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保育士のキャリアアップ研修レポートの書き方とは?その他の研修も紹介

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「保育士のキャリアアップ研修レポートにはどんな内容を書けばいいの?」
「保育士のキャリアアップ研修レポートを上手く書くコツを知りたい。」
このように感じている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、保育士のキャリアアップ研修レポートの評価されやすい書き方やポイント、注意しなければならないことについて詳しく紹介しています。

記事を読むことで、保育士のキャリアアップ研修レポートをわかりやすく、要点をまとめた内容で書けるようになり、評価されやすくなるでしょう。

保育士のキャリアアップ研修に参加する予定のある人や、毎回研修後のレポート作成に苦戦している人は、この記事の内容をレポート作成に役立ててみてください。

保育士のキャリアアップ研修とは

保育士のキャリアアップ研修は、県で指定された機関で行われる園外研修制度です。一定時間受講することで新たな役職が与えられ、昇給の機会を得られます。

保育士のキャリアアップ研修では、研修1回につき1つの分野のみを重点的に学ぶ方式になっており、分野ごとに専門性の高い知識や技術を身につけられるのが特徴です。

保育士にとってメリットの多いキャリアアップ研修ですが、研修内容にはどのような分野があるのでしょうか。ここからは保育士キャリアアップ研修の分野について紹介します。

出典:保育士等キャリアアップ研修の実施について|愛知県
参照:https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/409622.pdf

8つの研修分野がある

保育士のキャリアアップ研修には、乳児保育、幼児保育、障害を持った子どもへの保育、食育・アレルギー対応、保健衛生・安全対策、保護者支援・子育て支援、マネジメント研修、保育実践研修の8つの分野があります。

それぞれ15時間以上の受講が必要なため、保育士のキャリアアップ研修は数日かけて行われることがほとんどです。また、1度の研修で複数の分野を同時に受講することはできません。研修の頻度もそれほど多くはないため、研修を受ける際には自分にとって必要な分野を選ぶことが大切です。

保育士のキャリアアップ研修レポートの書き方のポイント

保育士キャリアアップ研修を受講した後は、指定された期日までにレポートを提出する必要があります。指定された用紙に決められた内容を書く必要があるため、研修で受け取ったレジュメや資料は大切に保存しておくようにしましょう。

レポートの提出期限は厳格に決められていることが多いため、期日に余裕を持って作成することが大切です。

ここからは保育士キャリアアップ研修レポートの書き方について、詳しく説明します。どのような内容が必要になるのか、また書き方の注意点などもあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

  • 事前課題は正直に記入する
  • 難しい内容は自身の保育を振り返る

事前課題は正直に記入する

事前課題は、研修後にどのような変化があったのか知るために必要なものです。現状を包み隠さず記入しましょう。保育士のキャリアアップ研修を受ける前に、抱えている悩みや疑問などをありのまま書くことにより、自分にとって必要な答えが分かりやすくなります。

求める部分がはっきりした状態で研修を受けることで、必要な情報をしっかり吸収できるようになるでしょう。研修後のスキルアップを実感するためにも、事前課題は正直に記入することが大切です。

難しい内容は自身の保育を振り返る

保育士のキャリアアップ研修を受講中に、難しい内容にぶつかった際は、自分の保育を振り返ってみるとヒントが得られる可能性があります。内容に関する場面を思い出しながら、自分がどのような対応をしていたか、その時の子どもの様子はどうだったかを振り返ってみると良いでしょう。

一見難しそうに思える内容であっても、行動としては簡単なものである場合も多いです。イメージを膨らませながら考えてみると、浮かんでくるものがあるのではないでしょうか。

保育士のキャリアアップ研修以外にある研修とは?

保育士の研修はキャリアアップ研修のみではありません。他にも園内外で様々な研修が行われており、保育士はスキルや専門性を高める機会が多々あるのです。

通常の研修は数時間〜半日で終わるものがほとんどで、出勤してから中抜けする場合や、研修を受けてから出勤するケースもあります。

保育士はキャリアアップ研修以外で一体どのようなことを学んでいるのでしょうか。ここからは保育士のキャリアアップ研修以外の研修について紹介します。

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園内研修

保育士としてのスキルアップを図るために、定期的に園内での研修を取り入れている保育園もあります。大きい園では外部から講師を招くケースもあり、身近な場所でスキルアップを目指せることがメリットです。

事案に沿ってディスカッションを行いながら意見交換をすることや、保育中の不安や疑問、保護者対応について、経験豊富な先輩保育士からアドバイスを受ける機会も得られます。悩みを抱えがちな保育士にとって貴重な場といえるでしょう。

外部研修

外部研修は園の外の施設において、他の園の保育士と合同で行われる研修です。保育士キャリアアップ研修も外部研修にあたり、毎回多くの保育士が参加しています。

外部研修の場合は研修内容のバリエーションも豊富です。実際に子ども目線で体を使う研修やおもちゃ作り、他園の見学など、座学だけでなく実践に力を入れているのも外部研修の特徴です。

