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FYIは使うと失礼になる?使い方や類義語・その他の略語も紹介

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メールなどの文面でFYIという単語を目にしたことはありませんか?

ビジネスシーンではこのような略称が使用されることもあるため、単語の意味を知らなかったせいで相手に失礼な行為をする可能性も否めません。

本記事では失礼な行為にあたらないFYIの正しい使い方や類義語、その他の略語を紹介しています。

失礼な行為をする可能性を無くすためにも、まずは記事の内容をチェックしてみましょう。

そもそもFYIって?

海外のオフィスや外資系企業のビジネスシーンにおいて、さまざまな略称が使用されています。

その中でも、FYIという略称を一度は目にしたことがある人も大勢いるでしょう。

略称の正しい意味をわからないまま仕事を進めてしまうと、いざという時に失礼な使い方をする可能性もあります。そうならないためにも、どういった意味がある略称なのか理解しておく必要があるでしょう。

ここからはFYIの意味について紹介します。

FYIの意味

FYIには「ご参考までに」という意味があり、「for your information」の略称にあたります。主に参考資料や情報など、本文にくわえて相手に共有したい内容を交えて紹介する場合に使われることが多いです。

英語圏などでは相手に用件のみを伝えたい場合に件名のみに「FYI」と記入して、本文は記入されていない使われ方もしています。もし相手からこのようなメールが送られてきた場合は、基本的に返信不要の内容と考えても良いでしょう。

FYIの読み方

FYIは基本的に文面で使われることの多い略称ですが、これを発音する場合は「フワイ」や「エフワイイー」と読むのが一般的です。

FYIは書き言葉として使われることがほとんどのため、実際に口に出して使われる機会はほとんどありません。話し言葉として定着しているわけではないため、どちらの読み方をしても間違いではないということになります。

あえて口に出して使わなければいけない場面がある場合は、周囲の人たちの読み方に合わせてみる方法や、自分自身が読みやすい方を使うなど、臨機応変に対応すると良いでしょう。

FYIとFYRの違い

FYRは「For Your Reference」の略称で、意味はFYIと同じく「ご参考までに」にあたります。両者とも同じ意味を持っていますが、内容の重要性が大きく異なります。

FYRを使われている内容の場合であれば重要度が低い内容、FYIの場合は重要度が高い内容に使われることがほとんどです。

ただ、実際のビジネスシーンではここまで細かく使い分ける場面もあまりないでしょう。そのため、FYRを使うことなくFYIで統一されていることが多いでしょう。

海外のビジネスシーンでは使われることがある略称のため、あわせて覚えておくと良いでしょう。

FYIの使い方と例文

前述したように、FYIはビジネスシーンでは文書において使う機会の多い略称でもあるため、正しい使い方を理解しておけばより潤滑に仕事が進められるようになるでしょう。

逆に間違えた使い方をしてしまうことで、相手に対して失礼な行為になる可能性もあるため注意が必要です。

そこで、ビジネスシーンでFYIという略称はどのような形で使われるのが一般的なのかを紹介します。この使い方を理解しておけば、相手に対して失礼な使い方をする心配もなくなるでしょう。

実際のビジネスシーンを想定した例文も交えて紹介するため、自身の立場を想定しつつ参考にしてみてください。

メールでの使い方

FYIをメールで使用する場合は、前置きとして使うことが一般的です。それ以外にも、相手に要件だけを伝えたいメールを送信する場合や共有したい内容のメールを転送する場合などは、タイトルにFYIと記入するケースもあります。

FYIを使用した上で文章を作成すると、以下のようになります。

・【例】FYI, The planned document to use at the tomorrow’s meeting is this.(参考までに、明日の会議で使用する予定の資料はこちらです。)

本文タイトルで使用する場合は、FYIに続けて「参考資料」や「昨年のデータ」など、わかりやすい一言を添えると良いでしょう。

返信不要の意味合いも

前述したように、FYIは相手に対して情報共有したいデータなどがある場合に使用されるケースがほとんどです。その上で、相手がメールなどに対して返信する手間を省きたいという意図も含まれています。

