cms-import-tapbiz-wp

「入る」の敬語表現・入るの使い方と例文・別の敬語表現例

[allpage_toc]

「入る」の敬語表現は?

「入る」は、「はいる」と読む場合と「いる」と読む場合の二種類の読み方があります。「はいる」と読む場合の意味は、人や物がある場所・範囲・状態などに移ることで「お風呂に入る」や「部屋に入る」など日常生活に密着した言葉のひとつです。また、「仏門に入る」「話が佳境に入る」など対象が物でなく抽象的な場合もあります。

「いる」と読む場合の意味は、動詞の連用形と一緒に使用してその動詞の行為をより強める意味で使用します。「ぐっすり寝入る」や「恐れ入る」という使い方です。ここでは、「入る」の敬語表現について紹介します。

尊敬語は?

「入る」の尊敬語は、「入られます」や「お入りになる」です。読み方は、「入る」のときの読み方に合わせます。

丁寧語は?

「入る」の丁寧語は、「入ります」です。

「入る」の敬語での使い方は?

「入る」の敬語での使い方について紹介します。読み方は、「入る」のときの読み方に合わせます。

敬語の種類は?

「入る」の尊敬語は、「入られます」や「お入りになります」です。「入る」の丁寧語は、「入ります」です。「入る」の謙譲語は、「お入りします」「入らせていただきます」です。

使い方は?

「入る」の尊敬語は、目上の人のすることに対して使用します。「入る」の丁寧語は、目上の人と話すときなどで敬語で話すときに、丁寧な言葉で話相手に敬意を表します。第三者のことをいう場合に使用します。「入る」の謙譲語は、目上の人に対して、自分の行為をへりくだることにより相手に敬意を表します。

「入る」の敬語を使用する場合に注意しなければいけないのは、相手の身に起こったことでも敬語を使ってはいけないケースがあります。例をあげると、「昨日、空き巣がお入りになられたそうで大変でございましたね」と使うのは、間違いです。

相手の身に起こったことでも、この場合入ったのは、「空き巣」のしたことです。悪い「空き巣」のしたことを「お入りになられた」と表現するのは、明らかにおかしいです。悪い感情を表す語とか俗語は敬意の必要はなく、このような場合は、敬語は、不要です。

メールでの使い方は?

ビジネスのメールにおいては、基本的に敬語です。「入る」の尊敬語は、「入られます」や「お入りになります」です。「入る」の丁寧語は、「入ります」です。「入る」の謙譲語は、「お入りします」「入らせていただきます」です。「入る」は、意味が多岐に渡り、尊敬語と丁寧語・謙譲語の使い分け方が難しいので間違えないように送信前に何度も読み直しましょう。

コピペミス、誤変換、句読点の位置の間違いなどにも気をつけます。送信してから間違いに気づいた場合は、すぐに訂正のメールを送ります

バイトシフトでの使い方は?

「入る」は、外食系などのシフト制のバイトシフトでも使われます。バイトシフトでの使い方は、バイトの予定が入ることを「シフトが入る」といいます。これからバイトの予定を入れることを「シフトに入る」といいます。

[no_toc]

「入る」を敬語表現するときの例文は?

「入る」の敬語表現する場胃合の例文を紹介します。

「入られます」は?

「入られます」は、「入る」の尊敬語のひとつです。尊敬語は、目上の人に敬意を表わすときに使用します。「入られます」の過去形は、「入られました」です。

・部長がこれから会議室に入られます。

部長が会議室へこれから入る様子を敬語表現した尊敬語です。社内では、この表現の例ですが、社外の人へ伝える場合は、「部長がこれから会議室へお入りします」「部長がこれから会議室へ入らせていただきます」などの謙譲語で表現します。

・お客様が館内に入られました。

お客様が入館したことを敬語表現した尊敬語です。

「お入りになります」は?

「お入りになります」は、「入る」の尊敬語のひとつです。尊敬語は、目上の人に敬意を表わすときに使用します。「お入りになります」は、「入られます」の過去形は、「お入りになりました」です。

・お部屋の用意できましたがお入りになりますか。

お客様を部屋に案内する用意ができたので部屋に入るかを尋ねていることを敬語表現した尊敬語です。

・今日から公開の映画に大勢のお客様がお入りになりました。

映画公開初日に大勢のお客さんが入ったことを敬語表現した尊敬語です。

「入ります」は?

