cms-import-tapbiz-wp

履歴書の職歴の書き方・特殊な職業の場合の職歴の書き方

[allpage_toc]

履歴書の職歴の基本的な書き方

履歴書の職歴を書いていてどのように書けば良いのか迷うことがあります。そこで履歴書の職歴欄の基本的な書き方について解説していきます。

履歴書の職歴欄の記入箇所

まずは履歴書の職歴欄の記入箇所について解説していきます。

①入卒年月欄/入退職年月欄

履歴書の学歴と職歴を書く欄の左端の空欄が、入卒年月欄と入退職年月欄です。学歴を書く場合は入学と卒業をそれぞれ記入し、職歴欄として使う場合は入社と退職した年月をそれぞれ記入する箇所です。必ず埋めていく必要があるので、書き忘れや書き間違えをしないように気を付けましょう。

②学歴・職歴欄

入卒年月欄/入退職年月欄の右隣にある個所が、学歴・職歴欄です。学歴を書く場合は、1番上の段に中央寄せで「学歴」と書き加える必要があります。職歴を書く場合は、学歴を書き終えた欄の下に空欄を1つ空け、その下に中央寄せで「職歴」と記入して学歴欄と職歴欄を区分けして書く必要があります。学歴と職歴は人によって書く個数が変わってしまうため、このように「学歴」「職歴」と書き加えて区分けしておく必要があります。

履歴書の職歴欄の書き方のポイント

次に、履歴書の職歴欄の書き方のポイントについて解説していきます。ここでご紹介していくポイントは基本的な書き方のポイントなので、覚えておきましょう。

①年月欄の年号は西暦でも和暦どちらでも問題ない

履歴書の職歴欄の書き方のポイント1つ目「年月欄の年号は西暦でも和暦でも問題ない」です。西暦は現在でいうと2017年です。和暦は昭和や平成などの日本独特の年号のことで、現在でいうと平成29年です。どちらで書いたら良いのか迷う方もいると思いますが、基本的にはどちらで書いても問題ありません。迷った場合は好きな方で記入しましょう。

②履歴書全体の年号表記は全て統一する

履歴書の職歴欄の書き方のポイント2つ目は「履歴書全体の年号表記は全て統一する」です。年号表記とは1つ目のポイントで解説した西暦や和暦のことです。なぜ年号表記を統一する必要があるのでしょうか。

例えば、年号表記が西暦と和暦がバラバラで書いてある場合、読んでいる人事担当者が履歴書を読みにくいです。統一感のない履歴書には応募者の人柄が出てしまい、場合によっては悪い印象を与えてしまうこともあります。そうした理由からも年号表記は必ず全てを統一しておく必要があります。

エン転職 入卒年号早見表

③綺麗な字で丁寧に書く

履歴書の職歴欄の書き方のポイント3つ目「綺麗な字で丁寧に書く」です。例えば、あなたが汚い字や誤字脱字だらけの履歴書を面接で提出した場合は、履歴書を見た人事担当者はどのような印象をあなたに持つでしょうか。汚い字で誤字脱字だらけの履歴書を見たら、どんな人でもその人の印象は最悪です。そのため履歴書に書く字はしっかりと綺麗で丁寧な字で書きましょう。

[no_toc]

④会社名や法人格は略さない

履歴書の職歴欄の書き方のポイント4つ目「会社名や法人格は略さない」です。法人格とは「株式会社」「有限会社」「医療法人」などのことを法人格といいます。この法人格を略して(株)のように書く人がいますが、これはその会社にとって失礼に当たります。

また、これは会社名でも同じです。会社名や法人格を略した履歴書を読んだ人事担当者には印象がよくありませんので、会社名や法人格は略しないで正式名称で書くようにしましょう。

⑤職歴も学歴と同じく時系列で上から下の順に書く

履歴書の職歴欄の書き方のポイント5つ目「職歴も学歴と同じく時系列で上から下の順に書く」です。履歴書はいままでの学歴や職歴を書く書類です。読みやすく書く方が人事担当者にもわかりやすく効率的にアピールすることができます。

時系列で古い物が上で新しい物が下に来るように書くことで、上から下の順に読みやすく理解しやすくなります。そのため、履歴書の職歴欄は時系列に沿って上から下の順番で書いていきましょう。

