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「連絡待ってます」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

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「連絡待ってます」の敬語表現

「連絡待ってます」の敬語表現は日常生活からビジネスの場面までいろいろな状況で使われます。

目上の人に連絡待ってますと伝えるときや目上の人が連絡を待っているようなときに「連絡待ってます」と正しく敬語で言えるでしょうか。また、「連絡待ってます」はどのように敬語で表現するのでしょうか。

はじめに、「連絡待ってます」の敬語表現について丁寧語、尊敬語、謙譲語の3つに分けてご紹介していきます。

丁寧語

「連絡待ってます」を丁寧語で表現するとそのまま「(ご)連絡待ってます」です。丁寧語は「です、ます、ございます」を使って丁寧な表現をして相手に敬意を示す敬語表現なので「連絡を待つ」に丁寧語の語尾「ます」をつけて「(ご)連絡待ってます」となります。

「連絡待ってます」の丁寧語「(ご)連絡待ってます」という敬語表現を用いた例文を下記にあげていきます。

「決まったらご連絡ください。ご連絡待ってます。」

「遅くなっても構いませんのでご連絡待ってます。」

尊敬語

「連絡待ってます」を尊敬語で表現すると「(ご)連絡をお待ちになる」です。

尊敬語は動作主に対して敬意を示す敬語表現なので連絡を待っているのは目上の人です。なのでこの目上の人の言動に敬意を示さなければいけません。尊敬語の敬語表現である「お~になる」という尊敬語の敬語表現を利用して「(ご)連絡をお待ちになる」とします。

「連絡待ってます」の尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」を用いた例文を下記にあげます。

「もうしばらく連絡をお待ちになるそうです。」

「ご連絡をお待ちになっているのでできるだけ早めにご連絡をよろしくお願いします。」

謙譲語

「連絡待ってます」の謙譲語は「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」です。

謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手を持ち上げて相手に敬意を示す敬語表現であるため連絡を待つという動作を行うのは自分自身になります。

「連絡待ってます」を謙譲語にするには、謙譲語の敬語表現「お~する」をつけて「(ご)連絡お待ちしております」とするか、同じく謙譲語の敬語表現「申し上げる」をつけて「(ご)連絡お待ち申し上げております」とすることで謙譲語にすることができます。

「連絡待ってます」の謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」を用いた例文を下記にあげていきます。

「いつでもご連絡お待ちしております。」

「お手すきの際に一度ご連絡いただけますと幸いです。○○様からのご連絡お待ち申し上げております。」

「連絡待ってます」の敬語表現には「ご」がつく

「連絡待ってます」と目上の人に敬語で言うときには「連絡」という言葉に丁寧さを出すことができる「ご」をつけて「ご連絡」という形でよく使われます。そして誰がその言動を行うのか、誰に敬意をはらう必要があるのかによって「ご連絡」の後ろの敬語表現が変わってきます。

たとえば「ご依頼」、「お返事」などのように「お」や「ご」をつけて丁寧な敬語表現になる言葉はたくさんあります。「連絡」にも「ご」をつけて「ご連絡」とすることで「連絡」というよりも丁寧な印象の敬語表現になります。

「連絡待ってます」の敬語での使い方

「連絡待ってます」の敬語表現は実際どのように使われるのでしょうか。ここでは「連絡待ってます」の敬語表現の基本的な使い方、メールでの使い方、ビジネスでの使い方、目上の人への使い方の、具体例をあげてそれぞれご紹介していきます。

敬語の種類

「連絡待ってます」の敬語表現のところで先ほど少し取りあげたように敬語の種類には大きく分けて丁寧語、尊敬語、謙譲語の三種類があります。敬語を丁寧語、尊敬語、謙譲語のタイプ別にまとめると以下のようになります。

丁寧語「(ご)連絡待ってます」は「です、ます、ございます」などを用いて丁寧に話すことで話し相手に敬意を示します。

尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」は相手の動作、実際に連絡を待っている人に対して敬意を示めす敬語表現です。

謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」は自分の動作をへりくだって表現して相手に敬意を示す敬語表現です。連絡を待っている張本人である自分を下げて相対的に相手の立場を上げる敬語表現です。

話をする相手や実際に連絡を待っているのは誰なのかに合わせて適切に敬語を使い分けることが必要です。

使い方

「連絡待ってます」の敬語表現は目上の人が連絡を待ってくれていることを表現したり、目上の人に自分が連絡を待っていると言いたいときに使われます。

「連絡待ってます」の使い方としては丁寧語「(ご)連絡待ってます」では丁寧さは高くはないですが連絡を待っているということを目上の人に敬語を使って簡潔かつシンプルに伝えることができます。

「連絡待ってます」の尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」を用いると敬意をはらうべき目上の人が連絡を待ってくれている場合に使うことができます。また、目上の人が連絡を待ってくれているということ対して敬意を示すことができます。

