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「ご都合が悪い」の敬語表現の基本
「ご都合が悪い」の敬語での使い方
丁寧語・謙譲語・尊敬語
使い方
メールでの使い方
「ご都合が悪い」を敬語表現するときの例文
ご都合が悪いようでしたら
「明日説明会を開催する予定ですので、ご参加いただければと思っております。しかし、急なことですのでご都合が悪いようでしたら次の日程をご案内いたします」「今日の仕事上がりに飲み会をしようと思っていますが、先輩のご都合が悪いようでしたら別の日にします」などの使い方をします。
ご都合が悪い場合
【例文】
「昨年もご連絡いたしましたが、セミナーは1月15日の10時からを予定しております。ご都合が悪い場合はご連絡くださいましたらと存じます」「先だってお約束しておりましたとおり、明後日の午前中にお伺いさせていただく予定です。ご都合が悪い場合はご連絡いただけましたらと存じます」
などの使い方をします。
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ご都合はいかがでしょうか
【例文】
「1月15日の10時からセミナーを開催させていただきます。ぜひご参加いただけたらと思っております。××様のご都合はいかがでしょうか」「最短で、明後日の午前中にお伺いできるのですが、ご都合はいかがでしょうか」
などの使い方をします。
「ご都合が悪い」の類語の敬語表現
「ご都合が悪い」には、若干ニュアンスが違う類語が多数あります。相手の都合を聞きたい時には、その場の状況に合わせて「ご都合が悪い」や、その類語の敬語表現を使っていく必要があります。
お忙しい
「ご都合が悪い」という敬語に非常に近い表現に「お忙しい」があります。「忙しい」を尊敬語の形で敬語にした表現です。「今日の夜飲み会をする予定ですが、先輩がお忙しいようでしたら別の日にするつもりです」「今日の仕事上がりに少しお時間をいただけたらと思うのですが、お忙しいですか」「明日お伺いしたいのですが、お忙しいでしょうか」
などの使い方をします。
万障お繰り合わせの上
「万障お繰り合わせの上」は「なんとかそちらで都合を付けて欲しい」と伝える時の言葉です。敬語というわけではありませんが慣用句的な言葉で、敬語と同等の使い方をします。
【例文】
「12月10日に同窓会を開催する予定です。皆さま万障お繰り合わせの上ご参加ください」「××さんの昇進のお祝いに飲み会を開催いたします。皆さま万障お繰り合わせの上ご参加ください」
などの使い方をします。
他にご予定がないようでしたら
「来て欲しいのだけれど」「都合がつかないなら無理にとは言わない」というようなニュアンスを伝えたい時には「他にご予定がないようでしたら」というと気持ちが伝わりやすいです。
【例文】
「今日、仕事上がりにみんなで飲みに行く予定です。他にご予定がないようでしたら先輩も一緒に行きませんか」「12月10日にセミナーを開催いたします。他にご予定がないようでしたらぜひご参加ください」
などの使いかたをします。
「ご都合が悪い」と「差し障りがある」の意味の違い
「ご都合」の場合は「よい」「わるい」と言います。敬語では「ご都合が悪いようでしたらお知らせください」「ご都合の良い日を教えてください」などの使い方をします。
「差し障り」は「ある」「ない」と言います。敬語では「差し障りがあるようでしたらご記入いただかなくても問題ありません」「差し障りのない範囲でご記入をお願いいたします」などの使い方をします。
「都合が悪い」と相手に伝えたい場合の敬語表現
「都合が悪い」と言いたい場合は丁寧語の形で敬語にします。「都合が悪いです」が「都合が悪い」の丁寧語です。しかし「今日は都合が悪いです」ではなんとなく、丁寧さに欠ける印象になります。
「申し訳ない」「残念です」などのクッション言葉を使う
「申し訳ないのですが、今日は都合が悪いです」「とても残念なのですが、今日は都合が悪いです」などの使い方をします。
予定がある
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「ご都合はいかがですか」と聞かれ、「都合が悪い」と答えなくてはならない場面では「都合が悪いです」と答えるのではなく「申し訳ないのですが、他に予定があります」「残念なのですが、他に予定があります」などの応え方をすると丁寧な印象になります。
「ご都合が悪い」を使いこなそう!
「ご都合が悪いようでしたら、日程を変えますのでおっしゃってください」「ご都合が悪いようでしたらご連絡くださいましたらと存じます」などの使い方をします。
「ご都合が悪い」の敬語表現を覚えて使いこなせるようになりましょう。