[allpage_toc]
「整形外科の医療事務の志望動機を書く前に考えておくべきことにはどんなことがあるの?」
「整形外科の医療事務の志望動機の例文が知りたい」
整形外科の医療事務の志望動機の作成を考えている方は上記のような疑問をもっているのではないでしょうか。
この記事では特に整形外科の医療事務で働きたいという人に向けて、志望動機や志望動機の例文、面接で話すときのポイントを紹介しています。
採用の確立を上げるためには、志望動機の書き方や面接での話し方はとても大切なポイントとなります。
本記事を読むことで整形外科の医療事務になるための志望動機の書き方が把握できます。
整形外科への医療事務に向けて就職活動をする際に、ぜひここでの記事を参考にしてみて下さい。
医療事務の主な仕事内容
1つ目は受付、会計業務です。病院に来院した患者さんの受付、診察が終わった患者さんの診察料の計算と会計などを担当します。それ以外にも、患者さんが初診の場合は、健康保険証を預かって、診察券やカルテを発行しなければなりません。
2つ目はクラーク業務です。外来クラークの場合は、患者さんと医療スタッフ間の事務作業全般を担当します。具体的には、患者さんの検査データ、レントゲンやカルテの準備、患者さんの呼び出しなどです。
病棟クラークの場合は、入院病棟で医療スタッフをサポートします。具体的には、入院手続きや書類の受付、病室の手配、入院患者のカルテ管理や名簿作成などがあります。また、食事、手術・検査スケジュールの予定管理の対応もしなければなりません。
3つ目はレセプト業務です。レセプト業務とは「診療報酬明細書」を作成して、「国民保険団体連合会」又は「社会保険診療報酬支払基金」に提出して審査を受けます。その審査で問題がなければ、市区町村、共済組合や健康保険組合に診療報酬を請求するという業務です。数字への正確さが求められます。
整形外科の医療事務の志望動機を書く前に考えておくべきこと
考えが整理されていない時点で志望動機を書いてしまうと、採用担当者に良い印象を与えられないだけではなく、マイナスの評価となり、書類選考を通過できない場合も少なくありません。
志望動機を書く際には、ここでの情報を参考にして対応してみましょう。
なぜ整形外科の医療事務として働きたいのか明確にしておく
なので志望動機では、なぜ整形外科の医療事務として働きたいのか、という点を明確にしておかなければなりません。
整形外科病院やクリニックの中には、リハビリのサポートを医療事務スタッフに任せる場合があります。そのような病院で、患者さんのリハビリサポートをしたいといった、病院の特徴をとりまぜた志望動機を書くと効果的です。
また、家族や親戚などが実際に整形外科に通院した時のエピソードなどがあれば、志望動機の導入に盛り込むと、志望動機が書きやすくなります。志望動機を書く際には、そのような具体的なエピソードがなかったか、振り返ってみましょう。
自分の強みの活かし方を考えておく
例えば、整形外科は怪我で来院される患者さんが多いので、院内で患者さんが転倒しないように支えるといった体力が必要となります。日頃から体を鍛えているといった、体力に自信がある点を強みとしてアピールできるでしょう。
またリハビリを補助する際には、介護の経験を活かせます。このような経験も自分の強みとして、採用担当者に伝えられます。
採用担当者が興味を持つ点は、あなたが医療事務スタッフとして働いた時に、病院やクリニックにどのようなメリットを与えられるかです。そのような点を分かりやすく積極的に伝えられるよう、自分の強みとは何かを整理しておきましょう。
なぜその職場を選んだのか理由を明確にしておく
この点が志望動機の中で説明されていないと、この応募者は整形外科病院やクリニックの医療事務として就職さえできれば、どこの病院やクリニックでも良いのでは、といった印象を採用担当者に与えてしまいます。
例えば、受付・会計事務だけではなく、リハビリ補助として患者さんをサポートできるチャンスが多くある病院なので就職希望先とした、病院の規模が大きく多くの患者さんのサポートができるなど、その病院をどうして選んだかという理由を志望動機に含めて、伝えることができるようにしておきましょう。
家から近い、待遇面が良いという点も、その病院やクリニックを選んだ理由に含まれるかもしれません。ですが、就職先として選んだ理由としてはマイナスの評価につながる可能性があります。このような理由の記載は避けるようにしましょう。
キャリアプランを明確にしておく
この点を志望動機として明確にしておけば、採用すれば長期的に働いてもらえる、長いスパンでのキャリアプランを持っているやる気や熱意のある人という点を、採用担当者に伝えられます。
採用担当者は、就職後すぐに退職してしまいそうな人を採用したいとは思っていません。長期的に働いてもらいたい、という要望にマッチしている人材であることをアピールできます。
また、長期的なキャリアプラン、例えば、10年以内に管理職を目指すなどといったプランを伝えることができれば、採用担当者に良い印象を持ってもらえるかもしれません。
医療事務スタッフとして、将来なりたい姿を思い描いておきましょう。
整形外科の医療事務の志望動機の例文7選
志望動機では、実際に経験のある過去の出来事と関連づけてみたり、病院の取組みや方針などに共感する点を伝えたり、自身のスキルがクリニックや病院に役立つといった点や医療事務への熱意などをつたえると効果的です。
