[allpage_toc]
本記事では、「させてください」の意味や使い方を例文も交えながら解説しています。一読しておけば、正しい使い方だと思い込んで誤った使い方をしてしまっていた場合でも、あらためて見直し、修正できます。万が一、誤った使い方をしていた場合には、早めに修正しておきましょう。
シチュエーション別に「させてください」の使い方を解説しており、使うときに注意したいことについても記載しているので、「すでに知っている」と一蹴するのではなく再確認してみてください。
「させてください」の意味
「させてください」の使い方・例文
ここでは、「させてください」の使い方を場面別に見ていきます。各場面で、どのような意図で「させてください」が使われているのか、表現として適切なのか確認しながら見ていきましょう。
相談する場合
「相談させてください」を使う相手が、あまり接点のない目上の方で、もう少し堅い表現にしたい場合は、「相談させていただけませんか」と、謙譲表現に言い換えるとさらに丁寧な表現になります。
疑問形にするところがポイントで、「相談させていただきます」と言い切ってしまうと、相手の都合も考えず一方的に相談してくる人間だと思われる恐れもあるため、注意して使いましょう。
質問する場合
「ご質問させてください」は間違った使い方になるため注意してください。質問をするのは自分自身であるにもかかわらず、「ご質問」という敬語にしているため、誤った表現となります。
自分が行う動作を話すときには丁寧なつもりで使った「ご」が誤った敬語になることもあるので注意しましょう。
確認する場合
「させてください」は、相手の了承を得たいという意味合いを持ちます。確認をしたいから相手の許可がほしいというこの表現は、引っかかりを感じる人もいるため注意が必要です。相手とのすれ違いを避けるためには、「確認いたします」と言い切ったほうがよいでしょう。
仕事を退職したい場合
穏やかに円満退職をできる場合は、「退職をさせてください」と上司にお願い形式で申告します。
しかし、いわゆるブラック企業や、結婚などで辞めるのを急いでいる場合は、お願い形式ではなく、別の言葉の方が適しています。引き止める余地のある態度や言葉遣いはやめ、言葉を言い切ることを心がけましょう。
相手にキスしたい場合
キスがしたい場合、何も言わずにするパターンや、「キスしよう」と誘う言葉、「キスして」とねだる言葉もあるでしょう。「キスさせてください」には、自分からキスをしたいという積極性があるので、恋人への愛情の深さを伝えることもできます。
結婚を申し込む場合
「結婚させてください」と「ボクにください」同じくださいを使っていますが、相手の受け取り方がまったく違います。「結婚させてください」は、結婚をする許可をくださいと頼んでいるのに対し、「ボクにください」はまるで物を欲しがっているような印象を受けます。
大事な子どもの人生の節目に関わることで、普段よりもご家族の気が立っているので言葉のチョイスには気をつけましょう。
「させてください」の注意点
[no_toc]
すでに許可を得ていることに対して使うのは誤りといえます。「これをお貸ししましょうか」という相手の申出に対して、「そうさせてください」と返してはいないでしょうか。この場合は、「そうさせていただきます」が正解になります。
また、「させてください」は目上の人にも使える丁寧語ですが、あまり親しくない人に対して使うときは、「させてくださいませ」のように敬語としてさらに丁寧な形にして使いましょう。
ご相談「させてください」の丁寧表現
「退職させてください」や「確認させてください」など、他の「させてください」にも応用できないかもあわせて考えてみましょう。
ご相談が「ございます」
「部長にご相談がございます。本日少しお時間をいただけないでしょうか」のように使えます。
ご相談「申し上げる」
「プロジェクトの費用についてご相談申し上げたいことがあるのですが、このあとお時間よろしいでしょうか」のように使えます。「ご相談させてください」より「ご相談申し上げる」の方が丁寧な表現になります。
ご相談「させていただきます」
「先輩にこれからご相談させていただきます」という使い方では、相談することの宣言とも受け取られかねません。相手の予定を無視した宣言に聞こえます。「相談させていただきたいのですがよろしいでしょうか」とすれば、「ご相談させてください」とほぼ同義の使い方となります。
「させてください」の使い方を理解して適切な場面で使おう
ビジネスでも日常でもよく使う表現なので、正しい意味と使い方を理解しておきましょう。正しい意味と使い方を意識しながら、適切な場面では積極的に使っていきましょう。