「連絡待ってます」の謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」は、自分が連絡を待っているときに自分をへりくだって表現することで相手に敬意を示したいときに用いる敬語表現です。

メールでの使い方

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「連絡待ってます」の敬語表現はメールではどのように使われるのでしょうか。具体例をあげて使い方をご紹介していきます。

丁寧語「(ご)連絡待ってます」を用いた例です。

「お決まりになりましたら下記までご連絡ください。いつでも構いませんのでご連絡待ってます。」

続いて「連絡待ってます」の尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」を用いた例です。

「お客様がご連絡をお待ちになっていますので、お忙しい中大変恐縮ではございますが下記まで本日中にご連絡いただけますでしょうか。」

最後に「連絡待ってます」の謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」の例です。

「○○様からのご連絡を社員一同心よりお待ち申し上げております。」

ビジネスでの使い方

「連絡待ってます」の敬語表現はビジネスでも多く用いられますがビジネスの場面ではどのように使われるのでしょうか。具体例をあげて使い方をご紹介していきます。

丁寧語「(ご)連絡待ってます」を用いた例です。

「お手すきの際で結構ですのでご連絡待ってます。」

続いて「連絡待ってます」の尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」を用いた例です。

「先方様が連絡をお待ちになっているので今週中にご回答をいただけますでしょうか。」

最後に「連絡待ってます」の謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」の例です。

「何かございましたらいつでもご連絡お待ちしております。」

目上の人への使い方

「連絡待ってます」と目上の人へはどのように使われるのでしょうか。いくつか例をあげて使い方をご紹介していきます。

丁寧語「(ご)連絡待ってます」を用いた例です。

「終わり次第お迎えに上がりますのでご連絡待ってます。」

続いて「連絡待ってます」の尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」を用いた例です。

「まだ先方から連絡が来ていないようですが、このまま今週いっぱいまで連絡をお待ちになりますか。」

最後に「連絡待ってます」の謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」の例です。

「詳細をお伺い次第作業を進めますのでご連絡お待ちしております。」

「連絡待ってます」を敬語表現するときの例文

「連絡待ってます」は幅広く使われる敬語表現なので、敬語で表現する際にはいろいろな状況がありますが、ここではよく使われる表現にしぼってどのように使われるのかをご紹介していきます。

今回は連絡を待ってますので早めに連絡をくださいと連絡を催促する際の敬語についてとりあげていきます。

連絡をこれ以上待っていられないときもあります。「連絡待ってますので早く連絡がほしい」は敬語ではどのように用いられるのでしょうか。例文をあげながらご紹介していきます。

「連絡待ってます」ので早く連絡がほしい

「連絡を待っているので早く連絡がほしい」と敬語でいう場合に「早く連絡をください」とダイレクトに言い過ぎるとせっかく敬語を使っても丁寧に聞こえないこともあります。

なので「早く連絡がほしい」と言いたいときには丁寧にお願いする形で言わなければいけません。

丁寧語「(ご)連絡待ってます」を用いて例文をご紹介します。

「お忙しい中大変恐縮ではございますが早めのご連絡待ってます。」

尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」を用いた例文をご紹介します。

「お客様がご連絡をお待ちになっているようでございますのでお手数をおかけし申し訳ございませんが早急にご対応いただけますと幸いです。」

謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」を用いた例文をご紹介します。

「ご連絡お待ち申し上げておりますので決まり次第早めにご連絡いただけますでしょうか。」

「連絡待ってます」の別の敬語表現例

「連絡待ってます」を別の敬語表現で表すとどのようなものがあるのでしょうか。ここでは「連絡待ってます」の別の敬語表現と具体例をご紹介していきます。

報告

「連絡待ってます」を別の表現を用いて表せる言葉に「報告待ってます」があります。ただし、報告は結果を述べるというニュアンスが強いです。

たとえば、丁寧語「(ご)連絡待ってます」は「報告」を用いると「(ご)報告待ってます」となり、例をあげると「終わり次第(ご)連絡待ってます」は「終わり次第(ご)報告待ってます」と言うことができます。

尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」は「報告」を用いると「(ご)報告をお待ちになる」となり、例をあげると「社長が連絡をお待ちになっています」は「社長が報告をお待ちになっています」と言い換えることができます。

最後に謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」は「(ご)報告お待ちしております」や「(ご)報告お待ち申し上げております」になります。

「連絡待ってます」は頻出表現

今回は「連絡待ってます」の敬語表現をご紹介してきました。「連絡待ってます」という表現はビジネスの場面から日常生活にいたるまで非常に幅広く頻繁に使われます。

そのため、何気なく「連絡待ってます」という表現を使っていたり、耳にしていたという方も多いのではないでしょうか。

敬語は間違った使い方をすると、失礼になってしまうことも多々あります。難しいこともたくさんありますが、覚えてしまえば応用できる範囲も広いため、少しずつ習得していきましょう。

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