ここでの例文を参考に、志望動機を考えてみましょう。
[no_toc]
1:新卒の人の場合
整形外科での医療事務の業務は専門的な知識が必要な職業ではありますが、患者さんに安心や勇気を与えられるようなコミュニケーションスキルも、重要だと考えています。
私はアパレルショップでお客様接客を担当していましたので、お客様の目線に合わせることができる、丁寧で分かりやすいコミュニケーションがとれる点が強みです。
整形外科の医療事務に必要とされる知識についても、通信講座で学んでまいりました。未経験ではありますが、私のコミュニケーションスキルと医療事務の知識を実践の場で活かせるよう、入社後はさらにスキルアップを目指して参ります。
将来的には整形外科での色々な医療事務の経験をつみ、患者さんに安心してリハビリや診察をしてもらえる環境を作ることで、貴院の事業に貢献したいというのが目標です。どうぞよろしくお願い致します。
2:社会人経験はあるが医療事務未経験の人の場合
整形外科の医療事務に携わりたいと思った時点で、医療事務の専門的知識を通信講座で勉強してきたので、基礎的な知識は身に着いています。
また前職の経験から、正確な計算をするということには自信がありますので、この点を活かした効率の良い業務することが、最初の目標です。
さらには患者さんから安心していただける対応を目指し、あらゆる点で貴院に貢献できる人材かつリーダー的存在になりたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
3:医療事務経験者の場合
前職では病棟の医療事務スタッフとして勤務しており、患者さんに安心してもらえ、かつ医療スタッフのサポートとなるようなコミュニケーションを心がけてきました。整形外科の医療事務スタッフとしても、患者さんが安心してリハビリに専念できるようなコミュニケーションを目指したいと考えています。
中学生の頃は、祖母の介護を手伝ってきました。この経験により、怪我などで整形外科に来院する患者さんが不自由なく診察を受けられるよう、気を配ることもできます。
将来的には、整形外科の医療事務の管理職に就き、貴院に貢献できる人材となることが目標です。どうぞよろしくお願い致します。
4:自分の強みをアピールしたい場合
医療事務においても、レセプト業務などでは数字に関わる業務も多いので、私の強みである数字の正確性を活かすことで、業務効率向上につなげられると思い、今回、応募致しました。
レセプト業務以外にも整形外科の医療事務の場合は、コミュニケーションスキルも重要となってきます。明るく人と接することが得意なので、少しでも患者さんの気持ちを支えられる医療事務スタッフとなり、貴院に貢献したいです。
長期的には管理職を目指したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
5:なぜこの職場を選んだのか書きたい場合
貴院は、現在勤務している病院より規模が大きく、より幅の広い医療事務業務が求められる病院です。そこでさらに多くの患者さんのサポートに携わりたいと考え、今回、応募いたしました。
前職では、外来のレセプト業務を担当してきた中で、会計業務についてはミスなく正確に行う自信があります。患者数の多い貴院においても、このスキルを役立てて行きたいです。
将来的には色々な面において、質の高い業務をする人材となり、職場の中心的な存在として活躍したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
6:やりがいについてアピールする場合
リハビリのサポートは、患者さんと一緒にリハビリに取り組み、一緒に回復を実感できる、とてもやりがいのある仕事です。この業務に携わり、少しでも多くの患者さんのサポートができる人材になることが、今の目標です。
前職では受付業務を中心にしていましたので、正確な事務作業と患者さんへの気配りにはあ自信があります。さらには、幅広く柔軟に業務対応できる人材となり、管理職のポジションを目指したいので、どうぞよろしくお願いします。
7:過去の出来事からこの仕事を選んだ場合
以前のように歩けるようになるか心配していた祖母に、リハビリのサポートだけではなく、言葉でも勇気づけてくださり、祖母も挫折することなくリハビリを続けられたようです。
貴院では病院の規模も大きく、リハビリ施設も充実しているので、リハビリサポートの業務を通して、1人でも多くの患者さんに勇気を与えられることができればと思っています。
人と明るく接することもできるので、心配を抱えている患者さんの支えとしても活躍できるような人材を目指し、貴院に貢献したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
整形外科の医療事務の志望動機として向かない内容
志望動機を準備する上で、マイナスの印象を与えてしまう志望動機がどのような内容なのかを把握しておくことは、とても重要です。
志望動機を準備する際は、ここでの記事を参考にして、マイナスの印象となる内容を避け、良い面がアピールできる内容とするように心がけましょう。
待遇面のことばかり書かれている
