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「楽しむ」の敬語表現・楽しむの使い方と例文・別の敬語表現例

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「楽しむ」の敬語表現

「楽しむ」は丁寧語の形で敬語にすると「楽しみます」になります。謙譲語では「楽しませていただく」という敬語表現になります。尊敬語では「お楽しみになる」「楽しんでいらっしゃる」などの敬語表現をします。

「楽しんでいらっしゃいますか」「楽しかったです、ありがとうございます」などの使い方をします。

「楽しむ」の敬語での使い方

「楽しむ」は相手に対して「楽しんでいるか」と聞く場面や「楽しんでいる」と伝える場面、「楽しんで来て」と伝える場面、「楽しんで来る」と答える場面などで使います。

敬語の種類

敬語には「丁寧語」「謙譲語」「尊敬語」があります。「楽しむ」は、丁寧語の形で敬語にすると「楽しみます」になります。「楽しんでいます」という場合も多いです。謙譲語の形で敬語にすると「楽しませていただいている」になります。尊敬語では「楽しんでいらっしゃる」です。

使い方

相手に「楽しむことができていますか」と聞く敬語表現は「楽しんでいらっしゃいますか」です。「楽しんでいる」と答える敬語表現は「楽しませていただいている」になります。

「パーティーを楽しんでいらっしゃいますか」「ええ。楽しませていただいています。ありがとうございます」などの使い方をします。

「楽しむ」の敬語表現・シーン別の例文

「楽しむ」は「音楽を楽しむ」「お茶会を楽しむ」「スポーツを楽しむ」など、自分や人がそれを楽しむということを表現する主観的な言葉です。

敬語は相手との会話の中で使うものであるため、「楽しむ」をそのまま敬語にするのではなく「楽しんでいる」「楽しんでいるか」「楽しませてもらっている」「楽しんで来て」などを敬語にする形で使います。

メールでの使い方

相手が旅行に行くと知った時などに、「ご旅行を楽しんできてください」というような文面で使います。また、パーティーや飲み会などに行くと知った時などにも「楽しんできてください」などの言葉を書きます。

上司への使い方

上司が何処かへ旅行に行くと聞いた時などには「楽しんでいらしてください」などの言葉をかけるのが一般的です。

「ハワイに行かれるんですか。素敵ですね。楽しんでいらしてください」などの使い方をします。

旅行

「楽しむ」の敬語表現は相手が旅行に行く場面などで使うことが多いです。「楽しんで来てください」「楽しんでいらしてください」などの使い方をします。

休暇

相手が休暇を取った時などにも、「休暇を楽しむように」と敬語で伝えます。「仕事は大丈夫ですので、ゆっくり楽しんでいらしてください」などの使い方をします。

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「楽しむ」の別の敬語表現例

「楽しむ」は、「今日は映画を楽しむ」などの主観的な文章で使うことが多い表現です。会話で使う場合には「楽しんでください」「楽しんでいますか」などの敬語表現を使います。

楽しんでください

「楽しんでください」は、何かを企画した主催者が招待した人に対して使うことが多い表現です。

「本日はお越しくださいまして誠にありがとうございます。どうぞ、ごゆっくり楽しんで行ってください」などの使い方をします。

楽しんでいますか

「楽しむことができているか」と相手に尋ねるときには「楽しんでいますか」「楽しんでいらっしゃいますか」などの敬語表現を使います。

「楽しんでいらっしゃいますか」「こういうところは慣れていないので、困ってしまって」などの使い方をします。

「楽しむことができたか」と相手に尋ねるときには「楽しまれましたか」という敬語表現を使います。「ご旅行、楽しまれましたか」などの使い方をします。

楽しんでいます

「楽しんでいる」の丁寧語は「楽しんでいます」です。謙譲語は「楽しませていただいている」になります。

「楽しんでいらっしゃいますか」「ええ。楽しんでいます。ありがとう」「ご旅行、楽しまれましたか」「楽しませていただきました」「それはよかったです」などの使い方をします。

