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「伝えてください」の敬語の種類は?
「伝えてください」という言葉は丁寧語です。日常生活の中で「伝える」という言葉を使いますよね。これを正しく使い分けると「伝える」の敬語の種類には丁寧語、謙譲語、尊敬語があります。まずは、基本の丁寧語、謙譲語、尊敬語についてみていきましょう。
丁寧語とは?
例)行きます、食べます、伝えてください
謙譲語とは?
例)拝見させていただきます、お伺させていただきます
尊敬語とは?
例)お会いする、お話になる
「伝えてください」の敬語での使い方は?
敬語の種類は?
「伝えてください」の謙譲語は「お伝えください」や「お伝え願います」です。謙譲語は言葉のまえに「お」を付けるのがポイントです。
「伝えてください」の尊敬語は「伝えられる」や「お伝えになられる」です。最後に「られる」を付けます。
使い方は?
例1)部長にこの案件について伝えてください。
例2)A社の○○さんが部長に「よろしく伝えてください。」とおっしゃっていました。
メールでの使い方とは?
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例1)Aの件に関して○○さんに伝えてください。
例2)Bの件に関して申し伝えてください。
ビジネスでの使い方とは?
ビジネスでの場面の使い方には次のようなものもあります。「お知らせください」、「折り返しご返事をいただきたくお願い申し上げます」、「ご一報くださいますようお願い申し上げます」の言葉も「お伝えください」の類似語として活用することが出来ます。
ほかにも役立つビジネスでの敬語
そのうちの一つに「教えてください」はありませんか。これも「伝えてください」同様にビジネスシーンで、特に目上の人に対しては言いにくい言葉ではないでしょうか。このような場合には「ご教授お願い致します」、「ご教授いただければ幸いです」を使うといいでしょう。
また、お詫びをする場合には「何卒ご容赦賜りたく重ねてお詫び申し上げます」、「ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします」が使えます。さらに、目上の人に取り急ぎお願いしたいことがある場合には「至急ご連絡いただけますよう重ねてお願い申し上げます」、「早急にお願い致します」が使えます。
「伝えてください」を敬語表現するときの例文
「よろしく」を使った場合は?
では、逆に「よろしくお伝えください。」と言われた場合にはどうしたらいいのでようか。
「○○さんによろしくお伝えください。」と言われた場合には△△さんが「よろしくお伝えください。」とおっしゃっていましたと伝えます。
また、ただ「よろしくお伝えください。」と言われた場合には、社交辞令ということもあるので、特に誰かに伝えなけらばならないというわけではありません。機会があれば、関係する方に△△さんが「よろしくお伝えください。」とおっしゃっていましたと伝えるといいでしょう。
「伝えてください」の別の敬語表現例
「お伝えください」を使った場合は?
その他の例
例1)感謝の気持ちを伝えてください。
例2)~の結果は後程伝えてください。
例3)~についてお伝え申し上げます。
例4)以下の件についてお知らせします。
注意点
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接頭に「お」を付ける丁寧語の方法と、本来の丁寧語である「伝えてください」の重複使用になります。注意してください。「お伝えください」や「伝えてください」で十分相手への敬意を表しています。
正しく使い分けてできる大人になろう
まずは使う可能性の高い「伝えてください」からチャレンジしてみてください。