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お願いしたく存じますの意味と使い方は?言い換えの言葉と英語表現も併せて解説

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「目上の人にお願いするときの正しい言葉遣いって?」
「この人に対してどのような言葉遣いを使うべきなの?」
このように色々な場面で言葉遣いについて悩むことがあるでしょう。

日本語は表現が豊かで素晴らしい言語なのですが、そのぶん使いどころを間違えてしまうと取り返しがつかなくなる可能性があります。

本記事では「お願いしたく存じます」の意味と使い方、言い換えやどのような場面で使うべきなのかを解説致します。

この記事を読むことで「お願いしたく存じます」をビジネスシーンなどで活用できるようになるでしょう。さらに正しい言葉遣いを使うことで相手に良い印象を与えることができる可能性があります。

「お願いしたく存じます」の意味や使い方などを知りたい方は参考にしてください。

「お願いしたく存じます」その意味とは

「お願いしたく存じます」は、「お願いしたく思います」という言葉の謙譲語に当たります。営業職や顧客を相手にする役職でないとなかなか使わない言葉だと思うので、とっさに「お願いしたく存じます」なんて出てこないですよね。

そもそも尊敬語や謙譲語もなかなか覚えるのが大変で頭が痛くなってしまうかと思いますが、社会人として慣れるまで頑張ってみましょう。敬語は使ったり聞いたりしていくうちに覚えていくので、普段使わない敬語でも過ごしているうちに覚えるはずです。

「お願いしたく存じます」とは、「お願いしたいと思う」を丁寧に表現した謙譲語にあたります。

https://woman.mynavi.jp/article/210728-24/#

「お願いしたく存じます」の使い方や例文

「お願いしたく存じます」は主に大切なクライアントなどに使います。物事を頼むときに丁寧な言葉を使うと相手も快諾しやすくなることでしょう。

例文
・お忙しいところ恐れ入りますが、お渡しした資料のご確認をお願いしたく存じます。
・もしよろしければ、ご連絡をお願いしたく存じます。
・恐れ入りますが、本案件へのご協力をお願いしたく存じます。

例文のように、使うときは「お願いしたく存じます」の前に様々な意図を表した言葉を添えるといいでしょう。場面に応じて使い分けることで自分の意図が伝わります。

誰に使っても大丈夫?

基本的に「お願いしたく存じます」は、目上の方、それこそよく顧客相手に使う言葉なので、覚えておいて損はありませんし、この言葉だけ覚えておけば失礼にあたることはありません。「お願いしたく存じます」の使い方は後述致しますが、その際は使う場面も気をつけましょう。

相手が堅苦しい相手かそうでないかによっては、過度な謙譲語は相手も硬くなってしまうので、本当に大事な話以外では使用を控え、他の言葉を使って見ましょう。それと、緊張している時に、まだ覚えきっていない「お願いしたく存じます」を言おうとして色々なお願いの仕方が混ざってしまうのも気をつけましょう。

言い間違いで相手を不快させることはもちろんありえるので、使い慣れていないうちはゆっくり言うようにしましょう。

社内の人に使う場合

社内には上司、部下など人によって立場が違います。「お願いしたく存じます」は丁寧な言葉なので上司に使っても問題はないとされていますが、基本的には大切なクライアントに使う言葉です。

そのため上司に対して「お願いいたします」が用いられることが多いようです。部下などに対して「お願いしたく存じます」を使うと、堅苦しい印象を与えてしまう可能性があるので気をつけましょう。

社外の人に使う場合

「お願いしたく存じます」は相手を尊重している表現にあたります。相手に敬意をはらい、へりくだり頼み事をしているのです。丁寧な言葉は相手に良い印象を与えられる可能性があるので、社外の人や大切なクライアントに対して使うといいでしょう。

電話やメールで使う場合は?

