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返信用封筒の宛名の書き方・送り主の場合の書き方/御中/宛の使い方

初回公開日:2017年08月09日

更新日:2017年09月18日

記載されている内容は2017年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

こちらより何かをお送りし、相手に返信して頂く際に余計な手間をおかけしないように、宛名を書いた返信用封筒を同封してお送りするのがマナーです。返信用封筒を同封するうえで、宛名の書き方などに恥のないよう、マナーをしっかり確認しましょう。

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返信用封筒の宛名の書き方

取引先へ郵送した納品書にサインを頂き、納品書控えをご返送して頂く。または、取引先へ契約書をお送りし、署名ご捺印を頂きご返送して頂く時などに、返信用封筒を同封してお送りします。

ビジネス上において、こちらより取引先などへ何かをお送りし、ご返送して頂く際相手が郵送料を支払わなくて良いように、返信用封筒を同封してお送りするのがマナーです。返信用封筒を同封するうえで、宛名の書き方などに恥のないよう、マナーをしっかり確認していきましょう。

返信用封筒ってどんな封筒?

新入社員の方だと、最初は聞いたこともない言葉なども沢山あります。「返信用封筒」という言葉を初めて耳にした方もいらっしゃるかもしれません。しかし、難しく考える必要はありません。

今まで何かを申し込む際、申込用紙と一緒に申込用紙を返送する時の封筒が付いていたという経験はありませんか?資料請求をした時などにも同封されている未使用の封筒が「返信用封筒」です。返信用封筒という言葉を聞き慣れていないだけで、一度は目に触れているものなのです。

返信用封筒の宛名とは?

返信用封筒は、こちらから出した郵便物に対する返信を相手から送り返して頂く際に使って頂く封筒です。ですので、返信用封筒に書く宛名(送り先)は送り返して頂く自分(自社・自分の勤めている会社)となります。

返信用封筒の送り主とは?

返信用封筒の送り主は、返信をくださる相手(取引先など)となります。返信用封筒を作るのは自分ですが、その返信用封筒を利用して郵送する際、送り主は取引先で宛先(届け先)は自分となります。

少しごちゃごちゃに混乱しやすい部分なので、きちんと整理していきましょう。

返信用封筒においての送り主→お取引先様

返信用封筒においての宛先→自分

自分

送り主の宛名の書き方

返信用封筒に自分の宛名を書くときは「宛」?「行」?

自分宛に返送して頂く用の返信用封筒なのだから、宛名を「株式会社○○ 鈴木 太郎宛」と明記しようとしていませんか。正しくは、「株式会社○○ 鈴木 太郎行」です。宛にしても非常識とまではいきませんが、昔からのマナー上では「行」が正しいとされています。

ビジネス上では、目上の方ほど昔からのマナーが身についているかなどを、よく見られます。社内でしたら、仕方ないな・・・と教えてくれる上司もいるかもしれませんが、顧客などですと、わざわざ教えてくれません。貴方の返信用封筒の書き方ひとつで、会社の教育がなっていないなどと評価される場合もありますので、正しく書いておくに越したことはありません。

返信用封筒の宛名の書き方~非常識なのは?~

返信用封筒に宛名を書くうえで、これだけはだめという悪い例もご紹介します。

宛名 株式会社○○ 鈴木 太郎 様

宛名 株式会社○○ 鈴木 太郎 殿

宛名 株式会社○○ 鈴木 太郎 迄

様・殿はもってのほかです。相手に自分を敬いなさいと言っているようなものです。様を書く人によっては、相手に二重線で様を書いて貰う手間を省いたのだという方もいます。しかし、それはビジネス上で言い訳にしか聞こえません。相手に対し、返信用封筒の宛名に様・殿をつけるという事は、大変失礼なことなので、絶対にやめましょう。

迄は補足で書きましたが、最近「迄」と書いている方もいらっしゃるので、念の為追記しましたが、迄も宛と同じく好ましくありません。

返信用封筒に送り主は書くの?

