[allpage_toc]
「質問する」の敬語表現
謙譲語
相手に質問するときは何かわからないことを尋ねる時に、「質問したい」という意思を表示してうかがいます。どこかへ行く予定があるときに途中で道がわからなくなった時は、「道をお尋ねしたいのですが、教えていただけませんか」と聞くことが多いです。
どこかへの行き方を相手に聞くことは、誰にでもあることです。地図アプリですべて解決できる場合は別として、ある建物内でどこかの部屋への道順を質問する場面はあるでしょう。「尋ねる」と「質問する」はわからないことを相手に聞く時に行う行動です。
「質問する」の敬語での使い方
ビジネスで相手に質問する機会は多いです。会議やミーティングでの質問や、相手に対してメールで質問する機会も多いでしょう。ビジネスでのメールの使い方を例文なども、一緒にご紹介します。
敬語の種類
丁寧語は相手に直接敬意を表し、「お、御」接頭語をつけ、「です、ます、ございます」といった言葉を語尾につけます。また接頭語をつける「ご飯」、「お茶」なども丁寧語になります。
謙譲語は、自分自身や自分の行動などを謙遜してへりくだった表現をすることで、相手の地位を高めて敬意を表す言葉の使い方です。
敬語の使い方
しかし社外に出れば上司も同じグループの一員になりますので取引先に対して自分の上司について話す場合には敬語を使う必要がありませんので注意が必要です。
二重敬語に注意
また二重敬語のことを知っていることで違和感のない敬語や丁寧語を使うことができますので頭に入れてきましょう。
メールでの使い方
電話や直接会って質問する時にメモや録音機があれば記録を取ることができますがメールにすれば常に記録に残すことができる事がメリットです。
直接会って質問をする場合、相手や自分のスケジュールの都合で対面できない場合があります。メールで質問をするときは相手も自分も見る事のできる時間に質問を確認することができるので時間の調整がしやすいこともメリットとしてあります。
ビジネスでの使い方
回答を急がない質問や重要でない質問項目をメールする場合は相手へ不快感を与えてしまう場合もありますので注意が必要です。
打ち合わせに対して質問する場合
平素より大変お世話になっております。株式会社〇〇の山田です。
〇〇に関する打ち合わせの日程なのですが、
〇月〇日 または 〇月〇日 にご都合はいかがでしょうか
ご検討のうえ、お返事いただけると幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
[no_toc]
相手に不明な点がないかを質問する場合
お世話になっております。
平素は弊社の商品をご愛用頂きまして、誠にありがとうございます。
さて、今月より〇〇様におかれましては
〇〇につきましてご利用いただくことになりましたが
その後ご不明な点はございませんか。
もしご不明な点がございましたら、当方まで何なりとお申し付けください。
メールで質問する際に大切な事
ちょっとした質問をするようでも会社の品格を問われる部分でもありますので、相手の交換が得られるメールを送信するように心がけましょう。
「質問する」を敬語表現するときの例文
また質問をする際は、「よろしければ教えてください」という気持ちを忘れないようにしましょう。自分には当たり前の質問であっても相手にとっては、聞かれたくないこともあります。
差支えなく答えやすい内容を質問する配慮も大切でしょう。
「質問する」の例文
「ご質問があります」とした場合は「ご」をつけた「質問」は自身がすることですので敬意を表す部分が違います。
ご質問いたします
「質問する」の別の敬語表現例
尋ねるという言葉は自分がする行動で、質問する行動を表しています。「うかがう」という言葉は自身が相手にお伺いしますという頭を下げて尋ねる表現になりますので「尋ねる」という言葉の謙った表現になります。
「質問がございますのでお尋ねします。」
「先日注文させていただいた商品について質問がございます。」
のように同じような表現になります。
うかがう
「教えていただきたいことがございます」
うかがうという言葉には「聞く」という意味もありますので、質問するときに答えを聞きたい意思を表現するときや、質問の答えを聞いた事を表現するときに使います。
例:
「今日の会議の詳細は先日うかがっております。」
「ちょっとうかがいたいのですが、このあたりに公園はありますか?」
「質問する」敬語と別の言葉で表現した時に「うかがう」という言葉はその聞いた結果の意味がありますので「うかがっている」や「うかがう」は「質問する」行動とも同じような意味になります。
質問するときは相手への配慮や立場を意識
相手への敬意や、ビジネスシーンでの自身の立場を意識して相手に不快に思われることの内容に質問することが大切でしょう。