Search

検索したいワードを入力してください

「ご連絡差し上げる」は正しい敬語表現か|「ご連絡」の例文3つ

初回公開日:2017年11月10日

更新日:2020年06月30日

記載されている内容は2017年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「ご連絡差し上げる」という表現はどんな時に使えるのでしょうか。相手や状況に応じて使わないほうがよいケースがあります。ビジネスや日常の人間関係で相手を不快にさせないためにも「ご連絡差し上げる」の正しい使い方について今一度整理してみませんか。

「ご連絡差し上げる」は正しい敬語?

「ご連絡差し上げる」は正しい敬語表現か|「ご連絡」の例文3つ
※画像はイメージです

日常やビジネスの場面でよく使われる敬語に「ご連絡差し上げる」という表現があります。この表現に疑問を持った方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、「ご連絡差し上げる」は敬語として必ずしも誤りとはいえません。

しかし、正しい言葉遣いであっても、相手が疑問に思うのであればコミュニケーションとして適切ではありません。「ご連絡差し上げる」の使い方をみていきましょう。

「ご連絡差し上げます」の使い方

まず「ご連絡差し上げます」とは、「(こちらから相手に)連絡をする」という意味で、文法的には丁寧語(ていねいご)の「ご連絡」に、「あげる・与える」の謙譲語(けんじょうご=自分がへりくだることで相手に敬意を表す言葉)の「差し上げる」がくっついた形です。

「あげる・与える」という意味ですので、相手にとって何か有利なことや利益になる場合には適切な表現です。

「ご連絡いたします」の使い方

「ご連絡いたします」の「いたす」は、「する」の謙譲語です。

「いたす」は「する」のへりくだった表現で、非常に便利な表現です。シーンに関係なくメールや電話など日常的に使用でき、「差し上げる」の代わりに使ってもデメリットはありません。

「ご連絡差し上げます」を使用すべきか迷ったときには、「ご連絡いたします」を使いましょう。

「ご連絡申しあげます」の使い方

「ご連絡申しあげます」の「申しあげる」は、「言う・話す」の謙譲語です。目下の人から目上の人に「あげる」という表現になるので、「申す」より謙譲の度合いが高い表現といえます。

「ご連絡申しあげます」のほうが「ご連絡いたします」より丁寧な表現と言えます。目上の方やお客様など相手により丁寧に伝えたい場合には、こちらを使うとより確実でしょう。

「ご連絡差し上げる」の例文

「ご連絡差し上げる」は正しい敬語表現か|「ご連絡」の例文3つ
※画像はイメージです

「ご連絡差し上げる」はシーンによって使い分けが必要です。場合によっては知らないうちに相手を不快にさせてしまうこともあります。

特に、目上の人や明らかに自分の都合で連絡する場合には、「ご連絡差し上げる」を使うのは避けたほうがよいでしょう。

それでは、「ご連絡差し上げる」を含むいくつかの使用例をご紹介いたします。

例文1:ご連絡差し上げる

(例1)事前にご案内した内容ではありますが、念のためまぎれのないようご連絡差し上げる次第です。

(例2)詳細分かり次第こちらからご連絡差し上げるよういたします。

(例3)お送りいただいた資料を受領しましたら、ご連絡差し上げるよういたします。

上記のような例が考えられますが、目上の人やお客さまに対して使用する場合には違和感を持たれる場合がありますので、「いたします」などを使用するほうが無難です。

例文2:ご連絡差し上げます

(例1)詳細は追ってご連絡差し上げます。

(例2)お問い合わせをありがとうございます。担当の者より3日以内にご連絡差し上げます。

(例3)予定や会議室を調整の上、ご連絡差し上げます。

こちらも上記のような例が考えられますが、目上の人やお客さまに対して使用する場合には違和感を持たれる場合がありますので、「ご連絡いたします」などを使用するほうが無難です。

例文3:ご連絡差し上げるべきところ

(例1)本来、ご自宅にご連絡差し上げるべきところでしたが、ちょうどお母さまに道でお会いしたので、お母さまにお伝えしました。

(例2)ご連絡差し上げるべきところ、先にご連絡いただいてしまい大変恐れ入ります。

こちらも上記のような例が考えられますが、目上の人やお客さまに対して使用する場合には違和感を持たれる場合がありますので、「ご連絡いたします」などを使用するほうが無難です。

「ご連絡差し上げます」の使い方

「ご連絡差し上げる」は正しい敬語表現か|「ご連絡」の例文3つ
※画像はイメージです

例文でご紹介したように「ご連絡差し上げる」の使うべきタイミングはおわかりいただけたでしょうか。これまでご紹介してきた例文を参考にしてください。

ここでは、「目上の人」「お客様」「書面」「メール」での使い方について説明していきます。

目上の人への使い方

「ご連絡差し上げる」は、目上の人の要望で連絡が必要になったときには使うことが可能ですが、こちらの都合で連絡するなら使用は控えましょう。もっとも、目上の人にあえてこの表現を使用する必要はないので、できるだけ使用しないほうがよいでしょう。

(OKな例)ご指示いただいた作業は今週末を目処に完了する予定です。完了次第ご連絡差し上げます。

お客様への使い方

お客様の要望で連絡が必要になったときには使うことが可能ですが、こちらの都合で連絡するのであれば、使用は控えましょう。目上の人に対するものと同様、こちらもできるだけ使用しないほうがよいでしょう。

(OKな例)ご注文になった商品は来週に順次発送される予定です。商品が弊社に到着次第、ご連絡差し上げる予定です。

Latests