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「米印」の意味と使い方・類語・読み方・記号の出し方|暗証番号

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「米印」って?意味と使い方をご紹介!

「米印」と聞いただけでは、どの記号のことを言っているのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「米印」とは、記号の一種である「※」のことを言い、ビジネス文章などで一度は、見たことがあるでしょう。ですが、この記号がそのような意味があるのか、どのような使い方をするのか、知らずに使っている方も多いでしょう。

「米印」は、インターネットに接続できるコンピュータの文字入力の中に含まれている記号なので、インターネットを使用するのであれば、知っておくと役立つ時があるでしょう。

それでは、「米印」の意味や使い方についてをご紹介していきます。

意味

「米印」は、「約物記号(punctuation mark)」という文字表記記号の一種で、「約物」とは「言語記述に使用する記述記号類の総称」の事を言います。約物記号には、句読点や括弧(かっこ)、アクセント、疑問符(?)などのことも言い、もともとは「締めくくるもの」を意味する印刷用語でした。

「※」を「米印」と呼ぶ理由は、全く同じ形ではありませんが、漢字の「米」に似ていることからきています。そのことから、「※」は「米印」と呼ばれるようになったと言われています。

基本の使い方

「米印」は、パソコンやスマートフォンなどで文字入力をするキーボードにも記載されていることから、「文字と同じように使用する」ことが基本的な使い方になります。

使い方としては、文中の注釈や章末のコメントで、本文と区別をつけるために使います。例えば、「アメジストは紫色の鉱石である。※黄色のものはシトリンと呼ばれる」のように、本文に補足的説明=注釈を付け加える時に、注釈となる文章の文頭に「※(米印)」を付けます。

もし、複数の注釈がある場合は、「※1・※2」のように「米印」の後に数字を付けて区別することもあります。

他の使い方

他の使い方として、「米印」を「べいいん」と呼ぶように「米」と形が似ていることから、米屋さん(米穀店)が「看板などにシンボルマークとして使用する」こともあります。昔からある米屋さんでは、「米」のシンボルマークとしての「※」を看板で見ることがあります。

「米印」の類語や言い換え表現ってある?

「米印」の類語となる言葉はありませんが、約物記号という括りで考えると、「句読点(、。)括弧(「」『』()など)アクセント(^など)疑問符(?)感嘆符(!)短剣符(†など)中点(・)斜線(/)ダッシュ(–)ハイフン(-)リーダ(…)通貨記号($など)単位記号(℃など)など」が同属の語になります。

言い換え表現としては、「ライスシンボル」があります。「ライスシンボル」は英語圏で用いられる「※」の名称ですが、和訳の直訳では「米の象徴」になるため、イメージとしては「米屋さんで使用される※」です。

また、外国には「ライスシンボル」という名称や「※」という記号自体を知らない方も多いため、「米印・※・ライスシンボル」と言っても伝わらない場合もないとは言えません。

ところで「米印」の読み方は「こめじるし」?

約物記号は、読むものではなく見るものであり、その形から意味を理解するものでした。しかし、慣用(一般・普通)的に用いられる時は、「読み」という音の表現を言葉で記すこともあります。

そのような時には、約物記号の発音となる言葉を意味付けされ、「米印」と呼ばれる「※」は慣用的に用いる場合は「米の印」という意味付けをします。

このことから「米印」の読み方は、「こめじるし」と読むのが正しい読み方になり、「べいじるし」や「こめいん」などではありません。

「米印」の正式名称は?よく間違えられるので注意!

「※」を見た時に、「米印」の他にも「スターマーク・星印・アスタリスク」などという方もいらっしゃるでしょう。インターネットの発祥が英語圏のためか、コンピュータシステム名や記号名などは英語が多いのですが、実は「※」という記号は日本特有のもので、正式名称は「米印(こめじるし)」なのです。

外国の方からは、「ライスシンボル」と呼ばれ、国内外を問わず、「※」や「米印」を知らない方からは「スターマーク」「アスタリスク」と間違えることが多いです。

外国の方に「※」を伝える時には「アスタリスク」でも伝わる場合もありますが、正式名称は「米印(こめじるし)」なので、間違わないように気を付けましょう。

似ている記号「⚹」との違いは?

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「※」と似ている記号「⚹」は、電話などで使われる記号で、慣用的な名称は「スターマーク」と呼ばれています。スターマークは、「×」に「—」を重ねた記号で厳密には違いますが「米印」と呼ばれることもありますが、正式には「スターマーク」「星印」と言います。

「※」は本文と区別をつけるために使いますが、「⚹」は電話機のボタンに使われる記号と言う違いがあります。ちなみに、「⚹」と似ている「*(*)」は「アスタリスク」と呼び、「小さい星」という源語の意味から「星号」「星印」とも呼ばれています。

「米印」の記号はどうやって出す?種類別で確認!