社会人になればクライアントなどに電話をしたり、ビジネスメールを打ったりする機会があることでしょう。そのときに正しい言葉遣いができていないと、相手に悪い印象を与えてしまう可能性がありますので気をつけましょう。

ここからは、電話やメールで使う場合について解説しますので参考にしてください。

営業や電話での使い方

「できましたら明日までに資料の方を送付いただきますよう、お願いしたく存じます」「お忙しいところ大変申し訳ございませんが、お願いしたく存じます」といったようにこちらが下であればあるほど「お願いしたく存じます」という敬語は生きてきますので、大切な取引相手に急いでとは言えないしなと、相手に対して気を遣っているような空気を醸し出したい時はベストです。

距離を置かれている感覚と、丁寧に対応してもらっているという認識では受取手も気持ちが全然違います。そう思ってくれない人の方が多いですが、面と向かって会話をすることが多いのであれば「お願いしたく存じます」と言ってみましょう。

ほんの少しでも印象がアップすればラッキーぐらいで、きちんとした言葉として使いましょう。

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メールでの使用は控えた方がいい?

目上の方に使うお願いの言葉としては上位の「お願いしたく存じます」ですが、残念ながらメールではあまりその真価を発揮できないようです。もちろん相手に寄るところはありますが、「お願いしたく存じます」はどうも堅苦しく感じる方が少なからずいるそうです。

パートナーとして事業提携していきたい!って思っている会社相手に、そうなんども「お願いしたく存じます」なんて堅苦しい書き方をされてしまうと定型文のような感じになってしまいます。

堅苦しすぎる文面はコピペだと思われ逆に誠意をなくしてしまうこともありますので、使い所はほどほどに。大事な取引先へのメールにでの使用は問題ないので、メールであっても相手によってきちんと使い分けをしましょう。

「お願いしたく存じます」を使うときの注意点

「お願いしたく存じます」は相手に配慮しつつ自分の要望を伝えることができます。丁寧な言葉ですが、使い方を間違えてしまうと相手に不快感を与えてしまう可能性があるので、使うときには注意が必要です。

「お願いできますでしょうか」は使わない

昨今よく耳にする「お願いできますでしょうか」の言葉。丁寧に言ったつもりでしょうが、実は日本語としては大変間違っているのです。

その理由は、敬語として使われる「です」「ます」の二つが混ざっているためです。正しくは、「お願いします」「お願いしてもよろしいでしょうか」となります。ですが最近は日本人の丁寧さが仇となり、日本語として間違っているのに広がってしまっているのが現実です。

多くの人に使われると間違った日本語も正しいとされてしまいますし、「お願いできますでしょうか」もまさしくそうなりそうです。かと言って、知っている以上はむやみやたらに使わない方が良いでしょう。

ご年配の方々は言葉にうるさく、周知されていてみんな使っていても間違った言葉に不快感を露わにしますので、正しい言葉の方を使うようにしましょう。

性別にも影響する

実は、「お願いしたく存じます」という言葉、男性が使うのももちろん正しいですが、女性こそ、その力をうまく使っていただきたいのです。

女性の方が言葉に感情を込めるのが上手ですので、本当にお願いします!という気持ちを込めてこの言葉を言うと、相手も聞き入れてくれやすいでしょう。

普通のお願いしますでも気持ちを込めると伝わりますので、「お願いしたく存じます」という言葉に限った話ではありませんが、会話に関しては女性が有利になる場合もあるので有効活用しましょう。

謝罪の言葉として使わない

間違った使い方として、謝罪のときに使ってしまう場合があります。謝罪するので頼みごとを聞いてくださいという意味で伝わってしまう可能性があるので、使うのはよくありません。丁寧な言葉で謝罪したいときは別の言葉を使いましょう。

言葉ひとつで良し悪しが判断される可能性もあるので、正しい使い方を心がけましょう。

依頼するときに使う場合は「ご検討のほど」を補足する

頼みごとをするときに相手への敬意が必要です。敬意をかき、相手の都合をないがしろにしてしまうのは良くありませんので「ご検討のほど」を補足するといいでしょう。

また「お願いしたく存じます」だけでは意図が伝わらない可能性があります。そのため、前述した例文のように「お願いしたく存じます」の前に、自分の意図を表す言葉を添えるといいでしょう。

「お願いしたく存じます」を言い換えると?