⑥職歴が多い場合は別に職務経歴書を用意して記入する

履歴書の職歴欄の書き方のポイント6つ目「職歴が多い場合は別に職務経歴書を用意して記入する」です。履歴書の学歴や職歴の欄には限度があります。今までの学歴や職歴を書いていくと、人によっては職歴全てを書ききれなくなり、中途半端な履歴書ができてしまいます。そうならないようにするための方法の1つが職務経歴書です。

職務経歴書は、今までの職歴の詳細を記入するスペースが履歴書に比べ多いので、履歴書に書ききれなかった職歴を書くことが可能です。どうしても履歴書の職歴欄に書ききれない場合は、履歴書にはある程度簡潔に職歴を書きます。

そして、詳細は職務経歴書に書くようにすると、効率よく見栄えの良い履歴書と職務経歴書が出来上がりますので、職歴の多い人は履歴書とは別に職務経歴書も用意しておきましょう。

⑦合併や統合などの会社名の変更があった場合は書く

履歴書の職歴欄の書き方のポイント7つ目「合併や統合などの会社名の変更があった場合は書く」です。勤めていた会社の経営状態が突然変わることがあります。例えば、会社同士が統合したり合併したりすることがあります。

そうなってしまうと会社の元々の名前が統合したり、新しく別の会社名に変わることもあります。履歴書の職歴欄には、その状況についても書いておく必要があります。よくあるケースではないので、もしもそうしたことがあった場合は、職歴欄に年月欄に統合や合併などがあった年月と変更した会社名を書いておきましょう。

⑧人事異動があった場合変更部署と異動年月を詳しく書く

履歴書の職歴欄の書き方のポイント8つ目「部署の変更がある場合は異動した部署と異動年月を詳しく書く」です。会社によっては、今までいた部署から人事異動で他の部署に異動することや転勤で他の支店や支所に転勤させられることもあります。こうした人事異動があった場合は、履歴書の職歴欄に人事異動があった年月と移動した支店や支所と部署名などを簡潔に書いておきましょう。

⑨履歴書の職歴欄には入社・退職を末尾に書く

履歴書の職歴欄の書き方のポイント9つ目「履歴書の職歴欄には入社・退職を末尾に書く」です。履歴書の職歴欄を書き慣れている人は書き方は分かっていると思いますが、初めて書く人はわからない人もいるでしょう。

そこで初めて書く人向けに説明をしておきます。履歴書の職歴欄といえば、入社した会社の職歴は「入社した年月・会社名・入社」の順に書きます。その会社の職歴の後は「退職年月・退職した会社名・退職」を書き入れて入社と退職が対になるように職歴を書き入れていきます。

直近の在籍中の場合は書き方が変わりますが、基本的には職歴を書く場合は、入社と退職と書き入れていきますので覚えておきましょう。また特別な職種によっては「入社・退職」を使わずに表現する場合もあります。そのことについては後半の「特殊な職業の履歴書の職歴の書き方」に詳しく説明しているので、該当する方は書き方を参考に書いてみましょう。

⑩職歴欄最後の行に「以上」と記入して締める

履歴書の職歴欄の書き方のポイント10つ目「これ以上職歴がない場合は職歴欄最後の行に「以上」と記入して締める」です。「以上」の意味は「これ以上は職歴はありません」という意味です。これを付けておくことで、人事担当者にこの先の職歴はないことが伝わりやすくなります。

記入する位置は職歴を全て書き終えた最後の段を使い、右端寄りで「以上」と記入します。もしも記入するのを忘れてしまっても慌てて書き足したりする必要はありませんが、履歴書の職歴欄の書き方の基本的なルールなので、書き入れておいた方が見栄えや印象は良いので、できれば記入しておきましょう。

履歴書の職歴の基本的な書き方例

次は上記のポイントを元に、履歴書の職歴の基本的な書き方例をご紹介していきます。

職歴(中央寄り)
平成27年6月 株式会社マヨ・ネーズ 入社
営業課配属 新規提案営業業務を行う
営業課営業リーダーとして新規提案営業を行う
平成29年11月 一身上の都合により退職
以上(最終行右寄せ)

履歴書のパート職歴の書き方

[no_toc]

今までパートで働いてきた経験を履歴書に書く場合、どのように書けばいいのかわからない人もいます。そこで、ここからは履歴書のパート職歴の書き方について解説していきます。