実際に目で見たり、体験したりすることで得られるものが非常に多い研修といえます。

園内研修・外部研修レポートの書き方のポイント

保育士は、園内研修・外部研修ともに受講後はレポートを提出する必要があります。研修内容の要点をまとめながら、自分の意見や感想、得られたものなどを限られたスペースの中に記入しなくてはなりません。

研修内での情報量が多かった場合、研修レポートの書き方の要領がわからずに悩む人も多いです。ここからは研修レポートの書き方のポイントについて紹介します。研修レポートを書く際の参考にしてみてください。

園内研修の場合

園内研修を受けた場合のレポートは、自分の主観に重点を置いた書き方を意識すると良いでしょう。研修の参加者が園内部の人であるため、情報を共有するような書き方よりも、研修を受けてどう感じたかという意見を求められるからです。

園内研修のレポートを書き方のポイントについて、更に具体的な内容をこれから3つ紹介します。ポイントを押さえた上で、内容に深みのある研修レポートを完成させましょう。

研修内容で印象に残っている点を書く

研修を受けていて特に気になった点があったなら、レポートの内容に書くと良いでしょう。なぜそう思ったのか、また印象に残ったことを今後にどう活かしていくのかなど、自分の目線で感じたことを素直に表現する書き方です。

研修に積極的に参加していたことが、レポートを受け取った側にも伝わりやすく、良い印象を与える書き方といえます。熱意や意欲が伝わりやすいのも良い点です。

これまでの自分の保育に対する感想を書く

研修を受けて自分のこれまでの保育に対して感じることがあった場合、レポートのテーマとして取り上げる書き方もおすすめです。研修を受ける際には、他の保育士と情報交換をする機会も多く、自分の保育を振り返る機会もあるでしょう。

これまでの保育の中で感じることや気づいたことについて、自分なりの見解を述べることで、事実に基づいた深みのある内容になります。

また、自分の保育を振り返ると同時に、今後どのような保育を行っていきたいかをあわせて書くことで、前向きなイメージを印象付けられるでしょう。

今後の保育に活かしたい取組みを具体的に書く

研修を受けて自分が今後力を入れていきたい部分や、取り組みについて書くことも大切です。
研修では保育に関する様々な意見や、園で起こりがちなトラブルを題材にした話合いなどが行われます。

他者の意見に耳を傾けることで、自分の保育に活かせるヒントが見つかることも多いでしょう。また、強みが見つかれば更に磨きをかけていくことも重要です。レポートには研修で得たものを、今後どのように活かしていくのか具体的に伝えられる書き方を心がけてください。

外部研修の場合

部外研修は数日間続くこともあるなど、一回の研修で得られる学びも多い分、情報量も多いです。キャリアップ研修レポートを書く際は、内容を絞って書く必要があるため、要点の書き方を頭の中で整理しておかなければなりません。

ここからは外部研修のレポートの書き方について、ポイントになることを紹介します。何について書くか考えた上でレポート作成に取り掛かりましょう。

研修内容を具体的に書く

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レポートには研修内容を具体的に書くことも大切です。研修時間が長くなるほど、受ける講義の量も内容も変わってきます。

講義で貰える資料だけに頼るのではなく、自分でノートにまとめるなどしながら、研修で学んだ内容を思い起こせるようにしておきましょう。こうすることでレポートを書く際に、より具体的な内容を書くことができるようになります。

他園の保育士と意見交換した内容を書く

他園の保育士と意見交換で得た内容にふれながら、レポートを書くという方法もあります。外部研修のメリットは、普段関わることのない他園の保育士と交流を持てることであり、視野が大きく広がるきっかけになることです。

ディスカッション形式の研修もあるため、他園の保育士の意見から気づくことも多いでしょう。新しい視野が開けるきっかけにもなりやすいです。

得られた情報を自分なりに分析してまとめれば、レポートにふさわしい内容になるでしょう。

自園に活かせる取組みを書く

研修を受ける中で、自園に活かせる内容や取組みなどのアイディアが浮かんだときは、レポートに書くと良いでしょう。研修の際には様々な手遊びや触れ合い遊びの方法を学ぶ講義や、保護者対応の方法について学ぶ講義、保育中の危険予測など、様々なことを学びます。

研修で得られる知識の中では、こうすれば良いのかと思えるような発見の機会も多いです。研修でどのような知識を得て、どのようなことを発見し、自園でどのように活かしていくのかを、一連の流れとしてわかりやすく整理して書きましょう。

配布された資料などを添付する

レポート内容が文章だけで伝わりにくい場合は、研修時に配布された資料のコピーを添付して提出すると良いでしょう。何についてのレポートなのかがわかりやすくなるだけでなく、研修を受けていない人にとっても内容が掴みやすくなります。