実際のところ、待遇面が良いという点はモチベーションにつながったりという効果もあります。また、実際に待遇面を理由として、整形外科の医療事務を選択したという人もいるでしょう。たとえそうだとしても、待遇面を志望動機として記載するのはやめておきましょう。
待遇面を志望動機としてしまうと、採用担当者があなたを採用するメリットを見つけだせません。採用担当者があなたを採用することで、何がメリットとなるかを伝えられる志望動機とするようにしましょう。
[no_toc]
抽象的な表現やありきたりな言葉ばかりを使っている
例えば、コミュニケーション能力が高い点をアピールしたいということであれば、なぜその点をアピールできるのかといったエピソードを添えてみてくだださい。
ただ単に「私はコミュニケーションスキルが高いです」だけでは、説得力にかけます。このように抽象的な言葉は、採用担当者には響きません。採用担当者が興味を持つのは、応募者自身の経験に基づく言葉です。
「私は前職で幅広い年代層に対応する接客業務担当だったので、高いコミュニケーションスキルを習得しました」といったように、実際の経験を自分の言葉で表現するようにしましょう。
志望動機が応募先の理念と異なる
採用担当者が、その病院やクリニックの理念と異なる志望動機であると判断した場合、「業務に満足できないのではないか」「結局すぐに辞めてしまうのではないか」といった不信感を抱いてしまうかもしれません。
また、その整形外科病院やクリニックのことを調べずに応募先としたなど、そこで働きたいという熱意がないと、判断されてしまう可能性もあります。
就職希望先の理念を事前に確認して、それに沿う志望動機とするようにしましょう。
整形外科の医療事務の面接で志望動機を話すときのポイント
面接においても、面接担当者に志望動機をうまく伝えられるよう、ここでは志望動機を話すときのポイントを紹介します。
面接の前にこの記事参考にして、準備に取り組んでみましょう。
- 質問を予め想定しておく
- ゆっくりはきはきと話す
- 面接のマナーを守る
- 回答は適度な長さにする
質問を予め想定しておく
面接で緊張しないという人はなかなかいません。緊張している上に、いきなり質問されてしまっては、回答ができないという結果になることも想定できます。
そのようなことにならないよう、なぜ整形外科の医療事務がしたいのか、その整形外科病院やクリニックを選んだ理由は何なのか、医療事務としてのキャリアプラン、自分の強みなどに対する質問を想定し、回答を準備しておきましょう。
質問に対する回答は、履歴書に記載した内容と齟齬がおこらないように準備する必要があります。履歴書と異なる志望動機があると、面接担当者が混乱してしまいますので、注意が必要です。
ゆっくりはきはきと話す
面接では緊張していることが多いので、つい早口になったり、声が小さくなってしまうということもあるでしょう。ですが、そうなると面接担当者にあなたの熱意を伝えることが難しくなってしまいます。
面接では、ゆっくりはきはきと話すことを意識し、特に志望動機といった重要なポイントでは、熱意がこめられる話し方をするように心がけましょう。
面接のマナーを守る
面接担当者があなたのことを、清潔感に欠け、身だしなみがないと思ってしまっては、どんなに良い志望動機を伝えられたとしても、台無しになりかねません。面接には、清潔感を意識た身だしなみを整えて、臨むようにしましょう。
面接担当者は日頃から多くの応募者と接する機会があるので、話し方や言葉のマナーが悪い人をすぐに判断できます。
整形外科の医療事務は、来院した患者さんと最初に接する機会の多いポジションです。医療事務スタッフの対応が、その病院やクリニックの印象を左右しかねません。なので、面接担当者は応募者の話し方や言葉のマナーをチェックしています。
丁寧すぎず、自然な感じでかつ、話し方や言葉のマナーが良いコミュニケーションがとれるようにしておきましょう。
具体的な志望動機の内容とは関係ない部分ですが、面接担当者の持つ第1印象、患者さんの病院やクリニックに対する第1印象にかかわる部分です。面接だからというだけでなく、日頃から清潔感や身だしなみ、正しい言葉遣いを意識しておきましょう。
回答は適度な長さにする
面接担当者に簡潔に分かりやすく志望動機を伝えるには、結論から話す、ゆっくり話す、抑揚をつけて話す、語尾までしっかりと話す点に工夫してみましょう。
このような工夫を加えて、面接担当者に志望動機を伝えるためには、事前の練習が必要です。自信がない人は、言いたい内容を書き出して暗記しておくという方法もあります。どのような準備が自分に最適かを判断して、準備するようにしましょう。
整形外科の医療事務になるための志望動機の書き方を知ろう
整形外科の医療事務としての採用の確率を上げるためには、志望動機の書き方、面接での対応がとても重要です。
なぜ整形外科の医療事務として働きたいのか、なぜこの病院又はクリニックを選んだのか、自分を採用してもらうことでのメリットや強みを、簡潔に分かりやすく伝えることが要求されます。また抽象的な表現となっていないかという点にも注意が必要です。
そのような志望動機を準備するには、あらかじめ働きたいと思う整形外科病院やクリニックの企業理念の研究や自己分析が必要となってきます。
整形外科の医療事務への就職・転職活動に臨む際には、是非ここでの記事を参考にして、志望動機の準備をしておきましょう。