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「伺いました」の使い方と例文|NGな表現や「参りました」との違い

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「伺いましたとはどんな意味なの?」
「ビジネスシーン別に伺いましたをどう使えばいいの?」
このように、普段使う言葉でも意外に意味を知らなかったり、具体的に説明をできなかったりすることがあるのではないでしょうか。

本記事では「伺いました」の意味やそれぞれの類語、英語表現を分かりやすく説明します。また、「伺いました」の使い方をシーン別に例文を使いながら、それぞれの類語や英語表現を解説していきます。

この記事を読むことで、「伺いました」の意味や正しい使い方、使う時の注意点を把握できるでしょう。

他にも、それぞれの類語やビジネスシーンで使えない用語を知ることで、仕事の面でも役立つことでしょう。語彙力を広めて幅広い知識と教養を身に付けたいなら、この記事を是非チェックして下さい。

「伺いました」の意味

ここでは言葉の説明をします。「伺いました」の意味を知ることによって視野が広がり、違った考え方ができるようになるのです。

言葉のやり取りができるようになると物事がスムーズに通るようになり、仕事のパフォーマンスが上がることでいい印象を与えられます。また、人間関係においてもコミュニケーション能力の高い人がリスペクトされ、役職に就きやすくなることでしょう。

「聞きました」

「伺いました」は堅苦しい表現の仕方であり、それを柔らかくしたのが「聞く、聞いてる、聞きました」です。「伺いました」は「聞く」の謙譲語で、より丁寧さを強調しておりビジネスの世界ではよく使われます。

「聞く、聞きました」を「伺う、伺いました」とフォーマルな言い方に変えることによって、聞く相手にいい印象を与えるのです。言葉の使い方を知ることにより仕事能力も上がります。是非仕事で使いこなして下さい。

「行きました」

「伺いました」には違う表現があります。それは、「行く、行きました」です。どこかに訪問した際などに使えるので便利でしょう。また、もう一つ似た意味に「参ります」という表現があり、これは謙譲語となっています。

意味としては「行きました」と一緒であることから、一般的な表現としてビジネスでもよく使われているので、知っていても損はないでしょう。日頃から会社などで敬語を使う習慣にすれば身に付くので是非取り入れてみて下さい。

「尋ねました」

「伺いました」には他にも意味があります。それは「尋ねました」です。これは尊敬語で人に尋ねる時に「ご予定をお尋ねしても宜しいでしょうか」と使うこともできますが、「名前をお伺いして宜しいでしょうか」と言い換えることもできます。

これは丁寧な表現で、使えば相手から尊敬されることでしょう。ちなみに、尋ねるという言葉は初対面の方によく使う表現です。

「伺いました」の誤った使い方

ここでは「伺いました」の誤った使い方を紹介します。普段から敬語のことを理解しているつもりでも間違っている場合があります。間違った言葉の使い方を知り、正しく意味を理解できるようになりましょう。

また、「伺いました」の使用方法を正確に理解できれば、会話能力が上がることでしょう。興味のある方は、是非チェックして下さい。

「お伺いしました」

「お伺いしました」は、履歴書を作成する際に使用すると丁寧すぎてしまい、読みにくい印象を与えてしまう可能性があります。簡潔に読みやすい文章を心掛け、相手にも丁寧で分かりやすい敬語にする必要があるでしょう。

また、「伺いました」はすでに敬語となっており、「お伺いしました」では二重敬語になってしまうため、注意しましょう。

「お伺いいたしました」

「お伺いいたしました」は、丁寧でスマートに聞こえる敬語でしょうが、実は間違った敬語の使い方をしており、二重敬語になってしまっています。

こういう間違いをしてしまうと、気が付かないうちに長くて読みにくい文章になってしまい、読む人も困るので日頃から正しい敬語を使えることが必要不可欠でしょう。

「お伺いさせていただきました」

この敬語の使い方も間違っています。敬語としては十分に丁寧で相手にいい印象を与えますが、「お伺いさせていただきました」は二重敬語で誤った表現なのです。長ったらしい言葉を使ってしまうと相手に分かりづらく不快にさせてしまうこともあるでしょう。

また、こういう敬語表現は使い方を間違う場合もあるので、他の尊敬語と重ね合わせないように意識しましょう。

「母から伺いました」

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これも間違った敬語です。よく身内に対して「父から伺いました」や「母から伺いました」と勘違いして使う方がいますが、この言葉は自分をへりくだって相手を立てる時に用います。

それなのにわざわざ自分の身内を立てては相手に失礼でしょう。こういう間違いを上司や取引先にしてしまうと印象が悪くなるので、くれぐれも使い方には注意しましょう。

「弊社の資料室に伺いました」

この言葉は人に使うのであって、ものに使うものではありません。「弊社の資料室に伺いました」をものに対して言っているのです。この言葉は人にへりくだって相手を立てる時に使うものです。

似た意味を持つ言葉として「資料室に参りました」があります。これを使うにあたっては特に問題はありません。似ている敬語があると間違いやすいですが、使い方を知ればミスも減るでしょう。

伺いましたの使い方と例文

ここからは「伺いました」の使い方と例文について解説します。コミュニケーションをとる上で敬語は大事なものです。例文が分かれば「伺いました」をスムーズに使うことができるようになるでしょう。