履歴書のパート職歴の書き方のポイント

まずは履歴書のパート職歴の書き方のポイントについて解説していきます。

①パート経験も立派な職歴なので積極的に書く

履歴書のパート職歴の書き方のポイント1つ目「パート経験も立派な職歴なので積極的に書く」です。パートは職歴に書かなくても良いという意見も聞きますが、パートも立派な職歴なので胸を張って職歴欄に書きましょう。

ただし、応募企業の職種とあまりにもかけ離れた職歴を書いても、あまりアピールできることがないため、パート職歴を書く場合は応募先の企業の職種に近い物を書くとアピールに繋がります。

②パートリーダー経験などあれば積極的にアピールしよう

履歴書のパート職歴の書き方のポイント2つ目「パートリーダー経験などあれば積極的にアピールしよう」です。パートをしていると会社によっては、リーダーやパートメンバーを統括する立場に任命されて時給が上がることがあります。

このようにリーダーになった経験がある人は、積極的に履歴書の職歴欄に書いてアピールしていきましょう。責任のある立場を経験した人はパートでもアルバイトでも良い人材として見られますし、面接時に良い印象を持たれますのでチャンスです。

③パート経験が多い場合は応募先企業と近い職種でアピールしても良い

履歴書のパート職歴の書き方のポイント3つ目「パート経験が多い場合は応募先企業と近い職種でアピールしても良い」です。履歴書の職歴欄は記入箇所が限られているので、パートの経験の多い方は全ての職歴を書いていくと履歴書に書ききれません。

そのため、職歴欄や職務経歴書を上手く活用し工夫して書く必要があります。どのように工夫するのかといいますと、できるだけ応募先の企業の職種と近い職種の経験を記入してアピールしていきます。

また履歴書だけでは書ききれない場合は、職務経歴書を活用して詳しく書いていく方法も使えます。職務経歴書なら枚数制限がありませんし、アピールもしやすいのでどうしても履歴書に書ききれない場合は、職歴を絞ってアピールし職務経歴書を活用していきましょう。

④パート職歴の場合は入社の後に(パート)と書く

履歴書のパート職歴の書き方のポイント4つ目「パート職歴の場合は入社の後に(パート)と書く」です。普通の正社員などの場合はこのような書き方はする必要がありませんが、パートタイムの場合は「入社年月・入社した会社・入社(パートタイム)」書くことで、パートタイムで働いていたことがわかるのでこのように書きましょう。

履歴書のパート職歴の書き方例

次は上記のポイントを元に、履歴書のパート職歴の書き方例をご紹介していきます。

職歴(中央寄り)
平成20年10月 インターネットカフェマヨネット 入社(パート)
平成20年11月 パートタイムの時間帯責任者に任命される
平成22年10月 一身上の都合により退職
平成22年11月 株式会社スーパーマヨ 入社(パート)
平成23年4月 一身上の都合により退職
以上(最終行右寄せ)

履歴書のアルバイト職歴の書き方

[no_toc]

アルバイト職歴を履歴書に書く場合は、どのように書いたら良いのか迷う人もいると思います。ここでは、そんな履歴書のアルバイト職歴の書き方について解説していきます。

履歴書のアルバイト職歴の書き方のポイント

まずは履歴書のアルバイト職歴の書き方のポイントについて解説していきます。

①アルバイトでも立派な職歴なので書く

履歴書のアルバイト職歴の書き方のポイント1つ目「アルバイトでも立派な職歴なので書く」です。アルバイト職歴も立派な職歴です。せっかくアルバイト経験をしているのに書かないで履歴書を提出するのは勿体ないです。アルバイト経験もしっかりと書き込んでアピールしていきましょう。ただし、あまりにも応募先企業と職種がかけ離れている場合は、無理に書く必要はありません。

②アルバイトで特別な役職や表彰された場合はアピールしていく

履歴書のアルバイト職歴の書き方のポイント2つ目「アルバイトで特別な役職や表彰された場合はアピールしていく」です。アルバイトをしていると頑張りに応じて時給が上がったり、アルバイトリーダーなどの責任のある役職やポジションに任命されることがあります。

こうした経験は職歴欄に書くことで充分にアピールできるポイントなので、アルバイトリーダーなどの経験をしていた場合は、積極的に記入してアピールしていきましょう。また、売り上げ成績で評価された場合や、表彰された場合も職歴欄に記入しておくことでアピールできるので書いておくと良いでしょう。

