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臨床心理士を目指す人必見!試験の難易度から色々教えちゃいます
おかげで臨床心理士不足が解消されると思いきや、その分大学院で学ぶ事、そして臨床心理士になるための試験の難易度は徐々に上がってきています。
「一体どうやって勉強すればいいのか」と悩む方もいれば、「無事に大学院には入学できたけれども、心理士の試験合格が不安」と言う人もいるでしょう。
なので今回は臨床心理士を目指す人にぜひとも参考になるよう、臨床心理士になるための試験の勉強法や、大学院への入学への難易度などをとことん紹介していきます。
臨床心理士指定大学院の難易度ってどれぐらいと悩めるあなたへ
中でも受験資格として指定大学院を修了し、所定の条件を満たす事、そして理士養成に関する専門職大学院を修了した者など条件はいくつか存在します。
簡略的に言ってしまえば、臨床心理士を目指す人が大学院への受験を臨むのは臨床心理士指定のこの資格を取るためと言っていいでしょう。
では「臨床心理士指定大学院に入学するにはどんな勉強方法をしているの?」と思う方も多いのは確かです。なのでその難易度を知るためにどんな勉強をしているのか臨床心理士の大学院に通う人の実体験を紹介します。
そもそも臨床心理士の大学院に合格するための難易度ってどのくらい?
ですが、その臨床心理士の大学院に受かる難易度と言うのは心理学部を基準に考えた方が単純です。
例えば「どのあたりの学力なのか偏差値が分かりたい」という場合は、まずは大学の心理学部の偏差値を参考にする事が非常に効率が良いです。
なぜなら、例え苦労して大学院に進学して卒業しても、「卒業生が全然心理士臨床試験に合格していない」と言う事実を知ってしまったらどうでしょう?せっかく苦労して大学院に進んでも、それだけの学力がなければ意味はありません。
なので大学院と言う事にこだわらず、まずは受けたい大学の心理学部がどうであるか調べる事が大事です
そこで注意!大学に入学するならば自分の実力に見合った場所を選ぶべし
いくら「ここの大学の偏差値が高いから」と言っても、自分の実力に見合った大学でなければそれこそ意味はありません。
学歴を気にして実力以上の大学に進学すると、「授業についていけない」や「修士論文が書けない」などと言う問題を抱えてしまうので、無理はせずに自分の実力に見合った大学を選びましょう。
一体1日どれぐらい勉強してるの?臨床心理士の大学院に通う人に聞いてみた
なので今回は臨床心理士の試験を受け、どんな勉強をしたのか実際に受けた人の体験談を紹介します。
大学3年生になり、やっぱり本当に進学しようかなと決心を固め始めました。心理学を学ぶにつれて、心理学にハマっていったというのが、大きな理由でした。
6月くらいからは、気になる大学院の説明会やオープンキャンパスなどにも顔を出し始めました。
しかし気になる大学院に進学する時には、やはり説明会やオープンキャンバスに参加する事で、その大学の心理学部の偏差値や、その大学に進学してどの様な資格が取れるのかと言うのが重要な鍵になります。
そして他にどの様な勉強方法で大学院に進んだのか見ていきましょう。
また、大学の同じ専攻の中で、大学院を目指す人同士で勉強会などを開くようになりました。
週1回、4〜5時間くらいやっていたと思います。毎週1つキーワードを決めて、それについて各々が調べてきて、そのキーワードについての理解を深める、といった感じでやっていました。
正直、知識的にはあまり意味が無かったと思いますが、仲間とともに勉強できているということによって、モチベーションがすごく上がりました。その勉強会は、夏休み前まで続きました。
夏休みは、参考書を使って自分で勉強しつつ、気になる大学院の先生たちと会うようにしました。いわゆる研究室訪問ですね。
メールでアポを取り、書きかけの卒論を持って会いに行きました。これは、実際に大学院を尋ねることで、そこの雰囲気も分かりますし、先生が自分のやりたい研究を指導してくださるのかも分かりますので、ぜひやっておくべきです。
たった1人で勉強をしたり何かをしていると、挫折をする事があるので非常に良い手です。
そして研究室訪問は大学院の人との交流を持つ他にも、その大学院の実態が見れると言う事ですから、これはぜひとも積極的に参加しておくのも手でしょう。
では、この経験談の他にも「ぜひとも臨床心理士の大学院に進むためにやっておきたい事」をさらに紹介します。
専門科目は何を選んだほうがいいの?
