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この記事では、アドビ認定プロフェッショナルの認定資格を取得するとどんなメリットがあるかや、資格取得のための勉強方法を紹介します。
本記事を読むことで、アドビ認定プロフェッショナルがエンジニアやデザイナーに必要な資格であることが分かるでしょう。
エンジニアやデザイナーを目指している人はもちろん、IT系やWeb系への就職、転職を考えている人はぜひ参考にしてください。
Adobe資格のアドビ認定プロフェッショナルとは?
AdobeのアプリケーションであるAdobe Creative Cloudを使用するスキルを証明できるのはもちろんですが、デザインスキルの証明も可能です。アドビ認定プロフェッショナルの資格認定を取得すると、キャリアアップやキャリアチェンジの幅が広がるでしょう。
アドビ認定プロフェッショナルを取得するメリットのある人
ここでは、アドビ認定プロフェッショナルを取得するメリットのある人を紹介します。これからAdobeのアプリケーションを使ってイラストやデザイン制作をされる人は、ぜひ参考にしてください。
IT系やWeb系へ就職や転職をしようと思っている人
イラストやデザインの技術はWeb系では必要不可欠な技術ですが、プレゼンテーションはIT系の企業でも必要なスキルと言えるでしょう。
IT系・Web系の就職や転職の際に、アドビ認定プロフェッショナルの資格を持っていることで有利に働く可能性もあります。
Webエンジニアとして活躍しているがデザイナーの知識も身につけたい人
デザインの現場で共通認識されている専門用語の習得ができるため、今後デザイナーの知識を身につけたい人にはメリットがあるでしょう。
Webデザイナーやクリエイターとして活躍したい人
Webデザイナーやクリエイターとして活躍したい人は、アドビ認定プロフェッショナルの資格認定を取得することで技術の向上につながるでしょう。
アドビ認定プロフェッショナルの資格試験の概要
試験は全国各地で開催され、試験会場のコンピュータで行われます。試験問題は2部構成となっており、前半が選択問題、後半が操作問題です。試験後に使用したコンピュータに合否が表示されます。
また、「Photoshop」と「Illustrator」に合格することで「Adobe Certified Professional in Visual Design」に、「Photoshop」と「Premiere Pro」に合格することで「Adobe Certified Professional in Video Design」に認定されます。
このように、複数科目の認定を受けることでより高度な技術があることを証明できるでしょう。
アドビ認定プロフェッショナルの対策方法
こちらでは2つの学習方法を詳しく紹介します。アドビ認定プロフェッショナルの試験を受けようと考えている人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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スクールや講座を受講する
また、アドビ認定プロフェッショナルの試験会場以外でも、現役デザイナーが教える資格試験対応のスクールもあります。Adobeの対策講座が近くにない人は、スクールを検討してもいいでしょう。
独学で勉強するのに不安がある人は、対策講座やスクールを受講してみてはいかがでしょうか。
教材や参考書を活用し独学で勉強する
アドビ認定プロフェッショナルの公式ホームページでは、試験対策におすすめの書籍が紹介されています。アプリケーションの違いによって参考書も分かれているため、必要なものを購入するようにしましょう。
その他のAdobe認定資格
ここでは、ソフトウェア活用能力認定委員会が提供する2つの能力認定試験について詳しく説明します。
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator?の基本的な操作や指示通りに作業できるかを確認するスタンダードと、Illustrator?を活用し表現性や創造性を評価するエキスパートの2種類があります。
アドビ認定プロフェッショナルと同様に、Adobeのアプリケーションが使いこなせることを証明できるでしょう。
スタンダード | エキスパート | |
---|---|---|
認定基準 | ・指示通りに制作ができる・Illustrator?の基本操作ができる | ・Webデザインの基本知識がある・コンセプトに応じた機能選択をして表現できる |
受験資格 | 学歴、年齢等の制限なし | 学歴、年齢等の制限なし |
合格基準 | 実技問題 得点率65%以上実践問題 得点率70%以上の両方を満たす | 知識問題・実技問題 得点率65%以上実践問題 得点率70%以上の両方を満たす |
Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop?クリエイター能力認定試験も、スタンダードとエキスパートの2種類があります。スタンダードはPhotoshop?の基本的な操作方法の試験で、エキスパートはクライアントのニーズに沿ったデザインを表現できるかどうか評価されます。
Illustrator?クリエイター能力認定試験と同様で、Adobeのアプリケーションが使いこなせることの証明となるでしょう。
出典・参照: 試験概要|Photoshop®クリエイター能力認定試験
スタンダード | エキスパート | |
---|---|---|
認定基準 | ・指示通りに制作できる・Photoshop?の基本操作ができる | ・Webデザインの基本知識がある・コンセプトに応じた機能選択をして表現できる |
受験資格 | 学歴・年齢等の制限なし | 学歴・年齢等の制限なし |
合格基準 | 実技問題 得点率65%以上実践問題 得点率70%以上の両方を満たす | 知識問題・実技問題 得点率65%以上実践問題 得点率70%以上の両方を満たす |
アドビ認定プロフェッショナルの勉強におすすめの本2選
これからアドビ認定プロフェショナルの資格取得を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
勉強におすすめの本1:ACA アドビ認定アソシエイト対応 Illustrator CC 試験対策
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この本ではアプリケーションの使い方やデザインの基礎が学べるだけではなく、書籍を購入した人だけが利用できる練習問題や解説がついています。
また、Illustrator 2020/2021試験に必要な内容は、差分テキストとしてPDFファイルでダウンロード可能です。
勉強におすすめの本2:ACA アドビ認定アソシエイト対応 Photoshop CC 試験対策
こちらも試験対策として、購入者限定の練習問題や解説がダウンロードできます。実用的な基礎が学べるだけでなく、試験対策もしっかりとできるでしょう。
エンジニアとしてもデザイナーとしても活躍したい人はAdobeの資格試験を受けてみましょう
アドビ認定プロフェッショナルの資格を持っていることで、IT系やWebデザイナーなどへの就職や転職も有利に働くでしょう。エンジニアやデザイナーとして活躍したい人は、Adobeの資格試験を受けてみてはいかがでしょうか。