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「気をつけてください」の意味と使い方は?
「気をつけてください」の使い方は、「挨拶の一文」、「体調に注意してほしいとき」、「出かけるとき」、「注意して観察してほしいとき」、「注意を払ってほしいとき」、「忠告するとき」、「危ない場所を通るとき」、「危ないことをしようとしているとき」など幅広いです。「気をつけてください」の敬語表現について詳しくご紹介していきます。
「気をつけてください」の敬語表現は?
「気をつけてください」の敬語表現で気をつけるのが、「お気をつけてください」といわないことです。この敬語表現は誤用です。理由は、「お」を前に付けるのは、名詞か形容詞に限られていて「気をつけて」の動詞に「お」を付けるのは不適切です。
「気をつけてください」を敬語表現しないと?
「気をつけてください」は、敬語表現でもかなり柔らかく丁寧な言葉使いをするように心がけましょう。相手にきつい言葉に感じさせてしまうことがあるので意識して使用するようにしましょう。
「気をつけてください」の敬語での使い方は?
敬語の種類は?
使い方は?
言い換えの例としては、「お気をつけてお過ごしください」、「お気をつけておでかけくださいませ」などがあります。以下で詳しくご紹介していきます。
メールでの使い方は?
「気をつけてください」をメールで書く場合、「つ」の部分を「気をつけてください」とひらがなで表記する場合と「気を付けてください」と漢字で表記する場合があります。どちらでも間違いではないですが、同じメールで複数回使用する場合は、混在させずどちらかに統一します。
ビジネスメールでは、「気をつけてください」の一文は、文末に入れます。要件の後に、「気をつけてください」の一文で健康面を気づかうだけで相手に対する印象を変えることもできます。「気をつけてください」をうまく使いましょう。
電話での使い方は?
電話では、「気をつけてください」の言葉は、最後電話を切る前の挨拶の時に言います。要件の後に、「どうぞ体調に気をつけてください」の一言で健康面を気づかうだけで相手に対する印象をよくすることができます。
「またこの人と電話で話しをしたい」と相手に思われるように「気をつけてください」の敬語表現をうまく使いましょう。相手を思いやる「気を付けてください」の伝え方ができると良いでしょう。
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手紙での使い方は?
手紙では、「気をつけてください」の一文は、文末に入れます。手紙は、メールやハガキと比べ相手に気持ちを伝えやすい文書です。要件の後に、「気をつけてください」の一文で健康面を気づかうだけで相手に対する自分の印象をぐんとよくすることができます。
ハガキでの使い方は?
ハガキでは、「気をつけてください」の一文は、文末に入れます。ハガキは、年賀状や暑中見舞いなどの季節の挨拶で送ることが多い文書です。要件の後に、「気をつけてください」の一文で健康面を気づかうだけで相手に対する印象をさらに変えることもできます。「気をつけてください」をうまく利用して相手のこちらに対する印象をよくしましょう。
目上の人への使い方は?
また、「お気をつけください」の前に、「どうか」、「どうぞ」、「くれぐれも」を加えると、柔らかく丁寧な表現になります。
相手に心象をよくしたからといってすぐに結果が出るわけではありません。継続の積み重ねを地道に重ねていけばいつか結果は出ます。
「気をつけてください」を敬語表現するときの例文は
体調では?
体調面に関する「気をつけてください」の敬語表現は、健康の人に対してのみ使用します。病気の人に対しては、「お大事になさってください」の敬語表現を使用してください。「体調」に関する「気をつけてください」の敬語表現の例文を紹介します。
・寒暖差の激しい時節です。くれぐれもお体にお気をつけてお過ごしください。
・お元気で何よりです。体調にお気をつけていつまでも元気にお過ごしください。
・まだまだ暑い日が続きますが、どうぞお体にお気をつけてくださいますように。
・春の訪れはまだまだ先になりそうですが、お体にお気をつけて寒さを乗り越えてください。
・インフルエンザが流行っています。くれぐれも体調管理にお気をつけてお過ごしください。
出張や外出では?
「出張や外出」に関する「気をつけてください」の例文を紹介します。
・くれぐれも安全運転でお気をつけてお出かけください。
・現地は、大雪とニュースで報道されていました。どうかお気をつけていってらっしゃいませ。
・お土産などのお気遣いは無用です。どうぞお気をつけてお出かけくださいませ。
・現地はちょうど桜が見ごろです。お気をつけていってらっしゃい。
・ニューヨークは、治安が悪いです。くれぐれも気をつけてお出かけください。
「気をつけてください」の別の敬語表現例は?
「ご留意ください」の敬語表現の例文を紹介します。
・くれぐれも風邪などひかれることのないようにご留意ください。
・寒い日がつづきます。どうかお体にご留意ください。
・くれぐれも無理なさらぬようご留意ください。
・健康に留意されていつまでもお元気でお過ごしください。
・お元気そうで何よりです。引き続きどうぞ体調にご留意ください。
「気をつけてください」をさりげなくつかいこなそう
「気をつけてください」の敬語表現は、使い慣れないとなかなかうまく使えません。つい、「気をつけて」と通常会話の言い方になってしまいがちです。日頃から使う場面を想定して使う場面に遭遇した時、さりげなく使いこなせるようにしましょう。
また、メールや手紙・はがきなどの文書では、必ず文末に「気をつけてください」の敬語表現を沿えるように心がけて実行します。同じ内容の文章でも文末に「気をつけてください」の一文が入っているかいないかで相手に与える印象がまるで違います。さりげなく入れて相手に気配りのできる人との好印象を与えるようにしましょう。