③アルバイト職歴の場合は入社のあとに(アルバイト)と書く

履歴書のアルバイト職歴の書き方のポイント3つ目「アルバイト職歴の場合は入社のあとに(アルバイト)と書く」です。職歴欄では正社員なのかアルバイトなのかパートなのか派遣なのか、見ただけでは雇用形態が分かりません。

そのため、職歴の雇用形態がどのような物だったのかを分かりやすくするために「入社年月・入社した会社・入社(アルバイト)」のように書くと、雇用形態がアルバイトだと分かってもらえます。

履歴書のアルバイト職歴の書き方例

次は上記のポイントを元に、履歴書のアルバイト職歴の書き方例をご紹介していきます。

職歴(中央寄り)
平成22年1月 株式会社ユニマヨネーズ入社(アルバイト)
ユニマヨネーズ大宮店にてアルバイトリーダーとして任命される
月間売上MVP達成にて表彰される
平成25年3月 一身上の都合により退職 
平成25年4月 株式会社マヨ警備会社入社
平成27年3月 一身上の都合により退職
平成27年4月 インターネットカフェまよかふぇ入社(アルバイト)
平成29年10月 一身上の都合により退職
以上(最終行右寄せ)

履歴書の派遣職歴の書き方

派遣の場合の職歴は、どのように書けば良いのか迷う方もいます。ここからはそんな履歴書の派遣職歴の書き方について解説していきます。

履歴書の派遣職歴の書き方のポイント

[no_toc]

まずは、履歴書の派遣職歴の書き方のポイントについて解説していきます。

①派遣には派遣会社と派遣先があるので間違わないようにする

履歴書の派遣職歴の書き方のポイント1つ目「派遣には派遣会社と派遣先があるので間違わないようにする」です。派遣は、派遣会社に登録して派遣会社から派遣先である派遣会社とは別の会社に派遣されて働きます。

登録している会社は派遣会社なのですが、働く場所は全く別の会社です。そのため派遣職歴を書く場合は、派遣登録をしている派遣会社と派遣された派遣先の会社を分けて書く必要があります。書く時は注意して書きましょう。

②派遣先の数で書き方を変えた方が読みやすい

履歴書の派遣職歴の書き方のポイント2つ目「派遣先の数で書き方を変えた方が読みやすい」です。人によっては1つの派遣会社で長期間働いたり、複数の会社に派遣社員として派遣されて働く人もいます。

派遣される数が1社程度の場合と1社以上の場合で書き方を工夫することで、読みにくくなりがちな職歴を読みやすくすることができますので、派遣先の会社の数で書き方を変えてみると良いでしょう。

③派遣は登録/登録終了と書き分ける

履歴書の派遣職歴の書き方のポイント3つ目「派遣は登録/登録終了と書き分ける」です。派遣会社の場合は、派遣会社に派遣社員として登録をして働くことができます。派遣会社に入社しているわけではなく派遣社員として所属登録をしています。

そのため、書き方としては入社の部分は登録と書き分けることができます。退職した場合は退職と書くのではなく登録終了と書き分けた方が分かりやすいです。職歴欄と年月欄には「登録年月・派遣会社名・登録」のように書くと良いでしょう。

履歴書の派遣職歴の書き方例

次は上記のポイントを元に、履歴書の派遣職歴の書き方例をご紹介していきます。

①派遣先が1社の場合の職歴の書き方例

職歴(中央寄せ)
平成27年10月 人材派遣会社マヨヒューマン登録 (株式会社Mシティに派遣社員勤務)
平成29年10月 契約期間満了のため派遣登録終了
以上(最終行右寄せ)

②派遣先が複数の場合の職歴の書き方例

職歴(中央寄せ)
平成26年4月 人材派遣株式会社マヨヒューマン登録
平成27年4月 株式会社Mシティ 経理部(平成28年4月まで)
平成28年4月 株式会社バンクマヨ 経理事務(平成29年4月まで)
平成29年4月 人材派遣株式会社マヨヒューマン 登録終了
以上(最終行右寄せ)

履歴書の掛け持ち職歴の書き方

掛け持ちのアルバイトやパートをしていた人は、どのように履歴書を書けば良いのでしょうか。ここからは、そんな履歴書の掛け持ち職歴の書き方について解説していきます。

履歴書の掛け持ち職歴の書き方のポイント

まずは履歴書の掛け持ち職歴の書き方のポイントを解説していきます。

①職歴欄がごちゃごちゃしやすいので注意

[no_toc]

