[allpage_toc]
看護サマリー作成のコツ
看護サマリーの概要や看護サマリーを作成する時のポイント等についてご紹介します。看護サマリーを書くことが苦手な方は次回からの参考にしてください。
看護サマリーとは
退院時看護サマリー
退院後、関わっていくスタッフと事前にカンファレンス等で患者さんの情報を交換できればいいのですが、時間の確保や距離的な問題によって直接会うことは難しいです。退院時、看護サマリーには必要な情報がすべて掲載されていますので、容易に申し送りができる手段と言うことができます。
中間看護サマリー
新人看護師の場合、サマリーの作成をする機会を増やすために、中間サマリーの作成を積極的に取り入れている病院もあります。
中間サマリーを作成することは「特に誰に送るわけでもないから面倒」と考えている看護師も多いです。しかし、サマリー作成の練習となり、退院時サマリーを書く際に参考にすることができるため、書いておいた方がいいでしょう。
転棟時看護サマリー
転棟時看護サマリーは、転棟先の病棟スタッフが円滑に看護を行うことができるようにするための連絡手段の一つですので、退院時看護サマリーと同じように書かなくてはなりません。
しかし、「同じ病院内だから、不明な点はいつでも確認することができる」ということもあり、内容を簡略してもよいとしている病院もあります。急な転棟が決まった場合、転棟時に転棟時看護サマリーの準備ができなければ、転棟後にサマリーを作成するという場合もあります。
看護サマリーの目的
看護の記録として残すため
同じ症状で入退院を繰り返している患者さんの場合、「前回どのような看護を提供していたのか」ということをすぐに確認できます。そのため、入院時から前回と同じ内容の看護を継続して提供することができるでしょう。
転院先や退院後の外来診療等での看護に役立てるため
これまでの経過を一目見て理解するため
[no_toc]
看護サマリーの書き方・内容
患者の基本情報
既往歴・現病歴
既往歴を記載する時、発症した時期も併せて記載をします。正確な日までを記載することは難しいので「平成〇年□月」のように発症した年と月までを記載しましょう。また、発症した時期の古いものから順番に記載すると分かり易いです。
入院中の経過
押さえておかなければならないのは「医師の紹介状と内容がかぶっていないこと」です。医師の紹介状には、入院中の症状や治療などの経過が細かく書かれています。そのため、看護サマリーには症状や治療などの経過はほとんど必要ありません。看護師の視点で、看護師に必要な入院中の経過を記載しましょう。
「うまくまとめることができない」という方は、まずは他の紙に入院中の経過を全て書き出してみましょう。その中から、必要でないと感じた個所を削除していくことで、なにが大事なことかを整理することができます。
看護の内容・看護問題
「以前はこんな看護を行っていました」という過去の看は必要ありません。また、入院中に使用していた看護計画をそのまま記載する必要もありません。退院時から退院後・店員後に必要な看護上の問題を書くように心がけましょう。
ADL・介護度
この欄も、過去のADLでなく現在のADLを記載しましょう。あらかじめこの欄を先に記載している場合、退院や転院直前に内容が異なっている場合があります。必ず、最新の情報を転院先の病院に渡すことができるようにしましょう。
薬
全ての内服薬に容量や用法を記載してしまうと、ごちゃごちゃしてしまい、非常に見にくくなってしまいます。同じ容量・用法の内服薬をまとめて記載することで、すっきりとさせることが可能です。また、ホクナリンテープなどの貼付薬の場合「毎日1枚更新」と記載するのではなく「毎日10時に更新」等時間も記載しておきましょう。
最近は、ジェネリックの薬を使用している場合が多いです。名称が非常にややこしいですが、間違えないように注意をしてください。もし、処方されている薬のシールを出力できるのであれば、シールを貼ることで入力や起債の手間を省くことができます。
患者や家族に対する説明
入院中に病状説明が行われることが基本ですが、場合によっては退院直前まで何も説明が行われていないこともあります。何も説明がないと気が付いた場合は、主治医に病状説明や今後の説明などを早めにしてもらえるよう調整しましょう。
[no_toc]
特記事項
特に何も特記事項がない場合は「特記事項なし」と記載をするか、斜線を惹くなどをして「記載忘れではない」ということがわかるようにしてください。
担当看護師名など
患者さんが転院した後、転院先の担当者が確認したいことがあった場合など、元の入院先に確認をとることがあります。そのため、病院名だけでなく患者さんが入院していた病棟名や担当看護師の名称も記載しましょう。電話番号は病院の代表番号でもいいですが、病棟の電話番号を記載しておいた方がスムーズに連絡を取ることが可能です。
看護サマリーを書く際のポイント
書きやすいところから書く
例えば、患者さんの基本情報や内服薬などはカルテを写せば大丈夫です。このような「他の書類を写せばいい箇所」を先に記載してしまうことで、あっという間に大部分を書き終えることができます。
