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アーク溶接の資格の種類は?
溶接にはいろいろな種類がありますが、溶接の仕事をしたいなら、まずはアーク溶接やガス溶接の資格を取得して、実務経験を積んでいくのが良いでしょう。
ここでは、アーク溶接の資格の種類についてご紹介していきます。
アーク溶接特別教育とは?
昭和47年10月には労働安全衛生法により、アーク溶接作業従事者はアーク溶接特別教育の講習を受けることが義務付けられました。
アーク溶接特別教育の講習を受け修了証の交付を受けると、アーク溶接作業者として溶接作業を行うことができ、手アーク(被覆アーク溶接、ガス・シールドアーク溶接など)以外にも半自動アーク、自動アークを行うことが可能になります。
溶接技能者とは?
溶接技能者の資格には手溶接(ガス溶接)、半自動溶接、ステンレス鋼溶接などたくさんの種類があり、その中の一つが手溶接(アーク溶接)となっています。
それぞれの資格には基本級と専門級があり、さらに溶接の材料や材料の厚さ、溶接方法、溶接姿勢などの条件の組み合わせで数十種類に分かれています。どの資格もまずは基本級を受け、経験を積みながら専門級取得を目指しましょう。
アーク溶接の資格の正式名称は?
履歴書の資格欄に資格を書く際は、原則として正式名称を記入しましょう。
アーク溶接特別教育講習を受講している場合も「アーク溶接講習」などと略さずに、履歴書にはかならず正式名称である「アーク溶接特別教育」または「アーク溶接特別教育講習終了証取得」と記載するようにします。
溶接技能者の資格を持っている場合も、正式には「溶接技能者評価試験 JIS Z 3801 手溶接(アーク)」と記載しましょう。
アーク溶接の資格は履歴書に書ける?
それどころか、アーク溶接作業者になるには専門の特別講習を受ける必要があるため、有資格者はニーズが高くなっています。とくに、建築・建設現場・土木・鉄鋼業・製造業など、溶接の技術を必要とする職種であれば、アーク溶接の資格は履歴書に記載すべきでしょう。
最近では溶接の熟練者は少なくなっており、とくに溶接技能者の資格を持つ人は貴重な存在であるため、優遇される事が多いでしょう。
アーク溶接の資格の取得方法は?
まずは特別教育講習を受けよう
特別教育講習は所属する企業や鉄工所などの熟練の指導者のもとで行われることが多いですが、技術系の専門学校、教習所、社団法人などでも行っています。講習を受ける受験機関はインターネットなどでも探すことができます。受験機関が決まったら各都道府県に設置された受験会場と日付を選択し、講習の申し込みをしましょう。
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アーク溶接特別教育講習の受講時間はどのくらい?
講習後は簡単な実技試験があります。受験機関にもよりますが、大抵は3日間ほどで終わることが多いでしょう。
溶接技能者の取得方法は?
受験の資格は各級とも15才以上であることと、基本級は1ヵ月以上の溶接技術が必要です。専門級は3ヵ月以上の溶接技術を習得していることのほか、 各専門級に対応する基本級の資格を所有していることが必要となります。
試験を受けるには、特別教育と同様に各受験機関へ直接申し込みをします。試験日は各受験機関へ問い合わせるか、ホームページにて確認しましょう。
受験後は2ヶ月ほどで試験の結果が通知され、実技試験のみ合格した場合は1回に限り学科追試を受験できます。学科試験のみ合格した場合は、学科合格証明書(有料)を受領することができ、証明書を提示することで3年間は実技試験のみの受験ができます。
合否通知日から45日以内に、各指定機関にて認定手続をすることで、適格性証明書が交付されます。
アーク溶接の資格の難易度は?
