cms-import-tapbiz-wp

「行けます」の敬語表現・行けますの使い方と例文・別の敬語表現

[allpage_toc]

「行けます」の敬語表現

「行けます」は「行ける」の丁寧語です。謙譲語にすると「伺えます」になります。「その日でしたら行けます」「10日と11日でしたら伺えます」などの使い方をします。

丁寧語

「行けます」は「行ける」の丁寧語です。「その日なら行ける」を敬語にすると「その日でしたら行けます」になります。

「行けます」は謙譲語にすると「伺えます」になります。「その日なら伺えます」などの使い方をします。「行く」の謙譲語には「伺う」の他に「参る」もありますが、「参れます」は言いづらく聞き取りづらいためあまり使われません。

「行けます」の敬語での使い方

「行けます」は「行くことができる」という意味の言葉です。「梅田は道が難しいですが、地下鉄の乗り場まで一人で行けますか」「行けます」、「10月10日にお越しいただけますか」「行けます」などの使い方をします。

敬語の種類

敬語には「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」があります。「行けます」は「行ける」の丁寧語です。「行けます」は謙譲語では「伺えます」になります。

使い方

「その日でしたら伺えます」「手が空いておりますので、ご指定頂きましたらいつでも行けます」などの使い方をします。

「行けます」のシーン別の使い方

「行けます」は、「行くことが可能だ」という意味の敬語です。より丁寧に言いたい場合は「伺えます」あるいは「伺うことができます」などの敬語を使います。

「10時にオフィスまで来ていただけますか」に対して「行くことが可能だ」と答える場合は「行けます」「伺えます」「伺うことができます」などの敬語を使います。

「行けます」も正しい敬語ですので使っても問題ありません。しかし丁寧語よりも謙譲語の方が丁寧な表現だとされていますので、「行けます」よりも「伺えます」「伺うことができます」の方が丁寧な表現になります。

メールでの使い方

「パソコンが故障して困っています。できるだけ早く来ていただきたいんですが」「もっとも早い日にちで、明後日でしたら行けます」などの使い方をします。

ビジネスでの使い方

「来られるか」と聞かれ「行ける」と答える場面では「行けます」「伺えます」「伺うことができます」などの返答をします。

「すぐに来て欲しいそうなんだけれど、行けますか」「行けます」、「飲み会の予定を合わせたいのだけれど、いつが空いていますか」「10日以降でしたら行けます」などの使い方をします。

目上の人への使い方

[no_toc]

目上の人に使う場合は「行きなさい」という指示に対して「行けます」と答えないように気を配る必要があります。

「これから取引先に行くので一緒に来て下さい」「行けます」、「明日は現地集合です。××に行ってください」「行けます」は、意味はとおりますが不自然な言葉遣いになります。「承知しました」などの返答が好ましいです。

「来られるか」というような問いに対しては「行けます」を使います。「今日飲み会をするんだけれど、参加できますか」「行けます」などの使い方をします。

「行けます」を敬語表現するときの例文

「行けます」は「行ける」の丁寧語です。「行くことが可能だ」に言い換えて、この言葉を敬語にしても「行けます」同じ意味になります。「行くことが可能だ」は丁寧語では「行くことが可能です」、謙譲語では「伺うことが可能です」になります。

「いつ来られるか」と聞かれたときの返答

「行けます」をよく使うのは「いつ来られるか」という質問に対して答える場面です。

「水道管が故障してしまったので、できるだけ早く来ていただきたいのですが」「30分後には行けます」、「一度お会いしてお話ししたいのですが、こちらまでお越し願えませんか」「最短で明後日に行けます。そちらのご予定はいかがですか」などの使い方をします。

「そこへ行くことが可能だ」という意味で使うこともある

「そこへ行くことが可能だ」という意味で「行けます」を使う場合もあります。

「海外旅行にひとりで行けますか」「行けます」、「カラオケに一人で行けますか」「行けます」、「ひとりで喫茶店に行けますか」「もちろん行けます」などの使い方をします。

この使い方をする場合は、相手の所へ「行く」と伝えている訳では無いので謙譲語の形の敬語にはしません。「ひとりで海外旅行へ伺います」などは間違った表現です。

「来て欲しいのだけれど可能か」に対する返答

「行けます」は「来て欲しいのだけれど可能か」という質問に対して「可能だ」と答えるような場面でも使います。

「お休みのところ申し訳ありません。問題が起こりまして、今すぐ来ていただきたいのですが、可能でしょうか」「行けます」、「セミナーを開催します。10日なのですがお越し願えますか」「行けます」などの使い方をします。

「手が空いているので問題なく行ける」という場合は「行きます」と答えてもよいです。「今から来ていただきたいのですが可能ですか」「行きます」などの使い方をします。

「行けます」の別の敬語表現例

「行くことが可能だ」という意味の言葉は「行けます」以外にいくつもあります。これらの敬語表現をご紹介します。

伺うことができます

「伺うことができます」は「行けます」と同じ意味の言葉です。ただし「伺うことができます」は謙譲語ですので「ひとりで海外旅行に行けます」のような使い方はしません。

「すぐに来て欲しいんですが」「最短で今日の夕方でしたら伺うことができます」、「明日の午前中に来ていただけますか」「明日の午前中でしたら伺うことができます」などの使い方をします。

