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「米印」って?意味と使い方をご紹介!
「米印」とは、記号の一種である「※」のことを言い、ビジネス文章などで一度は、見たことがあるでしょう。ですが、この記号がそのような意味があるのか、どのような使い方をするのか、知らずに使っている方も多いでしょう。
「米印」は、インターネットに接続できるコンピュータの文字入力の中に含まれている記号なので、インターネットを使用するのであれば、知っておくと役立つ時があるでしょう。
それでは、「米印」の意味や使い方についてをご紹介していきます。
意味
「※」を「米印」と呼ぶ理由は、全く同じ形ではありませんが、漢字の「米」に似ていることからきています。そのことから、「※」は「米印」と呼ばれるようになったと言われています。
基本の使い方
使い方としては、文中の注釈や章末のコメントで、本文と区別をつけるために使います。例えば、「アメジストは紫色の鉱石である。※黄色のものはシトリンと呼ばれる」のように、本文に補足的説明=注釈を付け加える時に、注釈となる文章の文頭に「※(米印)」を付けます。
もし、複数の注釈がある場合は、「※1・※2」のように「米印」の後に数字を付けて区別することもあります。
他の使い方
「米印」の類語や言い換え表現ってある?
言い換え表現としては、「ライスシンボル」があります。「ライスシンボル」は英語圏で用いられる「※」の名称ですが、和訳の直訳では「米の象徴」になるため、イメージとしては「米屋さんで使用される※」です。
また、外国には「ライスシンボル」という名称や「※」という記号自体を知らない方も多いため、「米印・※・ライスシンボル」と言っても伝わらない場合もないとは言えません。
ところで「米印」の読み方は「こめじるし」?
そのような時には、約物記号の発音となる言葉を意味付けされ、「米印」と呼ばれる「※」は慣用的に用いる場合は「米の印」という意味付けをします。
このことから「米印」の読み方は、「こめじるし」と読むのが正しい読み方になり、「べいじるし」や「こめいん」などではありません。
「米印」の正式名称は?よく間違えられるので注意!
外国の方からは、「ライスシンボル」と呼ばれ、国内外を問わず、「※」や「米印」を知らない方からは「スターマーク」「アスタリスク」と間違えることが多いです。
外国の方に「※」を伝える時には「アスタリスク」でも伝わる場合もありますが、正式名称は「米印(こめじるし)」なので、間違わないように気を付けましょう。
似ている記号「⚹」との違いは?
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「※」は本文と区別をつけるために使いますが、「⚹」は電話機のボタンに使われる記号と言う違いがあります。ちなみに、「⚹」と似ている「*(*)」は「アスタリスク」と呼び、「小さい星」という源語の意味から「星号」「星印」とも呼ばれています。
「米印」の記号はどうやって出す?種類別で確認!
iPhone
iPhoneのデフォルト(基本的な)キーボードの中にある「日本語かな」の「数字記号キーボード」には、「4」の部分に「アスタリスク(*)」の記号があるので、直接入力することができます。
iPhoneで「米印」を出す方法!
数字4の下に、「*(アスタリスク)」があり、項目内に「※(米印)」があります。「4」を長押しすると「4の上」に「*」が出るので、入力部分に未確定状態の「*」を入力すると、変換欄のところに「※」が出てきます。
他にも、iPhoneで「米印」を出す方法として、「こめ」と入力すること簡単に入力することもできます。「記号」の入力方法だと、多くの記号の中から探し出すのに手間がかかり、キーボード入力もややこしくなるので、「こめ」と入力して「米印」を出す方法が分かりやすく、手っ取り早い方法になります。
iPad
しかし、iPhoneもiPadも、機種によっては「米印」の出し方が違う場合があります。多くの機種では「こめ」で変換欄に出るでしょうが、出ない可能性もあるので頭の片隅にでも覚えておくと良いでしょう。
パソコン
そのため、パソコンでは「こめ」または「記号」と入力し、変換の中から「※」を出しましょう。機種によっては、キーボードで「※」が出る可能性もあると言うことも、覚えておくと良いでしょう。
携帯電話
ドコモでは、アスタリスクボタンとも呼ばれていて、携帯電話には「シャープ(♯)」ボタンもありますが、1234567890の0の左右にある記号ボタンは「♯」と「*」であり、「♯」と「※」ではありません。
ワープロ
「米印」はパスワードでも使用することができる?
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セキュリティ的な影響はどう?
そのようなパスワードにすることは、企業側から勧めていることもあります。特に大手企業、個人情報保護を重視している会社(Appleや有名アンケートサイトなど)では、数字・記号・アルファベットを混ぜたパスワードにすることを勧めています。勧めていないところでも、そのようなパスワードにすることで、セキュリティ精度が上がります。
「※」=「米印」正しい意味と名称で使おう!
「*(アスタリスク)」や「⚹(スターマーク)」と混同されやすいのですが、別の記号なので違うものだと覚えておきましょう。
「米印」は、インターネット上での入力、パスワードなどで使わたり、本文の注釈や区別をつけるために使われています。「※」を入力したい時は、他にも出す方法はありますが、「こめ」または「記号」と入力することで、簡単に変換欄に出てきます。
日本の記号とされる「米印(※)」を使う時は、その使い方や名称を間違えないように気を付けましょう。