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ビジネスメールで使える「ご多忙」とは?意味やシーン別例文も紹介

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「ご多忙、という言葉の読み方や意味って?」
「ご多忙とご多用、って似ているような気がするけど意味は違うの?」
「ご多忙、という言葉の言い換え表現はどんなものがあるの?」
このように、「ご多忙」という言葉について、疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

「ご多忙」という言葉は、ビジネスメールなどで目にすることもあるでしょう。しかし、この言葉をオフィシャルな場面で使う際、敬語として使っていいのか、言葉の意味を正しく理解できていない人は悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。

本記事では、「ご多忙」の意味や使い方、言い換え表現、英語表現などを幅広く紹介していきます。

この記事を読むことで「ご多忙」という言葉の意味や使い方を知る機会になるため、仕事などでスムーズに使いこなせるようになるでしょう。「ご多忙」という言葉の使い方に自信がない方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ご多忙」の読み方・意味

最初に「ご多忙」の読み方・意味について紹介していきます。「多」「忙」という字が入っていることで、どのような様子を表すのか見当がつく方もいるでしょう。

しかし、読み間違えをしてしまうと口頭で伝える際に恥をかいてしまうこともあります。ここで正しい読み方を押さえておきましょう。また、意味についても一緒に覚えておきましょう。

読み方は「ごたぼう」

まずは「ご多忙」で使用されている漢字から見ていきましょう。「多」は、訓読みで「おお(い)」と読み、音読みで「た」、「忙」は訓読みで「いそが(しい)」、音読みで「ぼう」です。

「多忙」は、それぞれの音読みが組み合わさり「たぼう」、ここに丁寧語の接頭辞「ご」をつける「ご多忙」は「ごたぼう」という読みになります。

意味は「非常に忙しいこと」

「ご多忙」の意味を知るために、使用されている漢字の意味などを見ていきましょう。「ご」は尊敬語であり、漢字で表す際は「御」と書くこともあります(御多用)。一般には「ご多忙」と書かれるケースが多いでしょう。

「多」は、「おおい・たくさん」、「忙」は、「いそがしい」という意味を持つため、「ご多忙」は、「非常に忙しいこと」という意味になります。何かと忙しくしている様子を表す際に使用する言葉です。

「ご多忙」は、「多忙」に丁寧語の接頭辞「ご」をつけた表現ということから、「非常に忙しい」を丁寧語で言う際に使う形になります。

敬語なので目上の相手にも使用する

「ご多忙」は、敬語に当たる「ご」がついているため、目上の相手にも使用することが可能です。たとえば、社長や上司などにも使えます。

目上の人に使う場合は、「ご多忙とは存じますが」と謙譲語を交えて使うようにすると、丁寧な印象になるでしょう。

「ご多忙」の使い方は?

「ご多用」の読み方や意味が分かっていても実際にどのような場面で使うのかイメージできず、使い方が気になる方もいるでしょう。続いては「ご多忙」の使い方について紹介していきます。シチュエーションごとに「ご多忙」使い方を取り上げていくため、ぜひ参考にしてください。

ビジネスメールなどで依頼をする際のクッション言葉

「ご多忙」は、ビジネスメールなどで相手に、「~してほしい」という要望や依頼の内容を伝える際のクッション言葉として使われることが多いでしょう。

何か頼みごとをする場合、「ご多忙のところ申し訳ありませんが」「ご多忙とは思いますが」と、クッション言葉として入れておきましょう。そうすることで、相手の状況を気にして、申し訳ない気持ちを表すニュアンスを含められます。

何かお願いをする際に、依頼の内容だけ直接的な表現で伝えてしまうと、相手に不快感を与える可能性があります。

特にメールでは相手の声色が分からないため、丁寧な言い回しができているかは需要です。相手に悪い印象を与えないためにも「ご多忙」を使うと良いでしょう。

「ご多忙の折」は「お忙しいところ」という意味

「~の折」という言い方は、「お立ち寄りの折」や「お手すきの折」「寒さの折」「桜が満開の折」という使われ方をする言葉で、季節や場所、状況などを表します。

「ご多忙の折」という場合は「お忙しいところ」という意味で使用され、読みは「ごたぼうのおり」となります。

ビジネスメールの文末でも使う

「ご多忙」は、相手への気遣いを表現するニュアンスとして、ビジネスメールの文末でも使われることがあります。

たとえば、「ご多忙とは存じますがどうかご自愛ください」という言い回しです。これは「お忙しいと思っていますが、どうか身体は大切にしてください」という意味になります。対面の場合は、別れ際などで使うと、相手に良い印象を残せるでしょう。