普段使用することはそう多くはないと言える「米印」、使用範囲が広くはないことから頻繁に使用する方も少ないため、どのように「米印」を出したら良いのか分からないと言う方もいるでしょう。コンピュータの入力の中で「米印」を出したい時に、どうすれば「米印」が出てくるのかを、iPhone・iPad・パソコン・ワープロといったコンピュータの種類別でお伝えしていきます。

iPhone

iPhoneで「米印」の記号を出す時は、「こめ」または「記号」と入力すると変換項目に出てきます。または、関連キーワードの変換ではなく、キーボードから入力することもできます。

iPhoneのデフォルト(基本的な)キーボードの中にある「日本語かな」の「数字記号キーボード」には、「4」の部分に「アスタリスク(*)」の記号があるので、直接入力することができます。

iPhoneで「米印」を出す方法!

iPhoneで「米印」を出す方法は、ひらがなキーボードの左下側にある「ABC」をタップして英語キーボードに変えると、ひらがなキーボード内にあった「ABC」と同じ場所に「☆123」が出てきますのでタップすると、日本語かな数字記号キーボードになります。

数字4の下に、「*(アスタリスク)」があり、項目内に「※(米印)」があります。「4」を長押しすると「4の上」に「*」が出るので、入力部分に未確定状態の「*」を入力すると、変換欄のところに「※」が出てきます。

他にも、iPhoneで「米印」を出す方法として、「こめ」と入力すること簡単に入力することもできます。「記号」の入力方法だと、多くの記号の中から探し出すのに手間がかかり、キーボード入力もややこしくなるので、「こめ」と入力して「米印」を出す方法が分かりやすく、手っ取り早い方法になります。

iPad

iPadで「米印」の記号を出す方法は、iPhoneと同じで、「こめ」や「記号」と入力することで、変換欄に「※」が出てきます。キーボード入力のやり方も同じですが、iPhoneでもお伝えした通り、「こめ」と入力して「※」を出す方法が簡単です。

しかし、iPhoneもiPadも、機種によっては「米印」の出し方が違う場合があります。多くの機種では「こめ」で変換欄に出るでしょうが、出ない可能性もあるので頭の片隅にでも覚えておくと良いでしょう。

パソコン

パソコンの場合も、「こめ」または「記号」と入力することで、変換に「※」が出てきて入力することができます。キーボードの中には、アスタリスクのテンキーがある場合もありますが、アスタリスクのテンキーでは「米印」を出すことができません。

そのため、パソコンでは「こめ」または「記号」と入力し、変換の中から「※」を出しましょう。機種によっては、キーボードで「※」が出る可能性もあると言うことも、覚えておくと良いでしょう。

携帯電話

携帯電話(いわゆるガラケー)では、「米印」は出てこず、アスタリスクしかありません。なので、アスタリスクを「米印」と呼ぶ方もいますが、正確にはアスタリスク(*)だということを忘れてはいけません。

ドコモでは、アスタリスクボタンとも呼ばれていて、携帯電話には「シャープ(♯)」ボタンもありますが、1234567890の0の左右にある記号ボタンは「♯」と「*」であり、「♯」と「※」ではありません。

ワープロ

アプリケーションとしてのワープロではなく、機械としてのワープロで「米印」を出す時の方法です。ワープロはパソコンと同様に古い機種もあるため、機種によっては「米印」に対応していない場合もありますが、「記号」と入力することで変換に「※」が出てきます。

「米印」はパスワードでも使用することができる?

「米印」をパスワードに使用できる場合もありますが、指定された記号しか使用できないことも少なくありません。一般的には「-(ハイフン)」や「.(ドット)」は使用可能なところが多く、「&(アンド)」や「%(パーセント)」を使えることもあります。「※は使用可能」とわざわざ表記しているところは、珍しいと言えます。

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セキュリティ的な影響はどう?

パスワードには記号を使用した方が良いとも言われますが、記号をパスワードに使用する時には使い方に注意が必要です。なぜなら、記号は数字よりも特定がしやすいためです。対策としては、数字・記号・アルファベットを混ぜたパスワードにすることをおすすめします。

そのようなパスワードにすることは、企業側から勧めていることもあります。特に大手企業、個人情報保護を重視している会社(Appleや有名アンケートサイトなど)では、数字・記号・アルファベットを混ぜたパスワードにすることを勧めています。勧めていないところでも、そのようなパスワードにすることで、セキュリティ精度が上がります。

「※」=「米印」正しい意味と名称で使おう!

「米印」とは、「※」という約物記号の慣用的表現の時に使う名称のことを言います。細かいことを除くと、簡単に言えば「米印」=「※」のことです。

「*(アスタリスク)」や「⚹(スターマーク)」と混同されやすいのですが、別の記号なので違うものだと覚えておきましょう。

「米印」は、インターネット上での入力、パスワードなどで使わたり、本文の注釈や区別をつけるために使われています。「※」を入力したい時は、他にも出す方法はありますが、「こめ」または「記号」と入力することで、簡単に変換欄に出てきます。

日本の記号とされる「米印(※)」を使う時は、その使い方や名称を間違えないように気を付けましょう。

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