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「働いている」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

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「働いている」はどんなシーンで使うか

「働いている」はどんな場面で使っているかによって敬語にする方法が変わってきます。

自分が働いている場合は「働かせていただいている」と、謙譲語の形で敬語にします。相手が働いているという場合は「働いてくださっている」と、尊敬語の形で敬語にします。「脳が働いている」「胃が働いている」などの場合は、丁寧語の形で敬語にします。丁寧語にすると「働いています」になります。

機能が動いている

「脳機能がきちんと働いている」など「機能が正常に動いている」ということを表現するのには「働いている」という言葉を使います。「機能が動いている」ということを表す場合は丁寧語の形で敬語にします。「働いている」の丁寧語は「働いています」です。

自分が働いている

「私はこの会社で働いている」など、自分が働いているということを伝えるためにも「働いている」という言葉を使います。この場合は謙譲語にします。「私はこの会社で働いている」は敬語にすると「私はこの会社で働かせていただいている」になります。

相手が働いている

自分以外の人が働いていることを伝えたいという場合は「自分が雇った人が働いている」「自分の為に誰かが働いている」「自分の身内が働いている」という三つの状況があります。

「自分が雇った人が働いている」場合は、「働いてもらっている」の敬語表現が相応しいので「働いていただいている」になります。「働いてくださっている」と言っても問題はありません。

「自分の為に誰かが働いている」という場合は「働いてくれている」の敬語表現、「働いてくださっている」になります。

「自分の身内が働いている」ということを誰かに伝える場合は丁寧語か謙譲語の形で敬語にします。「働いています」「働かせていただいています」になります。

「働いている」の敬語表現の具体例

「働いている」は使う場面によって使う敬語の形式が変わってきます。状況ごとの具体的な例文をご紹介します。

自分が雇った人が仕事をしている

「ご紹介いただいたAさんは大変よく働いてくださっていて助かっています」「この店舗で私どもと一緒に働いていただける方を募集しております」などの使い方をします。

自分が仕事をしている

「こちらで働かせていただいています」「昔、この店で働かせていただいていたことがあります」などの使い方をします。

目上の人が自分のために仕事をしている

「働いてくださっている」が目上の人が仕事をしてくれている時に使う敬語にあたりますが、目上の人が働いている場合は「働いている」ではなく「動いている」というのが一般的です。

「その件では今部長が動いてくださっています」「社長が動いてくださいました」などの言い方をします。

脳機能などが動いている

物の動きを敬語にする場合は丁寧語にします。「脳機能は正常に働いています」「パソコンは正常に働いています」などの使い方をします。

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「働いている」の敬語での使い方

「働いている」は使う場面によって変換すべき敬語が変わってきます。

敬語の種類

敬語には「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」があります。「働いている」という言葉はシーンによってこの三つの形に変換して使います。

丁寧語では「働いています」、尊敬語では「働いてくださっている」、謙譲語では「働かせていただいている」になります。

使い方

「脳機能は正常に働いています」「Aさんはこちらで働いてくださっています」「この会社で働かせていただいています」などの使い方をします。

メールでの使い方

「一緒に働いていただける方を募集しております」などの案内などを送る場合や、「一緒に働かせていただけたらと思っております」などの志望の文章を送る時などに使います。

「一緒に働かせていただけるのを楽しみにしております」「ぜひ御社一緒に働かせていただけたらと思っております」「いつも一生懸命働いてくださって助かっています」などの使い方をします。

「働いている」を敬語表現するときの例文

「こちらで働かせていただいております」「Aさんと一緒に働かせていただけたら嬉しいです」「一生懸命働いてくださっています」「このパソコンは正常に働いているようです」などの使い方をします。

相手が働いている場合は「働いてくださっている」「働いていただいている」と言い、自分が働いているというときには「働かせていただいている」といいます。

「働かせていただく」は「働かせてもらう」の謙譲語です。「させてもらう」は相手の許可のもとで相手のためになるようなことをすることを謙譲して伝える言葉ですので、使用法には注意が必要です。「ご連絡させていただく」などは勝手に連絡する場合には高飛車な印象になります。しかし、「働く」は相手の許可のもとで相手のために行う行為なのでこの場合は問題ありません。

「働いている」の別の言葉で表現した場合

「働いている」は敬語にすると「働いています」「働かせていただいています」「働いていただいています」になります。これらの表現がぴったり来ない、という場合もあると考えられます。「働いている」よりもよく使う敬語表現をご紹介します。

動いている

目上の人がこちらのために働いてくれている、というような場合は「働いてくださっている」ではなく、「動いてくださっている」ということが多いです。

「Aさんが今動いてくださっているので大丈夫だと思います」「その件は部長が動いてくださいました」などの使い方をします。

仕事をしている

「働いている」ではなく「仕事をしている」という形で表現することも多いです。「いつもきちんと働いてくださっています」は「いつもきちんとした仕事をしてくださっています」とも言い換えることができます。「こちらで働いていただいています」は「こちらで仕事をしていただいています」とも言い換えられます。

機能している

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「脳機能が正常に働いている」などの表現は「脳機能が正常に機能している」と言い換えることができます。「パソコンはきちんと働いています」は「パソコンはきちんと機能しています」に言い換えられます。

「働いている」と意味が似ている敬語表現

お手伝いしていただいている

自分のために働いてもらっている、という場合「働いていただいている」「働いてくださっている」が「働いている」の敬語表現になります。しかし、「いつも働いていただいている」というよりも「いつもお手伝いしていただいている」というように表現することの方が多いです。

「いつもAさんお手伝いしていただいています」「いつもお手伝いしていただいて大変助かっています」などは働いてもらっているの言い換えになります。

助けていただいている

「働いている」の尊敬語である「働いていただいている」は、「助けていただいている」に言い換えることができます。

「いつもAさんに働いていただいています」「その件は社長が働いてくださいました」などは、「いつもAさんに助けて頂いています」「その件は社長に助けていただきました」と言った方が自然です。

お世話になっている

「働いている」の謙譲語は「働かせていただいている」です。「働かせていただいている」は「お世話になっている」に言い換えることができます。

「こちらの会社で働かせていただいています」は「こちらの会社でお世話になっています」に言い換えることができます。

「働いている」を使いこなそう!

「働いている」は敬語にすると「丁寧語」「謙譲語」「尊敬語」がそれぞれ、「働いています」「働かせていただいている」「働いてくださっている」の三つの形になります。

「働いてくださっている」は「助けて頂いている」「動いていただいている」「お手伝いしていただいている」などに言い換えた方が自然な場合も多いです。「働かせていただいている」は「お世話になっている」に言い換えることができます。何かしらの機能が動いているということを言い表すときには「機能している」に言い換えることができます。

「働いている」の敬語表現と言い換えを押さえて使いこなせるようになりましょう。

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