しかしそう一言言っても伝わりにくいので、どこの大学院でも必須とされる専攻科目は統計分析がです。
なぜなら臨床心理士は普通の心理士よりも広い範囲で知識がなければ話になりません。
なので特に人の心理や行動に関する事、つまり保健や看護、教育に関しての知識は必要になります。これらの統計分析を行う事と臨床心理士の基礎についての知識を深めておけば可能性は広まるでしょう。
そのため、心理学辞典も持っておいて損はありません。
しかしどの科目を専攻するにせよ、臨床心理士を目指すのであれば、心理士に関する本は最低でも2冊あった方が良いと言われています。
英語は習得しておくべき必須科目!
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なぜなら臨床心理士試験では心理学者であるヒルガードの論文が多く出題されるからです。特に多くの臨床心理士の大学院へ進もうとしている人はこの本を重宝しています。
「院試の勉強ために買いました」と言う人は多いですが、なにせ日本語はなく英語で書かれている以上、自力で日本語訳にするしかありません。
この本の他にも臨床心理士の試験の難易度が高いと言われるのはヒルガードの他にも外国の心理学者の論文を出題される事が多い事が理由です。
なので大学院に進学を考えている人はまず英語の習得を考えましょう。
辞書やマスターキットを使っても問題はありませんが、難易度を低くするには地道に勉強をした方が早いです。
研究企画書についてはじっくりと練る事
どれだけ論文を読破し知識があったとしても、卒論が書けなければ意味がありませんし、卒論が書けなければ修士論文を書く事などできません。
そのためにも例え研究企画書でも、1つ1つの研究にじっくりと悩んで取り組み、構想を少しづつメモしていくと言う地道な作業が鍵となります。
そしてその研究企画書を書く事は修士論文を少しづつ書いている事に変わりはないと言います。
なので「たかが研究企画書」と侮らず、地道に取り組んでいきましょう。
どれぐらいの勉強時間が目安なの?
しかし今の時代、「臨床心理士を目指している」と言う主婦なども増えてきているので、通信制度やユーキャンなどを利用する人も多くなってきています。
それら全てをトータルで考えると大体最低でも3時間を目標に勉強する人が多いです。
「そんな暇がない」だとか「いまいちパッ、としない」と思う人は過去に出た10年分の問題を臨床心理士の試験までに終わらせると目標を立てると良いでしょう。
かなり過去問題10年分は膨大な量ではありますが、臨床心理士の試験の難易度を考えると、近年5年分に出た問題は最低でもやっておくべきです。
臨床心理士の大学院へ入学する試験の難易度をぜひとも覚えておこう
まず1つ目である第1種は、修了後の心理臨床経験を問われずに、修了することで受験資格が得られる大学院の事を指します。
第2種は、得るために修了後1年以上の臨床経験が必要な大学院を指します。そしてそれだけではなく、その必要な臨床経験の条件として1日8時間、週3日以上の有給の仕事が課せられ、内容についても申請・審査が必要です。
もちろんこれだけの事をしなければならないので大学院への入学試験の難易度は高いのでは?と不安になるでしょう。
ですがそれに関しては本当に学校によって違います。
なので下調べとして条件を「大学&大学院net」などで調べると難易度も少しは分かります。
大学院を出ても襲いかかる不安 就職の難易度はどのくらいか?
そもそも臨床心理士資格はあくまで「資格名」なので、あくまで文部科学省認定団体であ日本臨床心理士資格認定協会が認定する「認定資格」を貰ったにすぎないです。
大学院を出ても襲いかかる不安として挙げられるのが臨床心理士試験の合格者についてです。
ゼミナールや臨床心理士の資格を既に持っている人のブログなどを見てみると、昨今の合格率はおおむね5割〜6割と言った所が平均的です。
ですがその実際に就職できるのはその半分ですらありません。
やはり心理学部や臨床心理士指定大学院なども増えてきている事から、試験よりも就職の方が難易度は高いです。
まず臨床心理士の資格を持った人はどこで働くの?
