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反則金とは
反則金は軽微な交通違反(違反点数6点以下)に適用され、軽微な交通違反に刑事処分を課す事が目的ではなく、刑事処分をする前に反則である事を告知し、反則金を納めた者には刑事処分をしないとする事にしたものです。そのため飲酒運転等の悪質な違反には反則金は適用されません。また反則金の金額は車両等の種類や違反内容によって違います。
反則金と罰金の違い
罰金は重い交通違反(違反6点超え)に適用され、赤い用紙(赤色切符)を渡されます。交通裁判受けなくてはならず、罰金も裁判で金額が決まります。裁判を受ける事で他の刑罰(窃盗等)と同じように前科がつく事になります。内容によっては交通刑務所での懲役刑も適用されます。
反則金は「任意に納付する行政上の制裁金」ですが、納めなければ罪が重くなるので必ず納めなければなりません。この他に自動車の放置違反取締まり(駐車違反)を受けた場合に支払う「放置違反金」もあります。
放置違反金とは
つまり運転者の本来負うべき責任を所有者に転嫁したものです。最近は所有者=運転者となっている事が多いですし、任意保険等の関係で他人に車を貸す事もまずないですので、これが適用される事は少ないといえます。
反則金の納付方法と納付場所
金融機関での納付
また警察署などで直接納付は出来ません。当然ですが納付期限が過ぎた納付書は無効となり納付出来ません。また小切手や収入印紙、その他の有価証券での納付は出来ませんし、分割納付や現金書留での納付は認められていません
金融機関以外での納付
納付書の記入方法
反則金の納付期限
当然の事ですが7日めの午後3時ギリギリに銀行に飛び込んで納付しても間に合わない場合もありますので、日にち時間ともに余裕を持って納付しましょう。
納付期限が過ぎたらどうなる
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反則金は納付すれば刑事処分は適用されませんが、それでも払わない場合は警察等から督促の連絡等があります。これらを無視した場合は検察庁から連絡があり、内容も反則金から罰金に変化します。
この時点で裁判になり、無罪(ほぼありませんが…)か罰金刑になり、前科もつきます。結局赤い用紙(赤切符)と同じ扱いになります。反則金は分割払いは認められていません。必ず全額払わなければなりません。
代理納付は出来るか
交通違反で失うもの
しかし、仕事で車を使っている人は仕事が出来なくなります。免許の停止が30日ならば30日仕事が出来ませんし、取り消しなら仕事でハンドルを握る事は出来ませんし、自動車教習所で再度免許取得しなければなりません。個人で車を使っているなら収入もなくなり、生活も困窮します。
交通違反は反則金や罰金、免許点数の減点だけではありません。交通違反で免除されるのは「刑事罰」のみです。それ以外に交通違反で人身事故等を起こしていれば別に民事的責任が発生する事になります。交通違反をすれば反則金を支払えば良いというものではなく、その後ろにあるものを考えなければならないでしょう。交通違反はそれだけ重いものです。
反則金の本当の意味
日本には「道路交通法」という法律があります。これは道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする法律です。この法律に基づいて日本の交通は動いています。
この法律を守らないと交通事故等が発生し、時には尊い命が失われます。スピード違反をすれば事故をした時の衝撃も大きく、被害も大きくなります。シートベルトをしなければ事故の時に自分の怪我が大きくなりますし、同乗者がいれば死傷させる事もあり、酒を飲んで運転すれば事故をする確率は大きくなります。これらの事を踏まえて反則金はルールを守らなかった人への義務ではないでしょうか?
反則金は納め忘れても本納付書が送られてきます。また警察署からの出頭通知も来ます。それでも払わないと刑事手続きに移行します。反則金は義務と考えて早めに納付するようにしましょう。