伺うことが可能です

「伺うことが可能です」も「行けます」と同じ意味の言葉です。「行けます」「伺えます」「伺うことができます」などは、場面によっては聞き取りにくいこともあります。「行けます」と言って聞き返されたときには「伺うことが可能です」「行くことが可能です」などに言い換えると良いです。

「水漏れが起こってしまって、できるだけ早く来ていただきたいんですが」「承知しました。30分で行けます」や「30分で行くことが可能です」などの使い方をします。

大丈夫です

「行けますか」という質問には「行けます」「伺えます」などの返答が相応しいですが、「大丈夫だ」と答えても意味がとおります。

「明日の午前中に来ていただきたいんですが、可能ですか」「大丈夫です」、「梅田駅は道が難しいですが、ひとりで高速バスの乗り場まで行けますか」「大丈夫です」などの使い方をします。

伺えます

[no_toc]

「伺えます」は「行けます」の謙譲語です。「行けます」も正しい敬語なので丁寧な表現ですが、「伺えます」はより丁寧な表現になります。

「最短でいつ来てもらえますか」「明後日の午前中でしたら伺えます」、「何時にこちらにお越しいただけますか」「道が混んでいまして。ですが、あと1時間以内には伺えます」などの使い方をします。

「行きます」と「行けます」の違い

「行きます」は「行く」の丁寧語です。「行く」には「そうすることが可能だ」というニュアンスはありません。「行けます」は「行ける」の丁寧語です。「行くことが可能だ」という意味の言葉です。

「行けます」は「可能かどうか」が問題になっている場面で使う

「その日に自分がそこへ行くことが可能かどうかを相手が確認している場面」では「行けます」を使うのが相応しいです。「ご予定をまだ伺っていなかったのですが、明日、こちらに来ていただけますか」「行けます」などの使い方をします。

「来て欲しい」という依頼に対しても、相手がまだ「来られるか、来られないか」を把握していないような場面では「行けます」を使います。「明日来て欲しいのですが、可能ですが」「行けます」などの使い方をします。

指示に対しては「行けます」ではなく「行きます」と答える場合が多いです。「明日××へ行ってください」「承知しました。行きます」などの使い方をします。

「承知しました」と「行けます」の違い

「××へ行ってください」というような指示に対しては、そこへ行くことができるかどうか話し相手が不安に思っているような場面を除くと「承知しました」と答えるのが適切です。

「行けます」は「行くことができるか」という質問に答える場面や、「××ならば行くことができる」とこちらから提案する場面で使います。

「××へ行って欲しいのですが、可能ですか」「行けます」、「最短で明日でしたら行けます」などの使い方をします。

両方言うと丁寧な場面もある

「××へ行って欲しいのですが、可能ですか」などの言葉には「行けます。承知しました」というように答えても丁寧です。

「すぐに来て欲しいのですが」「承知しました。30分程度で行けます」、「10日9時にオフィスに来ていただくことはできますか」「伺えます。10日の9時ですね。承知しました」などの使い方をします。

「行くことができます」と言った方が丁寧なのか

言葉は省略しない方が丁寧だとされています。「最短」は「最も短い」「最も早い」の省略語ですので「最短で明日伺えます」よりも「最も早くて明日伺えます」と言った方が丁寧です。「行けます」の場合はどうなのでしょうか。

「行けます」は省略語ではない

「行けます」は「行ける」の丁寧語です。「行ける」は「行くことができる」を省略している訳ではありません。このため、「行けます」と「行くことができます」は同じ程度に丁寧な表現になります。

「行けます」をより丁寧に言いたいという場合は謙譲語の「伺えます」を使うようにしましょう。

相手が聞き取りにくそうにした場合は言い換えても良い

「行けます」は、依頼や質問に対して、「可能だ」と答える非常に重要な言葉です。「明後日でしたら行けます」などの言葉では、文末の三文字「けます」のみで、「可能」だと伝える形になります。聞き取りにくいこともあります。

「行けます」と言って相手が聞き取りにくそうにした場合は「行くことができます」「行くことが可能です」「伺うことができます」「伺うことが可能です」などに言い換えるようにしましょう。

「行けます」の敬語表現を使いこなそう!

[no_toc]

「行けます」は、「行ける」の丁寧語です。「行けます」を謙譲語にすると「伺えます」になります。「参れます」も「行けます」の謙譲語ですが言いづらいためあまり使われません。

「来て欲しい」などの依頼に対して「××ならば行ける」と答える場面で使います。「10日でしたら行けます」などの使い方をします。「そこへ行くことができる」と答える場面でも使います。「カラオケにひとりで行けます」などの使い方をします。

「行けます」は「行くことができます」「行くことが可能です」「伺うことができます」「伺うことが可能です」などに言い換えることができます。「行けます」と言った時に相手が聞き取りにくそうにしていた場合はこれらに言い換えます。

「行けます」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。

モバイルバージョンを終了