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ビジネスシーンでの「計らい」の使い方5つ|意味・類語

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計らいとは

あなたは「計らい」という言葉を使いこなせていますか。「計らい」とはいったい何なのか、しっかりと説明できますか。まずは、その意味を確認するところから始めましょう。

では今回は「計らい」について紹介していきます。

読み方

「計らい」は「はからい」と読みます。

「計」という字は訓読みで「計らう」と使うことがあり、「計らい」はその名詞系になります。日常生活では使うことはあまりなく馴染みの薄い言葉ですが、すぐに反応できるようこの場で覚えてしまいましょう。

計らいの意味2つ

では「計らい」の意味を紹介していきます。計らいには二つの意味があり、それぞれを把握しておくことが重要です。場面によって使い分けができるよう、しっかりと確認していきましょう。

意味1:取り計らうこと

「計らう」とは「取り計らうこと」を意味します。このままでは「リンゴはりんごである」という説明と一緒だと感じる方もいるはずですので補足します。

「取り計らう」とは物事の扱いや段取りを進めておくこと、またはその仕方を言います。命令の際に「~のように取り計らっておけ」といった表現がありますが、「~」の部分で物事の段取りや扱いの仕方の具体例を指示しています。

意味2:考えや心遣いのこと

「計らい」には「考え」「心遣い」の意味もあります。

「計らい」の原義には「心中であれやこれやと計算」するという意味があります。そのため「考え」という意味になり、そして相手のために考える場合には「心遣い」という意味になりました。物事について「あれやこれやと計算」する場合には「意味1」でみたように「物事の扱い方」という意味になります。

元は一つの意味です。使い分けをする際の補助として覚えておきましょう。

ビジネスシーンでの「計らい」の使い方5つ

ここまでは「計らい」の辞書的な意味をみてきました。次に「計らい」の実際の使用例をみていきましょう。

実際の使用例に触れることにより、「計らい」という言葉のイメージをより明確にしていきましょう。

使い方1:お取り計らいいただき

「お取り計らいいただきありがとうございます」など、感謝の言葉が続く場合が多いです。

「お取り計らいいただき」の「いただき」は謙譲表現です。謙譲表現は自分を下げて相手を尊敬する表現です。王様から臣下が褒美を受け取る場面を想像してください。臣下はひれ伏しながら褒美を受け取ります。これが「いただく」という表現です。

今回の場合「いただいた」のは「お取り計らい」という行為です。このように謙譲表現は使われます。

使い方2:お取り計らいくださいまして

次に「お取り計らいくださいまして」という表現をみていきます。

「くださいまして」は尊敬表現です。目上のものがする行為を尊敬しています。尊敬の対象による「お取り計らう」という行為そのものを尊敬しています。

しかし「使い方1」でみた表現との使い分けはほぼありません。なぜなら結局のところ尊敬を示す相手は変わっていないからです。種類は違いますが、尊敬する相手は「お取り計らい」をした人です。

使い方3:お取り計らいくださり

次に「お取り計らいくださり」という表現です。「使い方2」と似ています。使い分けはないです。全く同じ表現と考えてください。

違いを強いてあげるならば、「お取り計りくださり」という表現のほうが古風です。また「お取り計らいくださいまして」という表現は「計らい」「ください」と似た発音が続くので若干日本語としてこなれていない印象を与えます。

ただこれらも些細なニュアンスの話です。好みでどちらかを使いましょう。

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使い方4:ご親切なお取り計らい

「ご親切なお取り計らい」という表現も頻出です。この表現にも後ろに感謝の表現を付け加えることが多いです。

日本語には文章を長くすると丁寧な印象を与えるという特徴があります。そのため、「ご親切な」という単語「お取り計らい」のを前に付けることでより丁寧な印象を与える表現に変えています。

この場合、「お取り計らい」が本当に親切だったかどうかはあまり関係がありません。慣用表現に近いので覚えておきましょう。

使い方5:お取り計らいのほど

「お取り計らいのほど」という表現は何か自分がお願いをする場合に使用します。

そのため「お取り計らいのほどよろしくお願いします」など、依頼する表現を伴って使用されます。自分の利益になるような心遣いや段取りをお願いしています。ビジネスの場合は接待の場面でよく現れるでしょう。

言葉遣いで失敗したくないあなたへ

ビジネスシーンでは言葉遣いには特に気を遣うでしょう。そんな中、厄介なのは敬語です。尊敬語、謙譲語、丁寧語と種類があり、ついついどれがどれか忘れてしまいます。

敬語の複雑さ・難解さを一発で理解してしまうためにはこの一冊「マンガで覚える敬語」をオススメします。マンガなので視覚的に敬語表現を理解することができます。これを機会に敬語への苦手意識を克服してしまいましょう。

計らいの類語

ここまでは「計らい」の意味と使用例をみてきました。敬語表現が関係してくるのでわかりづらい印象を持ったのではないでしょうか。

次に「計らい」の類語をみていきます。類語を知り「計らい」という単語のイメージをさらに深めていきましょう。

類語1:心遣い

「計らい」の類似表現には「心遣い」があります。「お心遣い」の「心遣い」とは、気を遣う、気を配る意味です。

こうみると「気遣い」とよく似ていまが、そこに思いやりといった精神があるため「お心遣い」は「お気遣い」に比べ、より心情に近づく敬語と言えます。

類語2:心配り

「計らい」は「心配り」とも言い換えることができます。

「心配り」というのは相手に対して色々と思案しなければならない行為です。そこから、物事に対して思案する「計らい」と言う単語は「心配り」と似た意味を持ちます。

「計らい」を受けたら感謝を伝えよう

「お計らい」は、単に「ご対応」と言うのとは違い、配慮の上になされた特別な対応、そして対応してくれた人への敬語です。「お計らい」を受けたと感じた時はしっかりと感謝の言葉を伝えるようにしましょう。

先に説明したように、敬語には種類があり、たくさんの言葉が存在します。「お計らい」のような、少し上級の敬語も身につけることで、相手に与える印象が格段に上がります。あなたも明日から「計らい」をつかってみましょう。

似た敬語の意味と使い方をおさえておこう

「お計らい」に似た敬語表現は他にもあり、「便宜を図る」「高配」などがあげられます。これを機会に確認してみてください。
 
表現の幅をつけることでさらに敬語表現をつかいこなしてしまいましょう。
「便宜を図る」の意味と使い方

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「高配」の意味と使い方
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