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「大変ですね」の敬語表現
もし自分が大変な状況にあったとして、「大変でしたね」と言われたとしたら、少し戸惑う気持ちになるのではないでしょうか。「大変でしたね」という場合のの敬語での使い方を紹介します。
「大変ですね」の敬語での使い方
苦労が並々ならぬことも「大変」という言葉を使います。「大変な目に合う」「日々の暮らしが大変です」などあります。
「大変ですね」という敬語のニュアンス
大変な経験をした相手へのなぐさめの言葉をかける場合は「大変ですね」という以外にも「大変でしたね」という声掛けと、「できる事があればおっしゃってください」といったもう一言があると少しでも気持ちに寄り添うことができるでしょう。
敬語の種類
丁寧語は相手に直接敬意を表し、「お、御」接頭語をつけ、「です、ます、ございます」といった言葉を語尾につけます。また接頭語をつける「ご飯」、「お茶」なども丁寧語になります。
謙譲語は自分自身や自分の行動などを謙遜して地位を下げる表現をすることで、相手の地位を高めて敬意を表す言葉の使い方です。
シチュエーションで違う敬語の使い方
二重敬語に注意!
またこのことを知っていることで違和感のない敬語や丁寧語を使うことができますので頭に入れてきましょう。
大変ですねの敬語表現の使い方
・「台風の被害の範囲が広く、大変心配しております」
・「ご病気にて入院と承りまして、大変驚いております。」
メールでの使い方
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ビジネスでの使い方
「言いにくいのですが~」という言葉を「大変」を使って書き換えます。「大変申し上げにくいのですが」というように書き換えることでへりくだる表現にして、申し上げるという敬語を使います。
また、電話で何回もコールが鳴った後で電話を取るときなどは「大変お待たせしました」と詫びの言葉をいれてから電話応対をします。
目上の人への使い方
「大変ですね」を敬語表現するときの例文
また上司が出張へ行くときや、遠方から来た目上の方に対してねぎらう気持ちを伝えようとする場面はあるでしょう。
「大変ですね」を敬語表現するときの例文を紹介します。
同僚や同じ部署など
「大変ですね、何か手伝えることがあったらおっしゃってください」や「昨日は夜遅くまで大変だったと思います。お疲れさまでした」といった言葉を使ってもよいでしょう。
目上の人物に対して
・「長期にて遠くへのの出張、大変と存じますが、気を付けていってらっしゃいませ。」
遠保から来た目上の方に対してねぎらいの気持ちを伝えたいときは
・「遠距離にて移動中は大変だったと存じます、お越しいただきましてありがとうございます。」
このように「大変ですね」という意味を入れた敬語をつかうと良いでしょう。「大変ですね」「大変でしたね」という敬語だけだと表現が不足しているような印象があります。
夜遅くまで「大変ですね」
「夜遅くまで大変ですね。」という言葉ではあいまいな印象があります。「大変ですね」の言葉に付け加えて敬語を用いれば印象が変わります。
・「夜遅くまで準備が大変ですね。明日は私も作業に加わりますのでよろしくおねがいします。」
夜遅くまでの準備がある相手の状況をこちらがわかっている事を付け加えたり、そのことに対して自分がどう対処できるのかを言うことであいまいな印象にならないでしょう。
「大変ですね」の別の敬語表現例
「大変」は強い意味の言葉で使われますのでその類義語にはいくつかあります。
「大変感動した、大変影響をうけた」
・「部長の仕事に対する信念に感銘を受けました。」
「感銘を受けた」という敬語にすることで「大変感動した」とか「大変勉強になった」といったニュアンスも表現できます。
被害や病気に見舞われた相手へのねぎらい
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・「大雨による被害が甚大とうかがいました。皆様をご案じ申し上げます。」
「大変ですね」という部分を「甚大な」という表現に変えることができますのでこのようにして「大変ですね」という敬語を別の表現にできます。
「大変ですね」という敬語はあいまい
「突然のことで~大変ですね」とか「~とのことで大変~ですね」という敬語表現で言葉にしたほうがねぎらいの気持ちが相手に伝わるでしょう。