履歴書の掛け持ち職歴の書き方のポイント1つ目「掛け持ちの場合職歴欄がごちゃごちゃしやすいので注意」です。掛け持ちの職歴を書く場合は、ある程度工夫して読みやすく書く必要があります。

時系列ことに並べて書くのが履歴書の基本的なルールですが、掛け持ちの職歴の場合はルールに従いすぎると、ごちゃごちゃして読みにくい履歴書ができてしまいます。なので書き方をある程度工夫する必要があります。

②掛け持ち経験が複数ある場合は1社ずつ分けて職歴を書く

履歴書の掛け持ち職歴の書き方のポイント2つ目「掛け持ち経験が複数ある場合は1社ずつ分けて職歴を書く」です。掛け持ちの職歴を書く時、どうしてもごちゃごちゃした読みにくい履歴書になってしまうことがあります。

そのため、書き方に工夫が必要なのはお話ししました。その工夫なのですが、掛け持ちの職歴を書く場合は、掛け持ち経験が多い場合1社ずつ分けて職歴を書くといいでしょう。そうすれば読みやすくまとまりのある履歴書ができるので、人事担当者にも理解しやすいでしょう。書き方は後半にある掛け持ち職歴の書き方例の項目に書いてあるので、参考にしてみてください。

③入退職を1つの行にまとめてしまう方法も読みやすくて良い

履歴書の掛け持ち職歴の書き方のポイント3つ目「入退職を1つの行にまとめてしまう方法も読みやすくて良い」です。履歴書で掛け持ちの職歴を書く場合は、どうしてもごちゃごちゃしがちです。そこでもう1つ工夫して書くと読みやすく仕上がります。

その方法は入退職を1つの行で書く方法です。掛け持ちが多い人や職歴の多い方の場合は、全ての職歴を書き込んでしまうと人事担当者も読みにくいです。そこで、入社の職歴欄に入退職の職歴をまとめて書く方法で書くと、すっきりした読みやすい履歴書に仕上がります。

履歴書の掛け持ち職歴の書き方例

次は上記のポイントを元に履歴書の掛け持ち職歴の書き方例をご紹介していきます。

①職歴欄に1社ずつ書く書き方例

平成26年1月 株式会社インターマヨネーズ 入社(アルバイト) 
平成27年4月 一身上の都合により退職
平成26年2月 株式会社マヨクロ 入社(アルバイト)
平成28年4月 一身上の都合により退職
以上(最終行右寄り)

②1つの行にまとめて書く書き方例

平成26年1月 株式会社インターマヨネーズ アルバイト勤務(平成27年4月退職)
平成26年2月 株式会社マヨクロ アルバイト勤務(平成28年4月退職)
以上(最終行右寄り)

履歴書の在職中の職歴の書き方

転職活動中に履歴書を書く場合には在職中と書くことがありますが、この在職中の職歴の書き方はどうのように書けば良いのでしょうか。そんな履歴書の在職中の職歴の書き方について、解説していきます。

履歴書の在職中の職歴の書き方のポイント

まずは履歴書の在職中の職歴の書き方のポイントについて解説していきます。

①職歴欄に「現在に至る」や「在職中」を記入する

履歴書の在職中の職歴の書き方のポイント1つ目「職歴欄に「現在に至る」や「在職中」を記入する」です。書く箇所は、今現在働いている職歴の部分に「在職中」もしくは「現在に至る」と書きます。通常の職歴の退職理由を書き入れる職歴欄に書き込むことで、現在もこの職歴の会社で働いていることが分かります。

②退職する予定がある場合は退職予定日を記入する

[no_toc]

歴書の在職中の職歴の書き方のポイント2つ目「退職する予定がある場合は退職予定日を記入する」です。今働いている会社を今後辞める予定が決まっている場合は、何月何日に辞めるのかを書き入れておくと今後のスケジュール調整をする上でも便利なので、退職する予定がある場合は退職する予定日を必ず記入しておきましょう。

履歴書の在職中の職歴の書き方例

次は上記のポイントを元に履歴書の在職中の職歴の書き方例をご紹介していきます。

①現在に至るの場合の書き方例

平成28年4月 株式会社マヨネーズ 入社
現在に至る
以上(最終行右寄り)

②在職中の場合の書き方例

平成28年4月 株式会社マヨネーズ 入社
平成29年11月 在職中
以上(最終行右寄り)