難易度は低め
とくに学科の方は筆記テストは義務付けられていませんが、実際には教習機関が行なう特別教育にはペーパーテストがあります。ペーパーテストは教育機関によって自己採点の形をとったり、60点以上が合格などとしている場合もありさまざまです。
いずれにせよ理解度を確認する意味合いが大きいので、配布されるテキストを読んで講師の話を聞いていれば問題ないでしょう。
実技講習がポイント
しかし、講習を受けたからと行ってすぐに溶接の技術が身につくわけでもなく、技術は実務を通して上達させていくものなので、試験ではなんとか溶接できていれば修了証を発行してもらえるでしょう。実技講習では、実務に必要な基礎をしっかりと学んでおくことが大切です。
アーク溶接の資格の試験問題とは?
アーク溶接特別教育講習の試験問題とは?
先述したように、受験機関によっては学科の講習の後にペーパーテストがある場合があります。その場合、試験範囲はアーク溶接などに関する知識、アーク溶接装置に関する知識、アーク溶接の作業に関する知識、関係する法令の4つとなります。
実技講習の後の実技試験では、技術者や指導者に見てもらいながら実際に溶接を行います。その際、アーク溶接機器の取り扱いおよび溶接技術、作業方法などをみられます。
溶接技能者試験とはどんなもの?
試験は学科と実技に分かれており、学科試験の内容は、溶接の一般知識、溶接機の構造と操作、鉄鋼材料と溶接材料、溶接施工、溶接部の試験と検査、溶接作業での安全衛生となっています。
実技試験はJISにもとづいて行い、外観試験および曲げ試験により評価されます。基本級、専門級ともに経験をしっかりと積みながら、感覚的に手を動かせる反射神経や欠陥を見抜く能力を育てることが必要となるでしょう。
作業着、安全防具、工具類、溶接材料などは個人で用意しなければならないので、忘れずに持参しましょう。
アーク溶接の資格にかかる費用
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アーク溶接特別教育講習にかかる費用は?
学科のみの料金がある場合は、受講料は半額くらいの料金となっています。学科のみ受講する場合は、別に実技教育を10時間以上修了しなければ溶接作業は行えません。
助成金制度を活用しよう
制度を利用するにはいくつかの条件がありますが、受講料の一部や受講期間の賃金の一部が助成されるため、ぜひ活用したいところです。
制度の利用を希望する場合は、まずは受給資格があるかどうかを最寄の都道府県労働局またはハローワークにて確認の上、助成金コースでの受講の申込みが必要となりますので注意しましょう。
溶接技能者試験にかかる費用は?
溶接技能者は資格の種類が多いため、たくさん受けるとそれだけお金がかかります。しかし、特別教育と違い基本的には助成金制度はなく、自分で支払う以外ありません。
とくに、初めて受験する場合は学科試験も受ける必要がありますので、それなりの費用がかかると思っていたほうが良いでしょう。
http://www.jwes.or.jp/mt/shi_ki/wo/archives/00/
アーク溶接の資格の更新方法
特別教育講習の修了証の更新は必要?
本籍や氏名の変更があった場合のみ、書き換えが必要となります。
溶接技能者の更新方法は?
そして、溶接技能者は一定の品質で溶接ができるという認定を受ける試験なので、3年に1度の実技試験(評価試験)を受けなければなりません。試験料は受験する溶接の種類によって変わってきますが、少なくても1万円以上はかかると思っておきましょう。
溶接の技量を維持しさらなる熟練を目指すには、それなりの費用と日々の修練が必要ということになるでしょう。
アーク溶接の資格の再発行方法
再発行はできるの?
アーク溶接特別教育、溶接技能者ともに、原則として修了証(溶接技能者は適格性証明書)の交付を受けた登録教習機関に再交付申込書を提出することにより、再交付を受けることができます。
どちらの場合も、再交付時には手数料がかかりますので注意しましょう。
登録教育機関がわからない場合は?
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また、登録教育期間が廃止などにより修了証の再発行を行っていない場合は、発行事務局にて、修了証の代わりに「修了証明書」の新規発行の手続きを行います。
再発行をスムーズにするためにも、日頃から修了証や証明書のコピーをとっておいたり、登録機関名や修了証番号をメモしておきましょう。
アーク溶接の資格に挑戦しよう
あなたもアーク溶接の資格を取得して、溶接のスペシャリストを目指してみませんか。