ただし資料をそのまま提出してしまうと、後から見直すことができなくなってしまうため注意が必要です。資料を添付する際は必ずコピーを提出するようにしてください。

評価されやすい研修レポートを書くコツ

保育士キャリアアップ研修などのレポートを書く際には、内容を盛り込むことも大切ですが、自分の意図をわかりやすく伝えることも重要です。研修で習った内容をどれだけ理解し、身につけたのかわかるような内容を書きましょう。

読み手にしっかり伝わる内容を書くことで、評価につながりやすくなる利点もあります。ここからは評価されやすい研修レポートの書き方について詳しく紹介します。

結論を冒頭に簡記する

キャリアアップ研修などレポートの書き方に共通する点は、結論を冒頭で述べることです。初めに結論から伝えることで、書き手の思いや意欲が読み手にダイレクトに伝わり、評価されやすくなるでしょう。

また、初めに結論を述べることで、研修で成長した部分を印象付けることにもつながり、前向きなイメージを持たれやすくなる利点もあります。

キャリアアップ研修などのレポートでは、結論を冒頭に持ってくる書き方を意識してみましょう。

箇条書きを適度に用いる

研修レポートの内容が文章だけでは見にくい場合、箇条書きなどを適度に取り入れるのがおすすめです。文面が整理されているだけでも内容が理解しやすくなり、評価されやすいポイントになります。

ただし、保育士キャリアアップ研修の場合は文字数に制限を設けられている場合もあるため、箇条書きは控えたほうが良いでしょう。

参加する研修の方式に合わせて、臨機応変に書き方を変えるようにしてください。

読み手にわかりやすい表現・具体例を用いる

読み手に分かりやすい表現や具体例などを用いた説明は、キャリアアップ研修などのレポート作成の際に特に意識したい書き方です。

あやふやな表現や大雑把な説明の仕方では、研修内容が読み手にはっきり伝わらないだけでなく、稚拙な印象を与えてしまう原因にもなります。完成した後に見直すなどして、あやふやな書き方をしている部分がないか確認してみると良いでしょう。

キャリアアップ研修などのレポート書くときは、具体的な内容をしっかり書くことや、イメージしやすい表現を用いることが大切です。

研修レポートを書く時の注意点

保育士のキャリアアップ研修などのレポートを書くときには、内容のわかりやすさだけでなく、レポートとして読みやすいよう、書き方にも注意することが大切です。

文章の基本的なルールに注意しながら書くことで、更に文章が引き締まり、説得力のあるレポートを書き上げられます。注意点を知っておくことで、今後研修を受ける際など役立つ機会も多いでしょう。

ここからは、キャリアップ研修などのレポートを書く際における注意点について説明します。

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誤字脱字に気をつける

どの文章の書き方にでもいえることですが、誤字脱字には十分に注意しましょう。特に保育士のキャリアアップ研修レポートは都道府県に提出する必要があるため、書き終えた後で再度しっかり見直すことが大切です。

文章中に誤字や脱字があまりにも目立つと、いい加減に書かれたレポートという印象を持たれることや、その後の評価にも関わります。意識しながら書くことはもちろんですが、最後は必ず見直しをする癖をつけましょう。

資料の丸写しにならないようにする

保育士のキャリアアップ研修などのレポートを書くときには、資料の丸写しにならないように気をつけましょう。資料の内容をレポートに含めたいときは、そのまま写すのではなく、自分なりにわかりやすくまとめた文章で記すのが正しい書き方です。

資料を丸写しすると、語調の変化などから読み手に伝わり、印象が悪くなるでしょう。また、自分で考える意欲に欠けていると評価されることにもつながります。

保育士のキャリアアップ研修などのレポートでは、自分で考えた文章でしっかりまとめることが大切です。

簡潔な文章になるよう心がける

書きたい内容が多かったとしても、なるべく簡潔な文章になる書き方を心がけることが大切です。枚数の多いレポートは、書き手の伝えたいポイントがわかりにくくなるほか、全て読み終えるまでに時間がかかります。

保育士のキャリアアップ研修などのレポートは、読み手の立場になって、少ない文字数で密度の濃い内容になるよう、文章の書き方を意識すると良いでしょう。

保育士のキャリアアップ研修レポートの書き方のポイントを押さえよう

保育士のキャリアアップ研修などのレポートの書き方には、様々なポイントや注意点がありました。レポートを書く際には自分が伝えたいことを決めた上で、研修内容に自分の感想などを織り込みながら書くことが大切です。

レポート作成は大変な作業ですが、自身のスキルアップを示したり、これからの意気込みをアピールしたりするための大切な証になります。読み手にわかりやすい書き方を意識しながら、丁寧に仕上げましょう。

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