履歴書の空白期間の職歴の書き方

履歴書の空白期間の職歴は、どのように書けば良いのでしょうか。そこで、そんな履歴書の空白期間の職歴の書き方について解説していきます。

履歴書の空白期間の職歴の書き方のポイント

まずは履歴書の空白期間の職歴の書き方のポイントについて解説していきます。

①前職から半年以上の空白期間が空いている場合を空白期間の理由を書く

履歴書の空白期間の職歴の書き方のポイント1つ目「前職から半年以上の空白期間が空いている場合を空白期間の理由を書く」です。履歴書の職歴の空白期間はどれくらいの期間のことを言うのでしょうか。

それは、前職を退職してから半年以上の空白期間が空いている場合のことを意味しています。そして、空白期間を書く場合はそうなってしまった理由を聴かれることがほとんどです。そのためなぜ空白期間ができてしまったのか理由を考えておき、職歴欄に書き入れておく必要があります。

こればかりは「一身上の都合」などの表現では誤魔化しきれないので、何らかの無難な理由を答えられるようにしておく必要があります。ただ正直に「遊んでいました」などと書くと印象が良くありませんので、きちんとした理由を考えておきましょう。

②転職に時間がかかってしまった場合は無理に理由を書く必要はない

履歴書の空白期間の職歴の書き方のポイント2つ目「転職に時間がかかってしまった場合は無理に理由を書く必要はない」です。前職を辞めてから半年以上も転職活動をしている人もいます。

別に珍しいことではありませんので、転職活動が時間がかかりすぎて半年以上経ってしまった場合は理由を無理に書く必要はありません。人事担当者も無理に理由は聞きませんし、察してくれるでしょう。そのため転職に時間がかかってしまった場合は、無理に書かなくても大丈夫です。

履歴書の空白期間の職歴の書き方例

[no_toc]

次は上記のポイントを元に、履歴書の空白期間の職歴の書き方例を、空白期間の理由毎に分けてご紹介していきます。

①留学や学業

平成27年10月 株式会社マヨー入社
平成28年10月 一身上の都合により退職
フランスに語学学習のため1年間留学
以上(最終行右寄り)

②ご家族の介護

平成27年10月 株式会社マヨー入社
平成28年10月 祖母の介護のため退職
現在は状況が落ち着いたため業務に支障はありません
以上(最終行右寄り)

③病気や怪我の治療のための療養

平成27年10月 株式会社マヨー入社
平成28年10月 病気療養のため退職
現在は回復しましたため業務に支障はありません
以上(最終行右寄り)

④転職活動をしていた

平成27年10月 株式会社マヨー入社
平成28年10月 一身上の都合により退職
以上(最終行右寄り)

履歴書の特殊な職業の職歴の書き方

世の中には特殊な職業の職歴を書くことがありますが、特殊な職歴の場合どのように書いたら良いのか迷ってしまいます。そこで、履歴書の特殊な職業の職歴の書き方を職業別に分けて解説していきますので、書く時の参考にしてみてください。

履歴書の公務員職歴の書き方

履歴書の公務員職歴の書き方について解説していきます。

履歴書の公務員職歴の書き方のポイント

まずは履歴書の公務員職歴の書き方のポイントについて解説していきます。

①公務員の場合は勤務/退職か入職/退職で書く

履歴書の公務員職歴の書き方のポイント1つ目「公務員の場合は勤務/退職か入職/退職で書く」です。公務員の場合は勤めている場所は会社ではありません。学校や役所などは国が運営している場所です。一部学校は会社運営ですが、公立などは公務員の教員が働いていますので、そうした場合はポイントに従って書いた方が良いでしょう。

公務員の場合の書き方ですが、公務員は会社勤めではありませんので入社や退職は使いません。ではどのように表現するのでしょうか。公務員の職歴の場合は、入職と退職や勤務と退職で表現します。このように書き分けするのが正しい書き方ですので、覚えておきましょう。

[no_toc]

②任期満了にて退職と書く

履歴書の公務員職歴の書き方のポイント2つ目「任期満了にて退職と書く」です。基本的には公務員の場合は、定年退職制で大きな問題を起こさない限りは定年まで働けます。ただ臨時職員の場合は任期があります。臨時職員の場合は退職の理由を書く職歴欄には「任期満了年月・任期満了にて退職」と書く必要がありますので、書く時に気を付けて書きましょう。

