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給料の昇給とは何か・アルバイトや公務員はどのくらいまでか

更新日:2020年10月02日

給料の昇給について、アルバイトや公務員の昇給とはどうなっているのか知らないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、給料の昇給とはなにかをベースに、給料の基礎知識やアルバイトや公務員の昇給についても詳しくご紹介します。ぜひご覧ください。

給料の昇給とは?

毎月定期的に訪れる給料日までやりくりして迎えるこの日を、待ち遠しく思う人は少なくありません。「一生懸命頑張ってこの会社のためにこれだけ貢献したんだから」という対価はきちんと給料に反映されているでしょうか。

自分の頑張りがきちんと評価されているか否かを判断するには、給料について知る必要があります。自分の評価につながる給料の昇給とは、どんなものでどんな仕組みになっているのでしょうか。給料の基礎知識である基本給、ベースアップ、賞与などについても詳しく紹介します。

昇給とは?

給料の昇給とは、年齢、勤続年数、職能や実績など、賃金決定要素の変化に応じて実施される基本給の引き上げのことを指します。

年齢や勤続年数の積み重ねにより引き上げられるものを自動昇給、職能や実績などにより引き上げられるものを査定昇給といいます。時期的なものでいうと、定期昇給とは毎年引き上げられる時期が決まっているもの、特に時期が決まっていないのを臨時昇給といいます。

昇給とは、現在各々実施されている賃金水準のもとで、個人個人の就労者を対象に行われるという特徴があります。給料の昇給制度は、第二次世界大戦前から採用されてきた制度で、日本独自の年功序列体系を支えてきましたが、国際競争の強まる近年は、年功による自動的な昇給を見直す動きが高まっており、自動昇給を行わない企業や減額する企業が増えています。

基本給とは?

基本給とは文字どおり、賃金の基本となる給料のことを言います。基本となるという前置きがあるということは、給料には基本給以外の諸手当がつく場合が多いからです。よくある手当の例でいうと家族手当、住宅手当、役職手当などがそれにあたります。時間外労働につく時間外手当や残業手当、出張手当なども基本給以外につく手当になります。

基本給とは、労働者の学歴や年齢、勤続年数など個人の属性に対して支払われる賃金(属人給)と、最近では本人の能力や成績を加味する職務給や職能給など、仕事の要素による賃金項目が組み合わせられた賃金の基本となる部分です。

ベースアップとは?

ベースアップ(ベア)は、基本給が増額する方法の一つです。ただし、ベースアップは給料の昇給とは別の方法で基本給が引き上げられます。

昇給が賃金水準を変えずに労働者個人を対象に引き上げられるものに対して、ベースアップは基本給の賃金水準自体を改定して全労働者を対象に引き上げられます。言い換えると、ベースアップとは基本給の底上げ賃金のことを指します。

ベースアップは、労働者側である労働組合が会社側の人間と交渉をし、履行されます。しかし、ベースアップは、会社側としては基本給の底上げが固定費の増加につながり、負担が増すことになるので、なかなか受け入れ難いのが現状です。いわゆる「春闘」が繰り返されるのもこの理由といえます。

賞与は?

賞与とは、役所や企業などで職員や従業員に対して、給与とは別に支給する金銭のことです。別名ボーナスといい、夏季(6~7月)と年末(12月)の年2回の支給が一般的です。

賞与を決定する基準や金額は、役所や企業ごとに異なりますが、大体数か月分の給料に相当します。その他、業績の良かった年の決算時に、決算賞与や特別な功績に対する特別賞与などを支給する企業もあります。

アルバイトの昇給ってどのくらいまでなの?

アルバイトやパートなど、短時間労働者の昇給とはどのようになっているのでしょうか。それはどのくらいまで望めるのでしょうか。

どの業界でもアルバイトやパートには、最低賃金というものがあり、全国都道府県それぞれの地域で金額が定められています。雇用側としては、最低賃金以上で雇わなければならないという規定があるので、最低賃金は保証されることになりますが、昇給をさせなければならないという規定はありません。

アルバイトの昇給とは、業務内容や在籍期間などにもよります。例えば、塾の講師や家庭教師など、研修期間があり経験や能力が必要とされるアルバイトは、半年から1年以内の間に昇給する人が多く、平均すると1年で100円以上昇給します。一方で、業務内容が簡単な仕事は、何年か経験を積んでも必要とする能力に変化がなければ、昇給は難しい場合が多いです。

公務員の昇給とはどのくらい?

公務員の昇給とはどのくらいでしょうか。民間企業の昇給と少し似ている点もありますが、公務員の給料の昇給とは俸給表によって定められています。

俸給表は、公務員の職務の内容や責任の大きさに基づいて、級ごとに分類される昇給の指標となります。俸給表によって公務員の給与は毎年定期的に昇給し、賞与は年に2回必ず支給され、ゆくゆくは役職について年齢が上がるほど良い給料を貰えるようになります。

国家公務員の昇給や地方公務員の昇給とは、どのような仕組みになっているのでしょうか。それぞれの昇給の仕組みについて紹介します。

国家公務員の昇給は?

国家公務員の給料の昇給とは、法に基づいた俸給表によって定められています。まず、職員に採用されたときに、俸給表によって決定されるのは職務の「級」と「号俸」です。

「級」というのは、民間企業でいう昇格のことで、その組織により1級から7級、9級、10級くらいまでの間が多いです。「号俸」は、経験年数または職能給のようなもので、1号俸から始まり、職務により120号俸以上のところもあります。

級が横軸とすると縦軸が号俸で、それぞれが交差した部分がその職員の俸給月額になります。国家公務員の昇給とは、級や号俸が上がると俸給表の金額(給料)も、それに従って上がる仕組みになっています。

大卒の昇給は?

国家公務員大卒の場合の昇給とは、1級25号から始まる場合が多いです。基本的に、年に1回定期昇給があります。勤務実績に特別なことがない限り人事評価は良好とみなされ、俸給表の号俸が4号俸上がることになります。

公務員の昇給とは、人事評価制度が導入されており、その年の評価によっては昇格する号数が4以上になったり、4以下になったりしますが、普通に仕事をしていれば、1年間で4号ずつ上がっていきます。4号俸上がると5千円から9千円の昇給になります。

級は、一定の期間や勤務成績によって4月1日に引き上げられます。級が上がることで役職がつき、基本給が上がります。

国家公務員の昇給(総合職)は?

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初回公開日:2017年11月14日

記載されている内容は2017年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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