記載しなければならない部分がたくさん残っていると「面倒だな」と感じてしまいます。しかし、書きやすいところだけでも先に記載しておくことで「面倒」という思いが軽減します。また、「あと少しだから、次は全部書き終えてしまおう」という気分になることができます。
誤字脱字に注意
誤字脱字のある看護サマリーは非常に読みづらいですし、相手にも失礼です。入力を全て終えたらまずは自分で全ての文章を読み返してみましょう。
誰が見てもわかりやすい文章を心がける
基本的に、看護サマリーは相手が読みやすい文章を心掛けなければなりません。そのためのポイントは、
①一つ一つの文章を短く構成する
②適切な接続語を使用する
③無理やり感じを使用しない
④句読点を適切な位置に使用する
看護サマリーを書く時は、このポイントに注意をして書いてください。書きやすく感じるでしょう。
手書きの場合は見やすい字を
手書きで看護サマリーを作成する場合「相手が見やすい字」で書くようにしましょう。忙しい業務の合間に書きますので、走り書きのように記載している方や略字を多用して記載している方もいます。しかし、このような字は非常に読みづらいです。
字を書くことが苦手な方も丁寧に書けば問題ありません。相手が読みやすいということをポイントに記載するようにしましょう。
略語を使用しない
看護サマリーは、全て正式な名称で記載する必要があります。また、私たちが毎日当たり前に使っている略語や言い回しが、勤務している病院や地域特有のものである場合もあります。そのため、受け取った側は内容を正しく理解できないことがあります。
略語や病院独自の言い回しを使用せず、誰が見ても正確に理解できる文章を心がけましょう。
毎回同じ内容にしない
同じ患者さんの看護サマリーは、前回作成した看護サマリーを参考に作成するでしょう。そのため、ついつい前回の看護サマリーを写してしまいます。中には、看護上の問題もそのまま写しているという方もいるでしょう。
同じ患者さんの看護サマリーを何度も作成する場合、毎回同じ内容にしないようにしましょう。毎回同じ多と送った側は「また同じ内容だろう」と考え、十分に目を通してくれなくなります。そのため、変更点があったとしても、気が付かずに同じケアを継続してしまう可能性が高くなります。
患者さんの基本情報などの変更がない箇所は同じ内容で構いません。しかし、入院中の経過や看護上の問題は、毎回少し違った内容を記載するようにしましょう。
看護サマリーの書き方の例
[no_toc]
入院中の経過の例
平成29年3月1日、歩行中に転倒し受傷、当院に緊急入院となる。検査の結果、右大腿骨頚部骨折と診断され、3月2日に人工骨頭置換術が実施された。術後は疼痛があり鎮痛薬を使用していたが、現在は改善している。
現在、車いすを使用して異動をしているが、車椅子に移乗する際は介助が必要。また、外転装具を自分で装着することは難しいため、看護師が装着をしている。排泄時は車椅子トイレを使用し、看護師が介助を行っている。今後、継続してリハビリを行う必要性があるため、貴院へ転院の運びとなった。
平成29年5月1日、発熱と痰の増加により当院を受診。検査の結果、誤嚥性肺炎と診断され、加療目的で当院に入院となった。点滴加療を行い、現在は症状は改善している。軽度の認知症があり、ナースコールを押さずに行動することがあるため、入院中はセンサーマットを利用している。そのため、危険行動はなく過ごすことができている。症状が改善し、家族の強い希望もあり退院の運びとなった。
書式の注意点
フォントの種類
フォントのサイズ
予め設定されているフォントのサイズで書くことが望ましいです。しかし、どうしても文字の大きさを調整したいのであれば、0.5pt程度下げるようにしましょう。また、太字を使用すると文字がつぶれてしまうので太字は使用しないでください。
封筒・宛名の書き方
横書きの封筒を用意
宛名を正確に
担当の看護師の名前までは書く必要はありません。封筒には、一番上に「医療法人△△会○○病院□□病棟」、次に「担当看護師様」、最後に「看護サマリー在中」などと書くことが一般的です。特に決まりはありませんが、不安な方は他の病院から送られてきた看護サマリーの宛名を真似して書いてみましょう。
封をする前に2名以上で確認を
[no_toc]
苦手意識をなくしましょう
今の仕事を続けていいのか不安に感じる
「仕事は楽だし、楽しいけれど、本当にスキルがついているか不安…」と思われる方も多いのではないでしょうか?
じつは、転職の理由として「将来への不安」をあげる人は多く、転職理由としてもポピュラーなものなんです。
「転職すれば解決するのか分からない」「自分に原因があるかも…」
そう考えてしまうあなたには、マイナビエージェントに相談することをおすすめします。
マイナビエージェントなら、あなたの将来のキャリアプランや、習得すべきスキルまで相談にのってくれます。また、あなたのキャリアプランにあった職場の情報やスキルも教えてくれるでしょう。
もちろん、利用や登録は無料なので、悩みを相談するだけでも大丈夫!
まずは無料会員登録してみましょう!