「お願いしたく存じます」は別の言葉に言い換えることができます。同じ言葉を多用してしまうと相手に与える印象は良くありません。バリエーションを増やしておき、いろいろな場面で使い分けましょう。

お願い申し上げます

「お願いしたく存じます」と同様にビジネスシーンでもよく使われる言い換えで、年賀状のあいさつなどでもよく使われます。相手に敬意を表し、一方的にお願いをしている表現です。

お願いいたします

日頃から耳にする「お願いします」を丁寧に言い換えた言葉です。いろいろな相手に使うことができます。前述したとおり「お願いしたく存じます」は相手によっては堅苦しい印象を与えてしまう可能性があるので、相手に対して判断に困った場合はこちらを使うと無難です。

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いただければ幸いです

「いただければ幸いです」は「お願いしたく存じます」よりも丁寧な言葉になります。自分にとってうれしい、ありがたいという気持ちを表現しています。より柔らかい印象を与えられるとされています。

していただけますか

似たような言い換えとして「していただけますでしょうか」があります。ですが、これは二重敬語になります。過剰な表現は相手に気持ちを伝えたいというあらわれですが、ビジネスシーンでは正しい言葉を使いましょう。

お願いします

「お願いします」は自分の頼み事をお願いするときに使いますが、前述した「お願いいたします」よりも丁寧ではない表現です。ですから上司や大切なクライアントなどに対して使うのはなるべく避け、近しい関係の方に使うのがいいでしょう。

お願いしたいのですがいかがでしょうか

「お願いしたく存じます」よりも丁寧な言い換えです。相手の意思を尊重しているのが伝わりやすいとされています。ただ文書などだと長く感じてしまう可能性がありますので、多用するのは控えましょう。

「お願いしたく存じます」は敬語としては正しいの?

前述でも述べた通り、「お願いしたく存じます」は目上の方への敬語として正しく、いつどの場面で使っても失礼がありません。

ただ謙譲語ではありますが、目上であっても多少砕けて大丈夫な先輩などには、「お願いしたく存じます」よりも「お願いします」もしくは「お願い致します」の方が堅苦しくなくていいでしょう。

もちろん顧客相手には「お願いしたく存じます」を使うべきですし、上司には少し回りくどい場合もあるので「お願い致します」の方がいいかもしれません。

そんなに硬くなるなよ〜と言ってくれる上司もいると思いますが、頻繁に「お願いしたく存じます」を使っていると距離を置かれると勘違いされてしまいますので、そこだけ気をつけましょう。敬語はほどほどに使うのが一番です。

「お願いしたく存じます」の英語表現は?

「I would appreciate it if you could〜.」は感謝を前置きして相手に決定権を委ねている英語表現です。同じような意味合いとして「I would be grateful if you could~.」もあります。

英語圏では先に感謝を述べることが多いです。

「I would appreciate it if you could〜.」を直訳すると「もしあなたが〜してくだされば、とても感謝いたします」となります。こちらも「してください」とストレートに伝えずに、「もししてくだされば」という意味合いを含むことで、相手に決定権を委ねています。また「感謝いたします」という言葉を先に伝えることで、相手も気持ちよく聞き入れられる表現です。

https://bzlog.net/how_to_use/a9327/#index_id17

正しい使い方をしてできる人だと思われよう

仕事で使われることの多い「お願いしたく存じます」ですが、意外と若い人は上手に使えないことが多いようです。なので若い人ほど早めに慣れて使えるようになっておくと、「お。珍しい」と使われた側も感心しますし、使った方の印象にも残ります。

言葉一つで人の評価というものはいくらでも変化します。正しい日本語、正しい敬語を身につけて上司や顧客から一目置かれる存在になるのもいいですね。

これを機に、普段自分が使っている敬語を調べてみたらいかかですか?思わぬ発見とともに、調べているうちに周りが使わないような敬語を覚えているかもしれません。

今後仕事を楽に続けていくために、敬語から始まるコミュニケーションということで「お願いしたく存じます」をまず初めに使ってみると良いですね。

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