それは医療、教育、福祉の3つで、それぞれ「どの様な仕事をするのか」は非常に違ってきます。
では大学院を出た上でこの3つの職種はどの程度の難易度に分けられるか紹介しましょう。
医療は非常に幅が広いので人手不足も
この時、検査では診療報酬が生じることから、医療分野における臨床心理士の中心的な業務といえます。そのため、他の2つの職種に比べると非常に働く幅も多いですが、難易度も必然と高くなります。
ですが、その反面他の2つの職種と比べて人手不足が問題で、医療面では常に人材を募集しています。
そして難易度と言っても使われる幅が多いので、多くの経験と知識を持っている人が優遇されるだけにすぎません。
なので最初は医療面に携われなくとも、臨床心理士としての経験と知識を蓄えていけば、もし異動となっても仕事としてやっていけるので、「難易度は最初の下積みが高い」と言う認識で十分でしょう。
福祉関係だとデイケアなどが主になる
ですがデイケア以上に難易度が高いのは虐待などの被害児童のデイケアやカウンセリングです。
こればかりはPTSDを抱えてくる子供も非常に多いので、あらゆる経験が問われますし、近年の虐待被害の多さから施設での需要は増加しています。
しかしここで覚えておきたいのは公的な施設では正式な職員としてこれも公務員として福祉職に採用されなければならないと言う事です。
こうなれば公務員としての資格も必要となってくるので、医療以上に就職の難易度は高くなります。
他にも民間・福祉施設では心理職として別途採用されて同様の仕事をしていますので、別段必ずしも公務員の資格が必要と言う訳ではありません。
教育の場ではスクールカウンセラーなどになる事も
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とは言っても教育関係に関して臨床心理士が必要となるのは、教育相談所での相談員、学校におけるスクールカウンセラーが主だからです。
ですがスクール・サポート・ネットワークの構築に取り組んでいる自治体などでは、さらに教育相談員の増加が見込まれています。
なので採用条件に関しては自治体の方を詳しく調べなければいけませんし、また医療や福祉とは違った手続きも必要です。
この医療、教育、福祉の3つの中でも臨床心理士として働く職種は数多くあります。
その何かによって難易度はまた変わってきますので、「これが1番難易度が低い職種かな」とは一言には言えません。
他の大学と臨床心理士の大学院はどういったところで違うの?
しかし中には最初から臨床心理士を目指して指定の大学院に通っている人がいるのも事実です。
では普通の大学と臨床心理士指定の大学院ではどのような所が違うのか?試験などの難易度などに違いは出てくるのかに関して紹介します。
同じく心理学部でもそう大差はない?その事実について
そう言った勘違いもある訳ですが、「じゃあ心理学部でも大きな差や難易度の差はあるの?」と言う謎も現にあります。
詳しく言えば臨床心理士を目指すためにどこの心理学部のある大学に入ればいいか?」と言うのも心理学部の差ではなく、気にするのは大学自体の難易度です。
どこの大学の心理学部に入り卒業するか、そのまま大学院に進んだとしても学ぶ事は結局自分で選ぶ事であって、特に指定大学でもなければ、そう大差はありません。
臨床心理士になりたくて大学院へ入りたい人へ伝えておきたい一言
しかし「どこの大学が良いか」と言うのも、大学の難易度に関しては自分の努力次第です。
強いて言うなら、通信学校やZ会などで臨床心理士を目指す人と比べて、大学に通っている人の方が時間的に猶予も効率も良いです。
個人で勉強する分と大学で勉強する分でも難易度は違ってきますが、努力次第でその難易度をどう縮めていくかと言うのが肝心な話です。
なので自分に見合った方法で勉強し、資格を取ると言うのが効率の良い近道と言えます。
資格を無事取った後も努力して、頑張っていきましょう。