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損保資格とは何だろう?
損害保険代理店で仕事をするにはこの損保資格が必要で、基礎単位に合格してなければ働く事ができません。就職先の保険会社の取り扱い商品によって、必要な単位が変わります。損保資格をお持ちでない方は、まずは基礎単位から始めましょう。
損保試験の問題例
問題文-
保険は、医療保険、介護保険、年金保険、労働保険など、社会保障制度の一環として国や「①」などが運営する「公的保険」と、損害保険会社、生命保険会社、少額短期保険業者などが取り扱う「私的保険」に大別されます。
また、我が国における保険商品の分類には、保険業法上の「第一分野」「第二分野」「第三分野」という分類方法があり、損害保険は「②」の保険に分類されます。
-選択語句-
ア.民間企業 イ.地方公共団体
ウ.第一分野 エ.第二分野 オ.第三分野
答え ①:イ、②:エ
基礎単位と商品単位の種類とそれぞれの内容
試験には基礎単位と商品単位があり、商品単位には火災保険、自動車保険、傷害疾病保険の単位があります。この損保保険一次試験に合格をしなければ、代理店登録や募集人届ができません。取り扱う消費に応じた商品単価の資格も必要になります。
基礎単位
火災保険単位
自動車保険単位など
テキストや問題集
また、損保試験では教育テキストの他に学習サイトがあります。いつでもどこでも自分のスタイルに合わせて学習できるサイトです。学習サイトを利用するには、損保一般試験の教育テキストに掲載されている内容をご覧下さい。
問題集は損害保険協会から販売されています。会社単位で購入することが多いので、上司から配られることが多いでしょう。
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試験攻略のコツ
試験日にテストセンターに行き、パソコンを使用して回答する形式です。就職活動の時にテストセンターで、SPI試験を受けた時と同じような感じだと思ってください。パソコンを使って○×式の問題、語句選択、四択問題を回答します。
クリックしながら回答するイメージです。商品単位の試験では、パソコン上にテキストが表示されるので調べながら解く事ができるでしょう。難易度が易しくほとんど合格するので、リラックスして損保試験を受けましょう。
損保保険受験手数料
「1単位 1900円」
・基礎単位のみ
・自動車保険単位のみ
・火災保険単位のみ
・傷害疾病保険単位のみ
「2単位 3500円」
・基礎単位+自動車保険単位
・基礎単位+火災保険単位
・基礎単位+傷害疾病保険単位
・自動車保険単位+火災保険単位
・自動車保険単位+傷害疾病単位
・火災保険単位+傷害疾病単位
「3単位 3700円」
・基礎単位+自動車保険単位+火災保険単位
・基礎単位+自動車保険単位+傷害疾病保険単位
・基礎単位+火災保険単位+傷害疾病保険単位
・自動車保険単位+傷害疾病保険単位+火災保険単位
「4単位 3900円」
基礎単位+火災保険単位+自動車保険単位+傷害疾病保険単位
これらの損保試験は、1回の申込の単位は試験日が同一で、試験の時間帯が連続している単位に限られます。同じ日の試験であっても、試験の時間帯が連続していない場合は1回の申込となりません。また、2単位以上連続の試験では、休憩時間はありませんのでご注意ください。
合格発表
合格証には2種類あり、PDF型の無料タイプとカード型の有料タイプから選べます。カード合格証を購入した場合は、送料税込648円を入金後1か月で発送されます。そして、損保試験に合格すると、自動的に募集人・資格情報システムに情報が反映されます。簡単な試験だと甘く考えていると不合格になるケースもあるので、合格を目指して頑張りましょう。
更なるステップアップもできる!
コンサルティングコースは、専門コースを取得した人がより実践的な知識や業務スキルを習得するためのコースです。それぞれのコースの特徴を見ていきましょう。
専門コース
コンサルティングコース
お客様への総合的なコンサルティングの実施ができるような内容となります。
専門コース試験内容
「試験日程」毎年6月から7月、12月から1月
「試験時間」各単位60分間
「回答数・合格基準」回答数は各単位20問、合格基準は各単位100点満点で70点以上です。
・コンサルティング試験
「試験日程」毎年6月
「試験時間」80分
「回答数・合格基準」回答数40問、合格基準は200点満点で140点以上です。
受験手数料
同じ日の試験でも、時間帯が連続していない場合は、1回の申込で受け付けられないのでご注意ください。2単位連続で受験する場合は、休憩時間が無いので注意しましょう。
損保保険の基礎単位試験は簡単!
ご紹介したように、損保保険の基礎単位試験の内容は、過去問題やテキストをきちんと読んで解いておけば大丈夫です。
更なるステップアップを望んでいる方は、専門知識を習得しなければならないので、基礎単位に比べると難しくなるでしょう。はじめての損保試験は、肩の力を抜いて余裕をもって受験しましょう。
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