履歴書の公務員職歴の書き方例

次は上記のポイントを元に、履歴書の公務員職歴の書き方例をご紹介していきます。学校勤務の場合と役所勤務の場合で分けて例文を作りましたので、参考にしてみてください。

①学校勤務の場合の職歴の書き方例

平成28年5月 〇〇市立マヨ小学校 勤務(体育教師)
平成29年5月 任期満了にて退職
以上(最終行右寄り)

②役所勤務の場合の職歴の書き方例

平成28年5月 〇〇市役所 入職(臨時職員として〇〇課にて勤務)
平成29年5月 任期満了にて退職
以上(最終行右寄り)

履歴書の病院勤務の職歴の書き方

ここからは、履歴書の病院勤務の職歴の書き方について解説していきます。

履歴書の病院勤務の職歴の書き方のポイント

まずは履歴書の病院勤務の職歴の書き方のポイントについて解説していきます。

①病院の場合は入職と退職または勤務と退職と書く

履歴書の病院勤務の職歴の書き方のポイントは「病院の場合は入職と退職または勤務と退職と書く」です。病院勤務の場合も公務員と同じように書き方が違います。病院なので会社とは違い、入社や退職は使いません。そのため病院勤務の場合の職歴欄には、入職と退職や勤務や退職を使いますので、書く時は書き分けるようにしてください。

履歴書の病院勤務の職歴の書き方例

次は上記のポイントを元に、履歴書の病院勤務職歴の書き方例をご紹介していきます。医療事務や看護婦など病院勤務の職種も色々ありますので、職種ごとに分けて書き方例をご紹介していきますので、参考にして書いてみましょう。

[no_toc]

①医療事務の職歴欄の場合

平成25年10月 マヨ総合病院 医療事務として勤務
平成29年10月 一身上の都合により退職
以上(最終行右寄り)

②看護師の職歴欄の場合

平成26年4月 マヨダ大学付属大学病院 入職 (〇〇科勤務)
平成29年10月 一身上の都合により退職
以上(最終行右寄り)

履歴書のスナック・キャバクラ職歴の書き方

ここからは履歴書のスナック・キャバクラ職歴の書き方について解説していきます。

履歴書のスナック・キャバクラ職歴の書き方のポイント

まずは、履歴書のスナック・キャバクラ職歴の書き方のポイントについて解説していきます。

①スナックやキャバクラは飲食店と表現して書く

履歴書のスナック・キャバクラ職歴の書き方のポイント1つ目「スナックやキャバクラは飲食店と表現して書く」です。正直言いますと、スナックやキャバクラなどの仕事の印象はあまり良くありません。そのため会社や人事担当者によっては、正直に話してしまうと悪い印象を持たれることもあります。そのため言い方を少し変えて伝えることで、印象を変えることができます。

スナックやキャバクラは食べ物やお酒を提供する場所です。つまり、スナックやキャバクラも飲食店と表現してみてはどうでしょうか。実際に食べ物やお酒を提供する場所なので、別に嘘はついていません。ただ表現を変えるだけで印象は随分変わります。できるだけ良い印象を持たれたいのでしたら、表現方法を変えてみてはいかがでしょうか。

②スナックやキャバクラももちろん会社なので入退職で書く

履歴書のスナック・キャバクラ職歴の書き方のポイント2つ目「スナックやキャバクラももちろん会社なので入退職で書く」です。スナックやキャバクラは、会社とは別の店舗がある場合もあります。お店なので入店や退店と表現しそうですが、基本的に会社の履歴書の職歴は入社と退社で表現します。それはスナックやキャバクラも同じなので、書く時は入社と退職で表現しましょう。

履歴書のスナック・キャバクラ職歴の書き方例

次は上記のポイントを元に履歴書のスナックやキャバクラ職歴の書き方例をご紹介していきます。
平成28年4月 株式会社マヨラー 入社
平成29年10月 一身上の都合により退職
以上(最終行右寄り)

履歴書のフリーランス職歴の書き方

[no_toc]

ここからは、履歴書のフリーランス職歴の書き方について解説していきます。

履歴書のフリーランス職歴の書き方のポイント

まずはフリーランス職歴の書き方のポイントについて解説していきます。

①フリーランスは個人事業活動をしている人のこと

履歴書のフリーランス職歴の書き方のポイント1つ目「フリーランスは個人事業活動をしている人のこと」です。フリーランスがどんな職業なのか一言で言うと、個人事業活動をしている人のことを意味しています。