そのため、基本的にはFYIが使用されているメールなどに対しては返信する必要はありません。とはいえ、FYIが記載されたメールに対して返信することは失礼な行為になるということでもありません。

提供してもらった情報が有益だった場合や相手と円滑な関係を築きたい場合など、状況に応じてお礼の返信などはしても良いでしょう。

相手は大切なビジネスパートナーでもあるため、状況に応じてうまくやり取りするよう心がけてください。

会話での使い方

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FYIはビジネスシーンの会話で使われることはほとんどありませんが、友人や親類などのような親しい間柄のみにおいては一つのスラングとして使用されるケースがあります。

会話の中で最初に提示した情報に対して補足したい時などに、「FYI」を間に挟むような使い方が一般的です。

・【例】Just an FYI, let’s make some plans for tomorrow.(ついでにだけど、明日の予定も決めておこうよ。)

海外の友人と会話する場合は、相手がこのような使い方をすることも想定できるため覚えておくと良いでしょう。

FYIは使うと失礼になる?

メールなどでやり取りする機会の多い現代社会だからこそ、少しでも入力する手間を省くためにFYIのような略称が誕生しました。では、FYIはどのような場面や相手に使うのが相応しいのでしょうか。

結論から述べると、FYIを使用できる相手は同僚や部下などに限定されます。FYIはあくまでカジュアルな表現のため、上司や目上の人物に対して使用することで失礼な行為と捉えられてしまうでしょう。

ただ、日頃から英文でのやり取りをすることの多い外資系企業や海外の企業などが相手の場合は、必ずしも失礼な行為に該当するとは言い難い一面もあります。

FYIを使用する場合は、使う相手に気を付けましょう。

FYIの類義語

相手に参考情報を提供する場合はFYIを使用することが一般的ですが、これ以外にも同様の意味を持った略語が複数存在します。

相手によっては使用する略称が異なる可能性があるため、実はFYIと同じ意味を持っていたことを知らなかったというケースも考えられます。そうならないためにも、類義語に該当する略語をすべて覚え、スムーズに仕事が進められるようにすると良いでしょう。

それでは実際にFYI以外にどのような略語が使われるのか、紹介していきます。

CCやBCC

CCの場合は「Carbon Copy」、BCCの場合は「Blind Carbon Copy」が正式名称で、いずれもFYIと同様相手に対して情報共有したい場面で使用されることがあります。これは、どちらを使用していたかで文面の機密性が大きく異なるという特性があります。

簡潔にいえば「CC」であれば第三者に知られても特に問題がないもの、「BCC」であれば第三者に内容が漏れるのは困る内容となります。

そのため、間違えてBCCの内容を第三者に漏らしてしまうと、メールの送信者に対して失礼な行為にあたるため注意しておきたいポイントです。

FYIの他にも!ビジネスでよく使う略語

最後にビジネスシーンで使用されている略語の中でも、使われる頻度が高いものを意味も交えて紹介します。

TBAは「to be announced」の略語で「追って連絡します」という意味があります。また、ASAPは「as soon as possible」の略語で「できるだけ急いで」という意味です。

IMOは「in my opinion」の略語で私見を述べる時に使うカジュアルな略語で、N.A.は「該当なし」や「使用できない」という意味で使われています。

このように、ビジネスシーンでは多くの略語が頻繁に使用されています。これらを覚えておけば、知らないうちに相手に対して失礼な行為を働く可能性を下げられるでしょう。

FYIの意味や注意点を学んで失礼にならないように正しく使おう

FYIはビジネスシーンでも使われることの多い略語だからこそ、正しい意味や注意点を覚えておく必要があります。もし正しい意味を理解せずに間違えた使い方をしてしまうと、相手に対して失礼な行為をする可能性も出てきてしまいます。

ビジネスシーンでの失礼な行為は取り返しのつかない過ちにつながることもあるため、正しく略語を使うようにしましょう。

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