「入ります」は、「入る」の丁寧語です。丁寧語は、相手に敬意を表して話すときに使用します。「入ります」の過去形は、「入りました」です。

・もう遅いので寝室に入ります。

遅い時間なので寝室に入ることを敬語表現した丁寧語です。

・わたしは今度仏門に入ります。

仏門に入ることを宣言したことを敬語表現した丁寧語です。

「お入りします」は?

「お入りします」は、「入る」の謙譲語です。謙譲語は、目上の人に対して、自分の行為をへりくだることにより相手に敬意を表します。「お入りします」の過去形は「お入りしました」です。

・これより貴社の事務所にお入りします。

これからお客さんの会社の事務所に入ることを敬語表現した謙譲語です。

・受付の手続き終了次第お入りします。

手続きが終わり次第入ることを敬語表現した謙譲語です。

「入らせていただきます」は?

「入らせていただきます」は、「入る」の謙譲語です。謙譲語は、目上の人に対して、自分の行為をへりくだることにより相手に敬意を表します。「入らせていただきます」の過去形は「入らせていただきました」です。

・これより施設へ入らせていただきます。

これからお客さんの施設に入ることを敬語表現した謙譲語です。

・ご不在でしたので受付の許可を得て入らせていただきました。

不在だったので受付の許可を得て入ったことを敬語表現した謙譲語です。

「入る」の別の敬語表現例は?

「入る」の行動は、「入〇」と〇の部分に行動の文字を入れて名詞に置き換えることができます。「部屋に入る」は、「入室」で敬語表現は、尊敬語は「入室される」丁寧語は「入室します」謙譲語が「ご入室します」「入室させていただきます」です。

同じ例で、「お風呂に入る」は、「入浴」の表現ができます。「入浴」の敬語表現は、尊敬語は「入浴される」丁寧語は「入浴します」謙譲語が「ご入浴します」「入浴させていただきます」です。

「入〇」以外の別の敬語表現例も紹介します。「トイレに入る」を別の敬語表現すると、尊敬語は「用を足される」丁寧語は「用を足します」謙譲語では、「用足しにいってきます」「用を足させていただきます」です。「嫁に入る」を別の敬語表現すると、尊敬語は「嫁がれる」丁寧語が「嫁ぎます」謙譲語では、「嫁がせていただきます」になります。

「入る」の類語の敬語表現は?

「入る」の類語の敬語表現として「立ち入る」「潜り込む」「入れる」の敬語表現を紹介します。

「立ち入る」は?

[no_toc]

「立ち入る」の意味はある場所の中にはいる、入り込むことです。「立ち入る」と「入る」の違いは、立ち入るの方が入る度合いが高いです。「立ち入る」の敬語表現は、尊敬語が「立ち入られる」丁寧語が「立ち入ります」謙譲語が「立ち入らせていただきます」です。

「潜り込む」は?

「潜り込む」の意味は、水中や物の下などに入り込む。ひそかにその中に入り込む、潜入する、正規の手段をとらないで入り込むことです。「潜り込む」と「入る」の違いは、「潜り込む」の方は、ひそかに入るというニュアンスがあります。「滑り込む」の敬語表現は、尊敬語が「潜り込まれる」丁寧語が「潜り込みます」謙譲語が「潜り込ませていただきます」です。

「入れる」は?

「入れる」は、人や物をある場所・範囲・状態などに移ることで「入る」行為を補佐したり実行します。「入れる」は、「入る」と文字も似ていて混同しやすいので間違えないように気をつけましょう。

「入れる」の尊敬語が「入れられます」謙譲語が「お入れします」「入れさせていただきます」丁寧語が「入れます」「お入れします」です。

「入る」の敬語表現を理解して正しく使おう

「入る」は、様々なものが「入る」ことを表現する言葉でさまざまな敬語表現があります。うそれだけに敬語表現が間違えやすい言葉です。正しく理解して正しく使えるようにしましょう。
モバイルバージョンを終了