ストロークの意味と正しい使い方は?
更新日:2020年07月17日
ストロークの意味
いつも、何気なく耳にしたり、使ったりするストロークという言葉には、、いろいろな使い方があります。ここでは、どのような意味があるのか見ていきましょう。
ストロークの使い方
ストローク、英語ではstorkeと言います。英語の意味は「打つこと」「ひと突き」「羽ばたき」などです。このように、「打ったり」、「羽ばたく」ときストロークを使いますが、日本語でストロークをいう場合は、一般名詞として使うというより、専門用語として使われることが多いです。
例として、「猛烈なストロークで」、「2ストローク」、「延々とストロークしている」などがあげられます。
スポーツ用語のストロークの意味
ゴルフ
ゴルフでストロークを使う場合には、次の意味があります。
「ボールを正しく打つ気持ちを持ってクラブを振る動作のこと。」
打つ気持ちがあって空振りした場合、1ストロークと数えますが、打つ気持ちがないのにボールがクラブに当たった場合は、ストロークとは言いません。
ちなみに、ストロークプレーとは、全ホールの合計スコアで勝敗を争う試合形式のことを言います。
テニス
テニスでストロークを使う場合には、次の意味があります。
「ラケットでボールを打つこと」
一般にはグランドストローク(ワンバウンドしたボールを打つこと)を指して、ストロークを使います。
ちなみに、ワンバウンドさせずに、打つ場合は「ボレー」を使います。
ソフトテニス
ソフトテニスでストロークを使う場合は、前述のテニスと同じ使い方をします。
「素振りどおりに、ワンバウンドしたボールをラケットで打つこと」です。
ちなみに、テニスと同じストロークでも、グリップの握り方のバリエーションがちがうので、同じようなラケットの振りでも、ボールの飛び方には違いがあります。ソフトテニスから硬式テニスに転向された方は、慣れないうちはボールが飛びすぎて、ホームランみたいになることもあります。
卓球
卓球でストロークを使う場合には、次の意味があります。
「打法、打ち方のこと」、フォアハンドストローク、バックハンドストロークのような言葉で使われます。
水泳
水泳でストロークを使う場合には、次の意味があります。
「水中で前進するために行う、、腕で水をかく動作のこと」
水泳では、腕を水中に入れて水をつかみ、さらに水を引きよせ、最後に水を押し出す一連の動作を1ストロークといいます。
クロール
クロールも同じように、泳ぐときの腕の動作をいいますが、平泳ぎやバタフライと泳ぎ方が違うため、数え方が変わります。
平泳ぎやバタフライでは、一回の腕の振りで1ストロークですが、クロールの場合は左右の腕を振って1ストロークと数えます。
ちなみに、背泳ぎもクロールと同じ数え方をします。
心理学用語のストロークの意味
心理学でストロークを使う場合には、次の意味があります。「お互いに、相手の価値や存在を認める態度や、やりとりをすること」です。心理学の中でも、交流分析の分野でよく使われる言葉です。
交流分析
初回公開日:2018年12月23日
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