つまり会社には所属せずに、何らかの手段で仕事を請け負ったりして仕事をしている人のことです。フリーランスにはさまざまな仕事の種類があります。例えば、紙面やネット上の記事を書いたりするライターや、ドラマや映画やゲームなどのシナリオを書くシナリオライター、プログラムを作成するプログラマーなどもフリーランスです。

②開業届を出していなくても個人事業主

履歴書のフリーランス職歴の書き方のポイント2つ目「開業届を出していなくても個人事業主」です。開業届は事業を始めた1か月以内に出さなくてはいけない決まりですが、出さなくても別にペナルティがあるわけではありません。

そのため、開業届を出さないで個人事業主として活動することは可能です。つまり、開業届が無くてもフリーランスや個人事業主として働くことは可能です。

③書き方は開業届の提出の有無で変わる

履歴書のフリーランス職歴の書き方のポイント3つ目「書き方は開業届を提出の有無で変わる」です。フリーランスの場合は、先ほど説明した開業届を税務署に提出しているのかどうかで履歴書の書き方が大きく変わりますので、フリーランス職歴を書く場合はこの点についてどうだったかを考えて書くようにしましょう。後半で書き方例文をご紹介しているので、そちらを参考に書いてみましょう。

④フリーランスの場合は活動/活動停止などの言葉を使う

履歴書のフリーランス職歴の書き方のポイント4つ目「フリーランスの場合は活動/活動停止などの言葉を使う」です。フリーランスは会社ではないので、入社や退職などの表現は使用しません。活動を開始した場合は活動と書きますし、開業届を出した場合は開業と書きます。

活動を停止した場合は活動停止と書きます。そして開業届を出していて活動を辞めた場合は廃業届を出すので、廃業などの言葉を使い表現して書きます。この点が通常の職業と比べフリーランスは違うので覚えておきましょう。

履歴書のフリーランス職歴の書き方例

次は上記のポイントを元に、履歴書のフリーランス職歴の書き方例をご紹介していきます。開業届を出している場合と出していない場合に分けて書き方例を書いていますので、参考にしてみてください。

①開業届を出しているフリーランス職歴の書き方例

平成27年3月 マヨズメディア事業所設立 個人事業主として開業
平成27年4月 ライターの仕事に従事
平成28年4月 一身上の都合により廃業
以上(最終行右寄り)

②開業届を出していないフリーランス職歴の書き方例

平成27年1月 個人事業主として活動
平成27年2月 マヨメディアにてライターに登録
平成29年11月 個人事業主として活動停止
以上(最終行右寄り)

履歴書の職歴なしの書き方

[no_toc]

ここからは、履歴書の職歴なしの書き方について解説していきます。

履歴書の職歴なしの書き方のポイント

まずは履歴書の職歴なしの書き方のポイントについて解説していきます。

①職歴がない人は他のアピールポイントで勝負する

履歴書の職歴なしの書き方のポイント1つ目「職歴がない人は他のアピールポイントで勝負する」です。職歴の無い人は、職歴がないからと言って別に恥ずかしがることや、嘘をついてまで職歴を作る必要もありません。職歴がない人は職歴がない人なりのアピール方法は他にあります。職歴がなくても無理に職歴欄を埋める必要はありませんので、安心してください。

②職歴欄には「なし」と書く

歴書の職歴なしの書き方のポイント2つ目「職歴欄にはなしと書く」です。職歴のない人の場合の書き方は職歴欄に「なし」と書けば問題ありません。職歴がないからと言って嘘をついて書いてしまう方が問題なので、ここだけは正直にありのまま書いてください。職歴がないことについて軽く理由を聞かれる可能性もあるので、考えておくだけで良いでしょう。

履歴書の職歴なしの書き方例

それでは上記のポイントを元に、履歴書の職歴なしの書き方例をご紹介していきます。参考にして書いてみましょう。
学歴(中央寄せ)
平成11年4月 埼玉マヨダ高等学校入学
平成14年3月 埼玉マヨダ学校卒業

職歴(中央寄せ)
なし
以上(最終行右寄せ)

自分に合った履歴書の職歴の書き方を理解しよう

今回は履歴書の職歴の書き方について解説してきました。

世の中にはさまざまな職業や状況の方がいます。ご自分がどの職業でどの状況だったのかをしっかり理解し、ご自分に合った履歴書の職歴の書き方を参考にして、次の職業への第一歩を前向きに踏み出していきましょう。

モバイルバージョンを終了