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「後ほど」の意味と使い方
逆に「いつまで経っても連絡が来ない」とイライラしていたら、先方は終業時までに返事をすれば良いとおもっていた、なんてこともあります。「後ほど」を数日後のつもりで使う人もいますが、大抵はその日のうちに返事を返すのが前提で使われます。翌日以降ですと「後日」という表現が正しいので注意して下さい。
「後ほど」の使い方の具体例
担当者が自分の場合
つまり、「返事は必ずするけれども、はっきりとした時間が言えない」「予定は入れたいけれど、直ぐに細かな時間までは伝えられない」場合、先方に失礼の無い表現で伝えられます。
しかし「後ほど」の時間の長さの感じ方は人それぞれなので、半日以上もお待たせする場合は改めて連絡する必要があります。
「先ほどのお電話で後ほどご連絡します、とお伝えしましたが作業の時間が予定より長くかかりまして、本日中には完了できない見込みとなりました。明日にまたご連絡致します。大変お待たせして申し訳ございませんでした。」
等と再度の連絡をすることで先方に不信感を抱かせません。常に良好なコミュニケーションを取る事を心掛けて下さい。
担当者が自分以外の場合
先方はこちらの事情など考慮してくれません。不良品が混じっていた事で感情的になっているかもしれません。それなのに予定の時間が過ぎても担当者から連絡が来ないとなると、さらに感情的になり、話がこじれてしまう恐れもあるからです。また、自分が取った電話のせいで同僚が顧客を逃すなど影響がでると、会社の中の空気もギクシャクしてしまいます。「後ほど」を効果的に使って余計なトラブルを回避しましょう。
後ほどとはどれくらいの期間?
具体的な時間を避ける言い回し
例えば得意先から電話があり「折り返し午後3時までに連絡致します。」と回答しても、仕事が立て込んだり、急な用事が入ってしまって午後3時までに電話出来なかったとしたら、得意先の信用を失ってしまいます。「後ほど」と言っておけば、午後3時なのか、4時なのか、5時までなのかはっきりとしませんが、とりあえず「今日中には返事を致します」という意味なので、連絡が遅くなっても得意先との約束を破ったことにはなりません。
連絡内容により時間は変わる
逆に仕入先からの価格改定の相談など、こちらにとって不都合な案件は半日ほど待たせても問題のない場合も多いです。先方からの内容と緊急性によって時間は変わりますが、おおよその目安は2時間後までが失礼の無い時間だと言えます。
後ほどの類語
・追って
・追っ付け
・逐って
・まもなく
・其の内
・やがて
後ほどの例文
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「後ほどこちらからご連絡致します」
「後ほどご挨拶に伺います」
「後ほど書類を郵送致します」
「後ほどメールにてご案内致します」
「後ほど社員がお迎えに上がります」
先方に伺う場合は出かける少し前に「○○時に伺います」と連絡するとより良いです。
後ほどと言われた場合は?
面倒かもしれませんが催促する事で後回しにされずに早く仕事が進みます。また、「後ほど」の捉え方の個人差が大きい場合もあるので、聞いてみたら「3日後」で「後ほど」と言うよりも「後日」だったという事もあります。
先方も忙しいので、あまり頻繁に連絡するのも気の毒ではありますが、緊急を要する時は「後ほど」で済まされてはこちらが損害を被ることにもなりかねません。仕事の内容や緊急性を見抜いて、はっきりとした時間を知りたいときは遠慮なく訊くことが
重要です。
言葉は最大のビジネスツール
同じ仕事を同じ時間、同じ情熱でこなしていても、成果に大きな差がでる場合も多いものです。「自分の思っていることを正確に相手に伝えられているのか」また「相手の言っていることを自分の都合の良いように捻じ曲げて捉えてないか」さらに「より緊急性の高いものを上位にして伝えているのか」など、思いを言葉にして正確に伝えているようで、実は伝えられていない場合も往々にしてあるものです。少し言葉が足らなかった為に顧客を不快にさせたり、誤解させてしまい後悔しても手遅れの事もよくあります。
言葉はビジネスの上で必要不可欠であり、「如何によりよく伝えられるか」でビジネスの成否が決まります。はっきりとした表現で常にその通りに物事が進めばそれがいちばん良いのですが、世の中には想定外の出来事や天候など自分の力が及ばない事態も頻発するので「必ず予定通りになる」とはいかないものなのです。
そんな時に敢えて表現をぼかして相手に失礼のない「後ほど」という言葉を使う事で、余計なトラブルを招かずに穏便に物事を調整、解決していく知恵が生まれました。「後ほど」を連発するのはよくありませんが、適宜に使用すると大変に便利な言葉ですから効果的に使ってビジネスの成果を上げてくださることを願います。