その他「ご多忙」の言い回し

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「ご多忙」の使い方は、これまで紹介した言い回し以外でもあります。その他には「ご多忙とは存じますが」「ご多忙を極めていらっしゃる〇〇様とお会いでき、大変うれしく思います」「ご多忙にもかかわらず」「ご多忙の中ありがとうございます」などがあります。

自分に対しては「立て込んでおります」などに言い換える

「ご多忙」という表現は、敬語のため、相手の「忙しい」という状況を表す際に使います。自分に対して「非常に忙しい」ことを目上の相手に伝える場合は「立て込んでおります」と言い換える必要があるでしょう。

もしくは、「ご多忙」の「ご」を省き「多忙を極める」という表現を使って「多忙を極めておりまして」「多忙を極めております」などとも言い換えられます。

「ご多忙の中」と「ご多用の中」の使い分け

「ご多忙」に似ている言葉に「ご多用」があります。「ご多用」は「とても用事が多い」という意味の言葉です。「用事が多くて忙しい」と伝える際に使います。

「ご多忙の中」と「ご多用の中」は、どちらも「忙しい」ことを伝える言葉ですが、「ご多忙の中」の場合は「仕事が忙しいところ」、「ご多用」は「仕事だけではなく、プライベートでも忙しいところ」というニュアンスの違いがあります。

「ご多忙」の場合は「忙」という字に「亡(くなる)」というつくりが含まれるため、縁起が悪いと思われることがあります。そのため、改まった場での書き言葉としては「ご多用」が使用されることが多いです。

ビジネスメールでも縁起の良し悪しを気にして「ご多忙」より「ご多用」を好んで用いる人もいるでしょう。

シーン別・「ご多忙の中」を使ったビジネスメール例文

続いては、シーン別に、「ご多忙の中」を使ったビジネスメール例文を紹介していきます。取り上げている以下のシーンで、仕事中に出てくる内容があれば、ぜひ「ご多忙の中」という表現を使ってみてください。

社内向け会議参加確認メール

社内向け会議参加確認メールの場合は、出欠確認する部分や結びの部分で「ご多忙の中」と使うことが多いでしょう。

注意点としては「ご多忙の中」という表現をメール中何度も入れるとくどくなってしまいます。使う場合は、どこか1か所で止めておいてください。以下はメール例文です。

件名:【出席確認】第3回○○プロジェクト会議

○○プロジェクト関係部署課長各位

大変お世話になっております。
開発部○○プロジェクトチームの田辺です。

○○プロジェクトチーム進捗会議を、下記日程での開催を予定しております。

■日時 2022/12/10 16:00~18:00
■場所 3階会議室

ご多忙の中大変恐縮ですが、本メールの返信にて出欠をお知らせください。ご参集いただけますよう何卒よろしくお願いいたします。

社内会議参加確認メールへの返信メール

「ご多忙の中」という表現は、社内会議参加確認メールへの返信メールでも使用できます。出席確認をしてくれた相手に対して、感謝の気持ちを伝えるために「ご多忙の中」という表現を入れています。使い方は以下を参考にしてみてください。

件名:Re:【出席確認】第3回○○プロジェクト会議

開発部○○プロジェクトディレクター 田辺様

お疲れ様です。
デザイン部の佐藤です。

第3回○○プロジェクト会議について、ご多忙の中取りまとめていただき誠にありがとうございます。

大変申し訳ございませんが、ご連絡いただいた日程はクライアント対応が入っているため欠席とさせてください。何卒よろしくお願いいたします。

社内会議参加へのお礼・議事録確認依頼メール

「ご多忙の中」は、会議に参加してくれたお礼メールや議事録確認依頼メールでも使いやすい表現になります。

「忙しい中、会議に出席してくれてありがとうございました」「議事録ができたため、忙しいところ申し訳ありませんが確認してください」などの意味で使用できます。

件名:【議事録送付】第3回○○プロジェクト会議

○○プロジェクト関係部署課長各位

大変お世話になっております。
開発部○○プロジェクトチームの田辺です。

第3回○○プロジェクト会議の議事録ができましたので、お手数をおかけしますが以下の内容をご確認ください。

https://~

ご多忙の中大変恐縮ですが、議事録に間違いがありましたらご指摘いただければと思います。何卒よろしくお願いいたします。

上司へのフォローメール

上司へのフォローメールにて「ご多忙の中」を使う場合、メールの文面はできるだけポジティブな表現にしておきましょう。以下のように、再依頼として催促する内容の場合は特に注意が必要です。

件名:【再依頼】Re:【ご確認依頼】○○プロジェクトプレゼン資料

開発部
山本部長

大変お世話になっております。
開発部○○プロジェクトチームの田辺です。

11/25にメールにてお願いしておりました○○プロジェクトプレゼン資料の確認について、12/5日を期限としておりましたが、内容の不備などございましたでしょうか。

ご多忙の中申し訳ございませんが、12/10にはクライアントに提出する必要があるため、12/7の18:00までに内容を確認していただき、私に連絡してもらえますでしょうか。何卒よろしくお願いいたします。

