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「届いていない」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

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「届いていない」の敬語表現

「届いていない」は、丁寧語の形で敬語にすると「届いていません」になります。届くはずのものが届いていない場面で使います。

「到着予定時刻を過ぎているのですが、まだ荷物が届いていません」「御社からのメールは届いていないのですが、ご確認いただけますか」などの使い方をします。

「届いていない」の敬語での使い方

荷物が届いていない、ということを敬語で伝えると「お送りいただいたはずの荷物がまだ届いていないのですが」というような形になります。

「届いていない」という部分だけを敬語表現にするのではなく、「届いていないのですが」という部分を疑問形にしたり、「送ってもらったはずだ」の部分を「お送りいただいたはず」というような形の敬語にしたりして丁寧な表現にします。

敬語の種類

「届いていない」は丁寧語の形で敬語にすると「届いていません」になります。「届いていない」は心境や要求を相手に伝える言葉ではなく、状況を言い表す言葉であるため尊敬語、謙譲語の形にすることはできません。

使い方

「郵便は届いていましたか」「届いていません」、「メールを送ったのですが、届きましたか」「確認しましたが、まだ届いていません」などの使い方をします。

より丁寧に伝えたいという場合は「届いていないのですが、ご確認いただけますか」「届いていないようなのですが、ご確認願えますでしょうか」などの言い方をします。

「届いていません」ではなく、「送っていただけましたか」「お送りいただいておりますでしょうか」というように遠回しにいう場合もあります。

「届いていない」のシーン別の例文

「届いていない」という言葉は、届いていないという状態を言っているだけで相手の非を責めるようなニュアンスはありません。また、こちらに何か問題があるために受け取ることができなかった、というニュアンスもありません。

「郵便は届いていましたか」「届いていません」などの使い方をします。相手の手違いのために届いていない、という場合は「届いていないようなのですが、ご確認願えますか」などの伝え方をします。こちらが出かけていたり移動したりしたために届いていないという場合は「受け取れなかった」という言葉が相応しいです。「受け取れなかった」は敬語で言うと「受け取れませんでした」になります。

メールでの使い方

送って欲しいと伝えていたメールやデータなどが届かない、という場合は「メールが届いていないのですが、ご確認願えますでしょうか」などの伝え方をします。

こちらの通信エラーなどでメールが届かなかったという場合は「申し訳ないのですが、メールを受け取れませんでした。もう一度お送り願えますか」と伝えます。

原因が分からないがメールが届かない、という場合は「メールの受信がうまくいかなくなっているようです」というような伝え方をし「電話をしてもよろしいでしょうか」など替わりの方法を提示しましょう。

宅配便が届かない場合の使い方

「郵便が届いていない」「正しい住所に送っているかどうか確かめて欲しい」ということを敬語で伝える場合は「恐れ入りますが、郵便がまだ届いていません。送付先をご確認願えますでしょうか。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします」というような伝え方をします。

「郵便がまだ届いていない」「今どこにあるのかを知りたい」という場合は「郵便がまだ届いていないのですが、今どこにあるのかを確認する手段はありますか」というような伝え方をします。

届いているかどうかを確認する場面

相手に荷物が「届いていない」という状態ではないかどうかを確認する場合は、「もう届きましたか」を敬語にした表現で伝えるのが一般的です。

「もう届きましたか」は敬語にすると「もうお手元に届きましたでしょうか」「お送りしたお荷物は届きましたでしょうか」などの表現になります。

「届いていない」を敬語表現するときの例文

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「届いていません」以外にもいくつか「届いていない」の敬語表現があります。

「届いておりません」は「届いていません」と同じく丁寧語の形の敬語表現です。「届いていないと思う」を謙譲語の形で敬語にして「届いていないかと存じます」という場合もあります。

また「届いていない、ということはないか」を敬語にする場合は「お手元に届いておりますでしょうか」というように尋ねるのが一般的です。

届いておりません

「届いていません」と同じく丁寧語の形の敬語表現です。「荷物がまだ届いておりません。ご確認いただけますか」「メールはまだ届いておりません」などの使い方をします。

お手元に届いておりますでしょうか

「届いていない」という状態になってはいないかを相手に尋ねる場合は「届いていない、ということはありませんか」ではなく「届きましたか」と聞くのが一般的です。

「お送りした荷物は届きましたでしょうか」「お荷物はお手元に届いておりますでしょうか」などの使い方をします。

「届いていない」の別の敬語表現例

同様の状態を「受け取っていない」と表現する場合もあります。荷物は届いたが、自分が移動したために受け取ることができなかった場合や、会社などに届いてはいるのだろうが自分はまだ受け取っていない、という場合には「受け取っていない」を使います。

「事務所に届いているとは思いますが、まだ受け取っていません」「私書箱に届いているかもしれませんが、まだ受け取っていません」「もうお送りいただいたのですか。私はまだ受け取っていません。一度秘書に確認してみます」などの使い方をします。

送ったかどうかを確認する場合の敬語表現

「届いていない」という状態になったときは、「届いていない」と相手に伝えれば相手が正しく送付したかを確認してくれる場合がほとんどです。しかし、時にはこちらからきちんと送ってくれているのかどうかを確認しなくてはいけない場合もあります。

「送ってくれたか」を敬語にすると「お送りいただいておりますでしょうか」になります。「何処に送ったんだ」を敬語にすると「どちらにお送りいただきましたか」です。「いつ送ったんだ」を敬語にすると「いつお送りいただきましたでしょうか」です。

「まだ届いていないのですが、もうお送りいただいておりますでしょうか。いつお送りいただいたかご確認いただくことはできますか。それから、大変お手数なのですが、どちらにお送りいただいたかもご確認していただけますでしょうか」などの伝え方をします。

お送りいただいておりますでしょうか

「もう送ってくれているか」を敬語で表現すると「お送りいただいておりますでしょうか」になります。

「荷物がまだ届かないのですが、お送りいただいておりますでしょうか」というように使います。

送り先をご確認願えますか

「届いていない」と伝えて、「もう送った」と言われた場合は、何かしらの手違いで送り先を間違えている可能性があります。「送り先を確認して」を敬語で言うと「送り先をご確認願えますか」になります。

「お手数ですが、送り先の住所をご確認いただけますでしょうか。××にお送りいただきたかったのですが、こちらにお送りいただいておりますか」というような伝え方をします。

「届いていない」の敬語表現を使いこなそう!

「届いていない」は、郵便などが届いているかどうかを確認して「届いていない」と報告するような場面か、あるいは届くはずのものが届かないという状態を相手に伝える場面で使います。

「届いていない」を敬語にすると「届いていません」「届いておりません」になります。自分が移動したことなどが原因で荷物がまだ手元に届いていないという場合は「届いていません」ではなく「受け取っていない」を使った方が状況がうまく伝わります。

「届いていません」をより丁寧に伝える場合は、「まだ届いていないのですが、ご確認願えますか」というような伝え方をします。

「届いていない」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。

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