返信用封筒の宛名(自分)の書き方についてはご理解いただけましたか?それでは、送り主の情報についてはどうでしょうか。返信用封筒に送り主である相手の郵便番号・ご住所・お名前を書くことで、少しでも相手のお手間を減らそうと配慮し、書いている方もいるのではないでしょうか。

しかし、返信用封筒に送り主は書くのはやめたがよいでしょう。確かに「配慮して」という気持ちは分かります。ですが、取引先などの個人情報を勝手に書くというのは失礼にあたる行為となります。

行・御中・宛ての正しい使い方

「行」の正しい使い方

「行」を使うのは、基本的には返信用封筒に宛名を書く際に使います。返信用封筒に
宛名○○(自分)行
とし、あくまでも自分で返信用封筒を用意する場合に使います。

御中の正しい使い方

御中の正しい使い方、実はあまり認知されていません。

「御中」とは個人の宛名がない場合に使用します。株式会社○○様へ・・・という宛名を書く際に、「株式会社○○御中」と使用します。ビジネス上において、非常に多くみられるのが、「株式会社○○御中 鈴木 太郎様」です。

正しくは「株式会社○○ 鈴木 太郎様」です。
個人に宛てる宛名を入れない場合には、「株式会社○○御中」と使用します。

送られてきた返信用封筒を利用するときは?

こちらから返信用封筒を同封する際の注意事項をご紹介してきましたが、逆に返信用封筒が付いた文書が送られてきて、貴方が返信用封筒を利用するときに宛名をどうするか見ていきましょう。

返信用封筒の宛名は通常すでに書かれていることがほとんどです。

○元々書かれている宛名
株式会社○○ 山田 次郎 行

株式会社○○ 山田 次郎 様
こう書かれている場合、行を二重線で訂正し、様と書き返信用封筒を利用してご返送します。

では、元々書かれている宛名の違うパターンを見ていきましょう。

○元々書かれている宛名その2
株式会社○○行 山田 次郎 行

株式会社○○御中 山田 次郎 様
会社名の後にも個人名の後にも「行」が付いている場合は、会社名の後の「行」と個人名の後の「行」の両方共、行を二重線で訂正し、会社名に「御中」と個人名に「様」を書きます。

宛の正しい使い方

「宛」というのは、返信用封筒の宛名には使いません。取引先へ文書を出す際は個人名の後は「様」ですし、「様宛」とも使いません。「宛」を使うとすれば返信用封筒に自分の宛名を書く際ですが、こちらも「宛」ではなく「行」を使います。

では、「宛」はどのような時に使うのか、「宛」は返信用封筒などではなく、送付状などの書面の中で使用します。

○例
・何かご不明な点などがございましたら、私宛にご連絡を頂けましたら幸いでございます。

・大変お手数ではございますが、同封の返信用封筒をお使い頂きまして、私宛にご返送を頂きたく存じます。

など、文中や会話の中で使用します。

あくまでも、返信用封筒の宛名を書く際は「行」を使用する為、返信用封筒に「宛」を使うことはありません。

返信用封筒に切手を貼ろう!

相手に返信用封筒を返送して頂く際は、郵送料のご負担を頂かなくて良いように、同封する返信用封筒に切手を必ず貼付しておきます。

切手の貼付がないと、相手に郵送料を負担していただくことになり、切手が貼られていればポストに投函だけで良かったものを、わざわざ切手を買いに行く・郵便局へ行くなどの手間が増えてしまい大変失礼なことになります。必ず返信用封筒に、必要な料金分の切手を貼付したか再度確認しましょう。

切手はいくら貼ればいいの?

封筒の大きさや、郵便物の重さによって異なってきます。郵便局のサイトには専用のページが設けられていますので、サイトを参考にして正しい料金を確認しましょう。

・「郵便局 料金表」よりサイズごとの基本料金を確認できます。
・「郵便局 手紙(定形・定形外)の料金計算」より実際に郵送する際のシミュレーションも行えます。

定形→長さ14~23.5cm、幅9~12cmの長方形で、厚さが1cmまでのもの
重さが50gまでのもの

定形外→定形郵便物以外の第一種郵便物のうち、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重さ1kg以内のものをいいます。

出典: http://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_size.html | 定形郵便物・定形外郵便物のサイズ・重さについて - 日本郵便

返信用封筒を理解し、ワンステップアップ!

「お客様への郵便物に『返信用封筒』をきちんと同封するように!」と上司などに言われたとき、スムーズに理解し実行することで、上司の方からも「この子はちゃんと分かっているな!」と評価も上がります。たかが返信用封筒かもしれません。

でも、社会人になり、仕事をしていくということは、そのたかがひとつひとつの積み重ねです。今回返信用封筒について理解した貴方は、もう既にワンステップアップしたということです。ビジネスマナーは教えてもらうだけでなく、自分で調べてステップアップしていきましょう。

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