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相槌について
自分の話をする人は、自分が話したくて話しているか、頼まれて話しているか、沈黙が怖くて話しているか、話さざるを得ない状況であるかのどれかです。
その中で、しっかりと相槌という返事をしっかりしている人というのは、一緒にこのコミュニケーションを成立させようという気があるとみなされます。
「そうですね」の敬語表現
「そうでございますね」というのはあまり使われない表現です。最後の「ね」が少し恩着せがましく、好印象ではないのでしょう。
ですから、「そうですね」というときに敬語を使いたければ「そう思います」といったほうが丁寧かつ無難で印象が少し良くなります。何かに同意するときに「そうですね」の代わりに「そう思います」と使いましょう。ただし、使い方によっては「そうですね」と違う意味になってしまうので、同意する場面でのみ使いましょう。
「そうですね」の別の敬語表現例
敬語の種類
「おっしゃる通り」というのは、「言う」という言葉の敬語表現である「おっしゃる」で、「通り」は「その通り」という意味の組み合わせです。「そうですね」というよりも、自然に敬語で相手方と喋ることができる印象です。企業の面接や取引先の相手と話す際によく使われる「そうですね」の敬語表現です。
「左様でございます」には、「そうですね」の意味がありますが、仰々しすぎてなかなか使う機会がありません。自分が平社員で社長や会長に「そうですね」という言葉を使うという場面に敬語で通したいなら適するでしょう。そうでない立場の人だと嫌味に聞こえてしまいます。
使い方
「おっしゃる通りです」
「おっしゃる通り」はクライアントとの取引や面接時に使うことができます。また、相手に敬意を込める場合です。友達同士では使いません。初対面だったり目上の人と会話をして「そうですね」と相槌を打ちたいときに正式に使われる敬語です。
具体的な例として、クライアントが自分が思っていることをそのまま口に出してくれた時を考えてみましょう。「私はこのような考えでこの製品を開発しました。現代では世界的にこのような情勢だからです。」といわれ、「そうですね」と思ったところで「おっしゃる通りです」と言いましょう。
「左様でございます」
親しい仲でのあえての返しでは使われることはありますが、普通の敬語を使う場面ではなかなかこのレベルの敬語を使う機会はなかなかありません。商業者なら商品を売りたいときにはよく使うことになるでしょう。
しかし、現に立場が上で、そのくらいの敬語を使ってもおかしくない人にはとても好印象な「そうですね」の敬語表現となります。
具体的な例で言うと、「世界情勢は緊迫している」という言葉に「そうですね」と相槌を打ちたかったら「左様でございます」と返しましょう。
メールでの使い方
敬語表現としては「左様でございます」よりも「おっしゃる通りです」のほうが好印象になります。そしてなにより使い勝手が良いです。
例えば、「貴方が○○とおっしゃっていた通りにことを進めてございます。」と敬語表現します。メールでの相槌というものはないので、相手が言っていたことを追随するときに「そうですね」のような使い方として「おっしゃる通り」と使うことができます。
「そうですね」以外の相槌の敬語
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はい
「そうですね」の敬語表現について
すべて「そうですね」と同じ意味では使うことはできませんが、同意する場面で使うことができます。敬語表現をしっかりと身につけて、自分のコミュニケーションの手段の1つとしていきましょう。