取引先へのリマインドメール

リマインドメールは、締め切り日や打ち合わせ日の前日などに、認識合わせの意味合いで使われます。取引先へのリマインドメールでは、依頼内容の前置きとして「ご多忙の中」を入れることが多いでしょう。

件名:【リマインド】Re:【日時確認】新規案件お打ち合わせについて

株式会社ABCD電機
営業部 岸野様

平素より大変お世話になっております。
株式会社あおぞら システム開発部の鈴木です。

明日、12/7 のお打ち合わせについて念のためリマインドさせていただきます。

■日時 2022/12/7 14:00~15:00
■場所 弊社4階 A会議室

私共は担当課長の竹内が同席の予定でございます。
ご多忙の中ご足労いただくこととなり誠に恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。

取引先への資料確認依頼メール

取引先への資料確認依頼メールは、相手に資料を確認してもらう必要があります。ただ「資料を確認してください」とだけ伝えてしまうと、きつい印象になってしまいかねません。

そこで「忙しいところすみませんが資料に目を通してください」という意味で、送付資料の確認部分に「ご多忙の中」とつけておきましょう。

件名:【確認依頼】○○導入の資料について

株式会社ABCD電機
営業部 岸野様

平素より大変お世話になっております。
株式会社あおぞら システム開発部の鈴木です。

先日ご説明いただいた○○導入の資料について確認していただくためにご連絡いたしました。資料は本メールにて添付しております。ご多忙の中誠に恐れ入りますが、内容確認の上、弊社製品を検討していただけますと幸いです。

ご不明な箇所等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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「ご多忙の中」の言い換え・類語

次は、「ご多忙の中」の言い換え・類語について紹介していきます。「ご多忙の中」という表現を何度も使用してしまうと、文面に違和感が出てしまいます。

また、語彙が少ない印象を与えてしまうこともあるでしょう。そうしたことを防ぐためにも、この機会に、言い換えや類語表現を覚えてみてください。

お忙しいところ

「お忙しいところ」は、「忙しいとき」「多忙の中」という意味があります。「ご多忙の中」と同じ意味を持っている表現です。

「お忙しいところ」は、相手が忙しい状況であることを慮る際に使います。相手が忙しいときに何か要望や依頼を出すとき「お忙しいところ申し訳ありませんが」とクッション言葉として使う形が多いでしょう。

また、相手が時間を割いてくれたことに対して、感謝の気持ちを「お忙しいところありがとうございました」という使い方もできます。

恐縮ですが

「恐縮ですが」は、申し訳なく身が縮むような感情を表す表現です。ビジネスシーンでは、相手に何か頼む際、申し訳ない気持ちを表すために「恐縮ですが~をよろしくお願いいたします」という形で使うことが多いでしょう。

「ご多忙の中」は「とても忙しい」というニュアンスがありますが、「恐縮ですが」には忙しいという意味はありません。しかし、相手に配慮するクッション言葉という点で、言い換えて使えるでしょう。

お手数をおかけしますが

「お手数をおかけしますが」は、「面倒な内容を負担させて申し訳ない」と、「手間を取らせてしまいますがよろしくお願いします」などの意味で使われる表現です。自分のために相手の時間を使わせてしまう、という状況で使うことが多いでしょう。

「お手数をおかけしますが」も、「忙しい」という意味はありませんが、相手への配慮を表すクッション言葉として、「ご多忙の中」の言い換え表現として活用できます。

「ご多忙」の英語表現は?

最後に、「ご多忙」の英語表現を紹介していきます。海外とやり取りしている仕事の場合は、英語表現も一緒に覚えておくと良いでしょう。英語表現の「ご多忙」も上手に使いこなして、英文でのビジネスメールをスムーズに作成してみてください。

「busy」を使わず「bother」「trouble」にする

「忙しい」は、英語で「busy」ですが、「ご多忙の中~」という文面では「busy」は使いません。「ご多忙」と伝える場合は、「わざわざ」「煩わせる」という意味の「bother」や、「面倒をかける」という意味の「trouble」を用いるようにしましょう。

ビジネスメールの文章に「ご多忙」を上手に取り入れてみよう

仕事では、相手も忙しい状況にいることが考えられるため、「非常に忙しい」という意味の「ご多忙」という言葉を使う場面は少なくないでしょう。特にビジネスメールでは使う機会が多いでしょう。

本記事の例文などを参考に、ビジネスメールの文章に「ご多忙」を上手に取り入れてみてください。

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