「楽しむ」の類語の敬語表現

「楽しむ」には、似通った表現が多数あります。「寛ぐ」「落ち着く」「歓談する」などです。それぞれの敬語表現をご紹介します。

寛ぐ

「寛ぐ」は「くつろぐ」と読みます。「楽しむ」と似通った意味ですが「楽しむ」よりもゆったりと落ち着いて楽しむ、というニュアンスがあります。家に招いたときなどには「楽しんでください」ではなく「くつろいでください」と伝えた方が自然な場面が多いです。

「狭い所ですが、どうぞゆっくり寛いでください」「お茶を入れて参りますので、寛いでいらしてください」などの使い方をします。

「寛いでください」はよく使われますが、「寛ぎました」などの言い回しは一般的ではありません。「寛いでください」と言われた場合は「寛ぎます」ではなく、「ありがとうございます」と答えるのが一般的です。

落ち着く

相手が直前まで悪い状態になっていて、今は少し持ち直している様子だ、という場合は「楽しんでいますか」ではなく「落ち着きましたか」と言った方が自然です。

「落ち着きましたか」「ええ。少し横になったら楽になりました」などの使い方をします。

自分が、「今は楽しいが、直前まで悪い状態になっていた」という場面でも「落ち着いた」を使います。「体調を崩したと伺いましたが、もうよろしいんですか」「ええ。落ち着きました」などの使い方をします。

歓談

「楽しくおしゃべりしていて」と伝える場面では「おしゃべりを楽しんでください」ではなく、「ご歓談ください」などの使え方をすることが多いです。

「ご歓談中のところ恐れ入ります」「どうぞご歓談をお楽しみください」などの使い方をします。

「お楽しみいただいておりますか」への敬語での返事

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「お楽しみいただいておりますか」「楽しんでいらっしゃいますか」などの質問をされたときに敬語でどう返事をしたらいいのか、迷ってしまうこともあります。

「楽しんでいらっしゃいますか」への敬語での返事をいくつかご紹介します。

ありがとうございます

「楽しんでいらっしゃいますか」「お楽しみいただいておりますか」は、「楽しむことができているか」という気遣いの言葉です。このため「気づかいいただいてありがとう」という意味合いで「ありがとうございます」と答えるのが一般的です。

「お楽しみいただいておりますか」「ええ。ありがとうございます」などの使い方をします。

緊張している

「楽しんでいらっしゃいますか」と聞かれたら、「ありがとうございます」と答えるのが一般的です。しつこく「楽しんでいるか」と相手が聞いてくるような場合は、自分が楽しくなさそうな、不機嫌そうな顔をしている可能性があります。招待客が不機嫌そうなので不安になってしまっているのだろうと考えられます。

その場合は可能ならば楽しそうに振舞うか、あるいは「ありがとうございます」と答えた後に「緊張してしまっている」と伝えるとよいです。「この人は緊張しているので機嫌が悪いように見えるのだ」ということが相手に伝わります。

楽しんでいます

「楽しんでいますか」と聞かれて、楽しんでいる場合は「楽しんでいます」と言います。

「楽しまれていますか」「ええ。ありがとうございます。楽しんでいます」「楽しんでいらっしゃいますか」「楽しませていただいています。ありがとう」などの敬語表現をします。

「楽しむ」の敬語表現を使いこなそう!

「楽しむ」は、「楽しんでいますか」「楽しんでいらしてください」「楽しんできてください」「楽しんでいます」「楽しませていただいています」など、使う場面によっていろいろな形の敬語表現を使う必要があります。

相手を家に招いたときや、店やホテルなどの何かをするのではなくゆっくりとするのが目的の場所に行った時などは「楽む」ではなく「寛ぐ」を使った方が自然な場合もあります。「どうぞごゆっくりお寛ぎください」などの使い方をします。

「楽しむ」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。

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