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「教えてもらった」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

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「教えてもらった」の敬語表現

「教えてもらった」という言葉はビジネスシーンで活躍する方だけでなく、学生も普段から使う言葉です。目上の人にそのまま「教えてもらった」という言葉を使ってしまうと失礼にあたります。「教えてもらった」という言葉は身分が同じくらいの人に使う言葉とされています。

上司に仕事のやり方などを「教えてもらった」ときにそのまま表現してしまうと怒られるでしょう。そうならないためにもきちんと「教えてもらった」の敬語表現を覚えておきましょう。

「教えてもらった」の敬語での使い方

「教えてもらった」を目上の方に使う場合には「教えていただいた」と言葉を変える必要があります。「教えてもらった」という言葉をそのまま使ってしまうと、この人は敬語がきちんと使えない人なんだという認識になってしまいます。「教えてもらった」は同僚など身分が同じくらいの方などに使うようにしましょう。

「教えてもらった」という言葉は、お客様からご連絡先を教えていただいた場合や、上司から仕事のやり方などを教わったときにお礼を伝えるときの言葉のひとつとして使うことも多いです。「教えてもらった」方にも恥ずかしい思いをさせないためにも正しい敬語表現を覚えておきましょう。

敬語の種類

敬語の種類は大きく分けて、丁寧語・尊敬語・謙譲語の3つに分けられます。細かく分けると5つに分かれますが敬語を覚えるのにはこの3つを覚えておくといいでしょう。

丁寧語はそのままの意味で物事などを丁寧に表現する敬語です。尊敬語は相手をたて、敬意を表す敬語です。謙譲語は自分や自分の身内についてへりくだって、相手を立てる敬語です。どれも敬語あり、立場や状況に合わせて使い分けます。敬語を覚えるにはまず敬語の種類を覚えてどんな敬語があるのかを知ることが大切です。

敬語の上手な使い方

敬語を使うのが上手な人は立場や状況に合わせて、瞬時に敬語表現ができる人です。生まれつき敬語が得意な人はいません。誰しも少なからず敬語について学んだため、敬語表現ができるようになります。

日本では中学生になってから上下関係を学び、敬語を覚える方が多いです。社会に出れば上下関係や敬語は切っても切り離せない存在になります。そういったときに自分が恥ずかしい思いをしないためにきちんとした敬語を学びます。

メールでの使い方

メールでも敬語を使うシーンはたくさんあります。上司などに報告のメールを送るときや、お客様にお礼のメールを送るときなどさまざまな場面で敬語を使います。例えば、何かを「教えてもらった」ときにお礼をメールで伝える場面もあります。「この度は、いろいろと教えていただきありがとうございます」などと表現します。

メールで敬語を使うときに気をつけたいのが、会話よりも丁寧にすることです。メールは相手の表情や状況が分からないので、会話よりも丁寧にすることが大切です。しかし、丁寧にしすぎて敬語が重なる「二重敬語」にならないように注意しましょう。

「教えてもらった」を敬語表現するときの例文

「教えてもらった」は「もらった」の敬語になるので、「教えていただき、ありがとうございます」という謙譲語の表現になります。主語が自分になり、自分の立場を低くする敬語表現です。「教えてもらった」を「教えてくださり、ありがとうございます」と表現する場合もあります。こちらは相手が主語となり、相手に敬意を表す尊敬語になります。

どちらも敬語として成り立っており、どちらを使っても失礼にはあたりません。「教えてもらった」場合には「教えていただいた」も「教えてくださった」もどちらも正しい敬語表現です。

お礼

「教えてもらった」場合、お礼を伝えることが多いです。例えば、初めて取引先に伺う場合に上司の方に取引先までの道を教えてもらった場合には、「詳しく教えていただきありがとうございます」などと表現します。お礼を伝えるときには感謝の気持ちを表現する「感謝しております」や「ありがたく思っております」などを使います。

「この度は、丁寧に教えていただきありがとうございます」など「教えてもらった」だけではなく、「丁寧に」や「細かく」などをつけるとより良い印象になります。

連絡先

連絡先を「教えてもらった」場合には「連絡先をお教えいただきありがとうございます」や、もう少し難しい表現であれば「連絡先のご提示ありがとうございます」などと表現します。「お教えいただきありがとうございます」は比較的よく聞く敬語表現ですが、「連絡先のご提示ありがとうございます」は聞いたことがない方もいるでしょう。

ビジネスシーンで立場がはるかに上の方に使う場合には「連絡先のご提示ありがとうございます」を使う方が良いでしょう。いつも顔を合わせているような上司であれば「連絡をお教えいただきありがとうございます」でも良いでしょう。立場や状況に合わせて使い分けると良いです。

「教えてもらった」の別の敬語表現例

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「教えてもらった」にはたくさんの敬語表現があります。よく聞く敬語表現でえれば「教えていただいた」「教えてくださった」があります。難しい表現になると「ご教授いただいた」や「ご指導いただいた」などがあります。さまざまな敬語表現がありますが、どれも敬語ですので失礼にはあたりません。しかし、立場や状況などを見極めて使い分けましょう。

「教えてもらった」という場合には、後で改まってお礼を伝える場面がある多いので「教えてくださりありがとうございます」や「教えていただきありがとうございます」が使われることが多いです。

いただいた

「教えてもらった」を敬語表現するときに一番使いやすいのが「教えていただきありがとうございます」という言葉です。「教えてもらった」を敬語表現するときに間違えやすいのが「教えてもらえませんか」や「教えてもらっていいですか」などの表現です。「教えていただけますか」や「教えていただいてもいいですか」などと表現しましょう。

何かを「教えてもらった」場合にはお礼を伝えるのが一般的なので「教えてもらった」の敬語表現は必ず覚えておきましょう。また「教えてもらった」で終わらずにそれをどうこれから活かすのかも大切です。

「教えてもらった」の類語

「教えてもらった」にはたくさんの類語があります。「ご教授いただいた」「ご提示いただいた」「お教えいただいた」「ご指導いただいた」などがあります。難しい表現では「教えてもらった」ことを「ご指導ご鞭撻を賜りましたこと、ここに厚く御礼申し上げます」などとも表現します。

これらは、状況や立場などを見極めて使い分けることが大切です。普段から顔合わせていて仲の良い冗談なども言えるような上司に「ご教授いただきありがとうございます」などというと相手からは不快に思われる可能性もありますので、使い分けには注意しましょう。

TPOに合わせて使い分けよう

「教えてもらった」という言葉は日常的に使うような言葉のひとつなので敬語表現を覚えておきましょう。「教えていただいた」だけではなく、「ご指導いただいた」や「ご提示いただいた」なども覚えておくと敬語の引き出しが増えるため普段は使わなくてもいざという時にサッと正しく使えるように覚えておきましょう。

「教えてもらった」という言葉はお礼を伝えるときに使うことが多いので、「教えてもらった」という事実だけではなく感謝の気持ちや教えてもらったことがどう役にたったのかを添えてお礼を伝えるとより良い印象になるでしょう。

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