。

2回連続で落ちてしまったらどうすればいいの?

1回の試験で合格できず、複数回チャレンジすることもショックなことです。たとえば、2回連続して不合格だった場合では、とてもショックを受けてしまいます。しかも、同じポイントで減点を受けていればなおさらショックです。

どうしても苦手な試験はありますので、そうした場合は「イメージトレーニングをする」という方法があります。実際にバイクに乗らなくても、イメージで訓練をすることで再度卒検を受けた時に大いに役立ちます。

練習することが何よりも大事!

試験に落ちて喜ぶ人はいません。落ちてしまった現実を受け入れてから、再度スタートする気持ちが重要です。ショックを受けた気持ちは時間が経過すれば忘れていきます。その後、同じミスを繰り返さないためにも、やはり実際に練習することが重要です。

たとえば、バイクではなくても自転車で練習することも有効的な方法です。バランス感覚や安定感を身に付けておくことで、当日の試験でも落ち着いた判断で各試験をクリアすることができます。

卒検に落ちたら補習を受けるの?

卒検を受けて落ちてしまうと、続けて試験の予約をすることはできません。まず、1時間の補習を受けることが必要となります。落ちてしまったポイントに重点を置き、再度練習を行います。教官も落ちたポイントのアドバイスをしてくれますので、補習の中でしっかりと身に付けておきましょう。

本番とは異なり、何度も同じポイントを繰り返して練習できますので、きっと格段に上達することでしょう。試験に備えて懸命に練習しておきましょう。

卒検を楽しめる余裕を身に付けておきましょう!

バイクの試験は独特な緊張感もあり、1度で簡単に合格できないこともあります。ですが、1つ1つの試験されるポイントにおいて「苦手意識を克服する」ことも大切です。試験のポイントと操作を頭の中でもイメージしながら、教習、補習、みきわめを受けましょう。

これにより本番の試験でも緊張することがなくなり、落ち着いた気持ちでクリアできます。ミスをしてしまい、落ちてしまっても、練習を繰り返すことで余裕が生まれます。ぜひ、試験を楽しみましょう。

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