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「紹介してもらう」の敬語表現
「紹介してもらう」の敬語表現について詳しく見ていきましょう。まず、「紹介してもらう」の敬語表現について丁寧語、尊敬語、謙譲語の3つに分けてご紹介していきます。
丁寧語
「紹介してもらう」の丁寧語「紹介してもらいます」という敬語表現を用いた例文をいくつかあげていきます。
・新しい担当者を紹介してもらいました。
・○○さんに明日専門の先生を紹介してもらいます。
尊敬語
つまり紹介するのは目上の人です。実際に紹介してくれる人である目上の人に敬意を示さなければいけません。尊敬語の敬語表現の「~してくださる」という尊敬語の敬語表現を利用して「紹介してくださる」とします。
「紹介してもらう」の尊敬語「紹介してくださる」を用いた例文をあげます。
・新しい担当者を紹介してくださった。
・○○さんが明日専門の先生を紹介してくださる。
謙譲語
「紹介してもらう」を謙譲語にするには謙譲語の敬語表現「~していただく」をつけます。「紹介していただく」とすることで謙譲語にすることができます。
「紹介してもらう」の謙譲語「紹介していただく」を用いた例文をあげていきます。
・新しい担当者を紹介していただいた。
・○○さんに明日専門の先生を紹介していただく。
「紹介」の敬語表現には「ご」がつく
たとえば「ご結婚」や「ご連絡」、「お料理」や「お誕生日」などのように「お」や「ご」をつけて丁寧な敬語表現になる言葉はたくさんあります。「紹介」にも「ご」をつけて「ご紹介」とすることで「紹介」というよりも丁寧な印象の敬語表現になります。
「紹介してもらう」の敬語での使い方
敬語の種類
丁寧語の表現は「紹介してもらいます」です。これは「紹介してもらう」に丁寧語の表現である「です、ます、ございます」などを使って丁寧に表現をして話すことで話し相手に敬意を示す敬語表現です。
尊敬語の表現は「紹介してくださる」です。これは紹介してもらう側の自分ではなく、目上の人が紹介してくれることに対して敬意を示します。
謙譲語の表現は「紹介していただく」です。これは自分が誰かを紹介することをへりくだって表現することで相手を持ち上げて敬意を示す表現です。
「紹介してもらう」の使い方
「紹介してもらう」の尊敬語「紹介してくださる」を用いると紹介してもらう自分自身ではなく、敬意をはらうべき目上の人が誰かを紹介してくれる場合に使うことができます。目上の人が誰かを紹介するということ対して敬意を示すことができます。
「紹介してもらう」の謙譲語「紹介していただく」は「自分が目上の人から誰かを紹介してもらう」ということをへりくだって表現しています。この表現をすることによって相手に敬意を示すことができます。
メールでの使い方
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まずは「紹介してもらう」の丁寧語「紹介してもらいます」を用いた例です。
「お友達をご紹介してもらいますと素敵な景品が当たる抽選にご参加いただけます。詳しい参加方法などは下記のリンクをクリックしてご確認ください」
続いて「紹介してもらう」の尊敬語「紹介してくださる」を用いた例です。
「本日はいろいろな物件を紹介してくださり、ありがとうございました。主人と相談して改めてご連絡させていただきます」
最後に「紹介してもらう」の謙譲語「紹介していただく」の例です。
「本日は○○様をご紹介いただきましてありがとうございました。おかげさまでこの分野に精通した方とお話を進めることができました。」
「紹介してもらう」を敬語表現するときの例文
今回は「紹介してもらう」ことをお願いするときに使う「紹介してもらえませんか」の敬語表現について取り上げていきます。「紹介してもらう」ことをお願いするときの「紹介してもらえませんか」を敬語で言うときにはどのように言うのでしょうか。例文をあげながらご紹介していきます。
紹介してもらえませんか
「この件に関して詳しい方を紹介してもらえませんか。」
「紹介してもらえませんか」の尊敬語は「紹介してくださいませんか」です。例文をご紹介します。
「お友達でこの分野で仕事をされている方がいればご紹介してくださいませんか。」
「紹介してもらえませんか」の謙譲語は「紹介していただけませんか」です。例文をご紹介します。
「これの修理をできる方が身近にいればご紹介していただけませんか。」
「紹介してもらう」の別の敬語表現例
引き合わせてもらう
丁寧語「紹介してもらいます」は「引き合わせてもらう」を用いると「引き合わせてもらいます」となります。「○○さんに紹介してもらいました」は「○○さんに引き合わせてもらいました」と言うことができます。
尊敬語「紹介してくださる」は「引き合わせてもらう」を用いると「お引き合わせくださる」となります。「○○さんがご紹介してくださった」は「○○さんがお引き合わせくださった」と言い換えることができます。
最後に謙譲語「紹介していただく」は「引き合わせてもらう」を用いると「お引き合わせいただく」ということができます。「○○さんにご紹介いただきました」は「○○さんにお引き合わせいただきました」と言い換えられます。
仲立ちしてもらう
たとえば丁寧語「紹介してもらいます」は「仲立ちしてもらう」を用いると「仲立ちしてもらいます」となります。「○○さんに紹介してもらいました」は「○○さんに仲立ちしてもらいました」と言うことができます。
尊敬語「紹介してくださる」は「仲立ちしてもらう」を用いると「仲立ちしてくださる」となります。「○○さんがご紹介してくださった」は「○○さんが仲立ちしてくださった」と言い換えることができます。
最後に謙譲語「紹介していただく」は「仲立ちしてもらう」を用いると「仲立ちしていただく」と言うことができます。「○○さんにご紹介いただきました」は「○○さんに仲立ちしていただきました」と言い換えられます。
口を利いてもらう
たとえば丁寧語「紹介してもらいます」は「口を利いてもらう」を用いると「口を利いてもらいます」となります。「○○さんに紹介してもらいました」は「○○さんに口を利いてもらいました」と言うことができます。
尊敬語「紹介してくださる」は「口を利いてもらう」を用いると「口を利いてくださる」となります。「○○さんがご紹介してくださった」は「○○さんが口を利いてくださった」と言い換えることができます。
最後に謙譲語「紹介していただく」は「口を利いてもらう」を用いると「口を利いていただく」ということができます。「○○さんにご紹介いただきました」は「○○さんに口を利いていただきました」と言い換えられます。
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紹介してもらったときにはしっかりお礼を
「紹介してもらう」は「です、ます、ございます」をつけると丁寧語になります。「紹介してくださる」のように紹介してもらう側の自分ではなく紹介してくれる目上の人をあげ「紹介」に「~してくださる」をつけると尊敬語になります。「ご紹介いただく」のように「紹介」に「いたす」、「~していただく」をつけると謙譲語になります。
「紹介してもらう」の正しい敬語表現を使えるようになりましょう。目上の人に誰かを紹介してもらったときには正しい敬語を使って、しっかり感謝の気持ちを述べるようにしましょう。