東宝の株主優待の種類・使い方・買取金額相場・権利確定日
更新日:2022年08月12日
東宝シネマの株主優待の使い方とは?
東宝の株主優待100株からもらえる映画鑑賞割引券や、1,000株からは株主カード株主ファミリーカード、10,000株からは演劇招待券がもらえます。本日は東宝シネマの株主優待の使い方についてご紹介していきます。
株主優待の使い方
東宝シネマの株主優待には割引券と招待券があります。これらの違いは、割引券はその名前の通り、割引価格で映画を観ることができます。割引券の使い方は難しくなく、支払いの際に割引券を出すことで、割引を受けることができます。
招待券の方は、お金を支払う必要なく映画を観ることができます。ただし、招待券を使うためには、株主カードが必要になります。株主カードには優待番号が記載されています。また、招待券にも優待番号が記載されています。この優待番号が一致していないと招待券を使うことはできません。
これら株主優待の割引券や招待券は機械で通すことができません。そのため、必ず受付カウンターで手続きをすることになります。
ネット予約
映画を観に行くときはネットで予約してから映画館に行くという人もいます。東宝シネマで使えるTCチケットであればネット予約でも使うことができます。
方法は、まず通常通りに東宝シネマのサイトから観たい映画や、日時、座席を選択します。その後、支払い方法のページが表示されます。そのページにはムビチケやTCチケットで支払うという欄があります。そこで、チケット番号や暗証番号、使用するチケットの枚数などを選択します。
すると、発券機で映画券を発行するための必要な購入番号などが表示されるので控えておきましょう。
金券ショップ
先に述べた通り、東宝シネマの株主優待でもらえる招待券を使うには、招待券とは別に株主カードが必要になります。そのため、金券ショップで東宝シネマの株主優待でもらえる招待券が単体で扱われていることはありません。また、転売も難しくなっています。
しかし、上記で述べたTCチケットなどであれば金券ショップで販売されていることがあります。TCチケットには1300円と表記されていますが、金券ショップでは1400円から1600円程度で販売されています。1400円から1600円でチケットを購入したとしても、通常の料金よりは少し安くなります。
東宝の株主優待の種類
東宝シネマの株主優待の権利が確定するタイミングは年に2回あります。このタイミングで持っている株数に応じて、受けられる株主優待の内容が変わります。
割引券
100株以上を持っている場合には映画優待割引券が2枚、500株以上を持っている場合には映画優待割引券が5枚と、株数が多くなるほど、その株主優待の内容が良くなっていきます。株主優待の割引券を使うと、映画が800円で観ることができます。
映画招待券
1000株以上では、映画の招待券が1シートもらえます。1シートは無料で映画が観られる招待券が6枚となっています。招待券も株数が多くなるほど内容が良くなり、2000株で2シート、3000株で3シート、5000株で6シートと招待券の数が増えます。
映画と演劇の招待券
10000株を超えると映画の招待券に演劇の招待券も付くようになります。10000株で映画の招待券が10シートと、演劇のA席のチケットが1枚となります。
その後も株数が増えるごとに株主優待の内容は良くなり、最大で100000株以上を持つと、映画の招待券が30シートと、演劇のS席のチケットが3枚となります。
映画や演劇のチケットがもらえるので、なかなか魅力的に思えますが、東宝の株は増減はあるものの、3000円は超えています。なので、株主優待を受けるために100株だけ持とうと思っても、30万円以上は必要になります。
映画鑑賞券
映画鑑賞券は、全国のTOHOシネマズで利用可能です。またTOHOシネマズ以外にも、劇場であれば利用することができます。例えば、楽天地シネマズ錦糸町や長野グランドシネマズなどが使用可能です。
株主優待が使える主な映画館は静岡東宝会館、松江東宝5、新宿バルト9、大阪ステーションシティシネマ、OSシネマズミント神戸、OSシネマズミント神戸ハーバーランド、広島バルト11、札幌シネマフロンティアなどです。
初回公開日:2018年04月05日
記載されている内容は2018年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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