会社で上司や取引先と会話をする際に、色々な言葉や表現を覚えれば語彙力もアップし、役職を得たり給与もアップしたりする可能性もあるでしょう。ご興味のある方は、是非チェックしてみて下さい。

「聞きました」の意味の場合

これは「伺いました」の中でもよく使われる言葉です。その中でも、「聞きました」は相手の行動に対して使う敬語です。取引先や上司に出して使う場合は「言伝てを承りました」などが正解になります。

前述したように「伺いました」は、自分はへりくだって相手を敬う言葉であり、自分の行動を上司や目上の方に報告する時に用いるのです。

「行きました」の意味の場合

「伺いました」には他にも意味があります。それは「行きました」です。これは相手の動作や状態に対して使う敬語です。

例文にすると「今日自宅に行かれました」になります。謙譲語にすれば「弊社に参られました」、あるいは「弊社に伺われました」になります。ベストなのは「伺われました」を使うことでしょう。機会があれば使うことをおすすめします。

「尋ねました」の意味の場合

自分が上司や取引先に対して質問をする場合、または尋ねる際に使います。この敬語を使えるかどうかによって評価も変わってきます。社外で使用する場合には尊敬語を使うといいでしょう。

また、上司や目上の人に対して使う場合は謙譲語を使うのがおすすめです。例えば、「お伺いしたいことがあるのですが」などを使えば相手からリスペクトされやすいので、実践してみましょう。

「伺いました」と「参りました」の違いと使い分け

「伺いました」と「参りました」は間違いやすいので、注意して下さい。自分がどこかに行く場合はどちらも使っていいのですが、相手に対して敬意を払う場合は別です。

こういう時には「作業所に参りました」ではなく「作業時に伺いました」が正解になります。使い方としての違いは、「伺いました」は自分がへりくだって相手に敬意を払う場合に使う敬語です。

「伺いました」と意味の近い敬語と例文

ここでは、「伺いました」の意味に近い敬語と例文を紹介します。何か困った時にその言葉のニュアンスに近いものを使えば役に立つでしょう。その日本語に近い意味を知れば見聞が広がり語彙力も上がります。

また、言葉の表現や敬語の意味が分からない場合は辞書を引くのもありです。自分で調べる癖を付ければ言葉の意味や知識も増えて使えるようになるでしょう。ご興味がある方は、是非チェックしてみて下さい。

「拝聴しました」

これは「聞く」の謙譲語で、少し難しくあまり聞きなれない敬語です。下記に例文を紹介します。

・一昨日の演説では貴重なお話が拝聴できましたこと誠に感謝しています。
・是非貴重なお話を拝聴したく、お願い申し上げます。

「拝」という漢字には「頭を深く下げてお辞儀をする」「ありがたく引き受ける」という意味があり、「伺いました」より強い意味になります。

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「お聞きしました」

「伺いました」に近い言葉があります。それは「お聞きしました」です。これは尊敬を表す「お」を付けることによって謙譲語になるのです。以下が例文として紹介します。

・部長が辞めるとお聞きしました。
・先日の話をお聞きして宜しいでしょうか。

「聞く」という意味をちゃんと伝えたい際に使用しましょう。

「お尋ねしました」

「お伺いしました」に近い言葉があります。それは、「お尋ねしました」です。これは言葉としては似ているのですが、使い方が異なるので解説します。

まず、「お伺いしました」は謙譲語です。それに対し、「お尋ねしました」は尊敬語になります。ただし、「お尋ねします」は「分からないことがあってお尋ねする」という形に変えれば謙譲語として使うことが可能となります。

「伺いました」の英語表現

ここでは「伺いました」の英語表現について紹介します。この英語表現を海外で使うことによって、相手から信用されやすくなることでしょう。

また、英語表現を覚えることで語彙力が高まり、語学を勉強する際にも役に立ってくれます。他にも「伺いました」を英語で簡単に表現することで、実績も積みやすくなることでしょう。

「聞きました」の意味の場合

「聞きました」を英語にすると、「hear」「be told」になります。この英語表現を使いこなすことによって、海外でもスムーズに伝わるようになり、相手の好感度も上がります。

また、仕事をしていくうちに英語ができるようになると、社内でも評価されるようになるため、海外赴任も夢ではないでしょう。

「行きました」の意味の場合

「行きました」を英語にすると「visit」「come」になります。「行きました」は相手の行動に対して使う言葉であり、他にも同じ意味である「伺いました」がありますが、これは自分がへりくだって相手を敬う時に用いるものです。

また、使い時や場所を区別しながら使用できるようになると、リスペクトされるようになるでしょう。

「尋ねました」の意味の場合

「尋ねました」を英語にすると「ask」「inquire」になります。「伺いました」も同じ意味です。この敬語も前述したように尊敬語と謙譲語の違いが共通しています。

「お尋ねしました」は相手の行動に対して用いる言葉であり、「伺いました」は自分からへりくだり相手を敬う時に使えるので、活用してみて下さい。

「伺いました」の使い方を知って適切に使おう

「伺いました」の言葉の意味を分かっていただけたことでしょう。適切な言葉の使い方が分かれば、相手とコミュニケーションをとる際の役に立ちます。

また、敬語の意味を理解すればするほど語彙力も豊富になり、相手にスムーズに言葉が伝わるようになります。社会で生きていくために敬語は不可欠なので、うまく使えればその分信頼されることでしょう。

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