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【履歴書】危険物取扱者の資格の書き方・全種類の資格保持の場合

更新日:2020年08月20日

危険物取扱者を履歴書に書く場合、どのように履歴書に書けばいいのか、そもそも危険物取扱者とはなんなのか、なにを扱っているのかを書いています。また、試験を受ける資格や、おおよその合格率、危険物取扱者を履歴書に書くことでどこに就職する際に便利なのかを紹介しています。

危険物取扱で取り扱える物ってなに?

危険物取扱者、という資格があります。

聞き慣れない人、すごそうな感じに聞こえる人、難しそうに聞こえる人、身近に感じる人様々かと思いますが、甲種除いてさほど難しくなく、また有資格者が働いているところではガソリンスタンドが一番身近かと思います。

また、さして難しくない資格でありながら、履歴書にも書けて、面接でアピールできる魅力的な資格と言えるでしょう。

危険物はガソリンだけではありませんが、危険物取扱者の中でも、扱える危険物ごとに細かく分かれています。

では、どう分かれていて、何を扱えるのかを書いていきたいと思います。

全部盛りの甲種、限定的な乙主、丙種

危険物取扱者は、大きく分けて甲種、乙種、丙種と分かれています。このうち乙種のみ扱える物で細かく分かれていて、丙種は細かい分類はありませんが扱えるものや業務に大きな制約があります。

見出しでも触れていますが、甲種は危険物の全てを取り扱えます。履歴書でもきわめて大きなアピールポイントになるでしょう。

乙種は第1類から第6類まで分かれており、第1類が塩素酸塩類をはじめとする酸塩系、2類がリン、マグネシウム系、3類がカリウム、ナトリウム、4類が我々もよく知るガソリンやアルコール、5類がニトロ化合物等、6類が硝酸といった酸化性液体です。

丙種は乙4類と変わりませんが、大きな違いは立会いができません。立会いって何?ということを次で触れていきたいと思います。

ガソリンスタンドでも「立会い」してます

上記で「立会い」という言葉が出てきましたが、この立会いは丙種ではできません。

立会いというのは無資格者が危険物を取り扱うとき、甲種、乙種の有資格者が立会うことを言います。これだけではピンと来ないかも知れませんので、一番身近であろうガソリンスタンドを例に出したいと思います。

セルフでもセルフでなくても、お店の責任者として甲種ないしは乙4類の有資格者を置かなければいけません。有資格者1人置くだけで、「立ち会っている」とみなされます。またこの有資格者はお店の営業時間中はずっとお店にいなければならず、いない場合は営業ができません。

実務上、無資格者の動きをジッと見ている、とかそういうわけではありませんが、有資格者がいることで「立会い」をしている、というわけです。危険物取扱者が何を扱えるかの詳しい分類は、以下のURLから調べられます。

危険物取扱者の受験あれこれ

履歴書の資格欄に書くため!…どれを取る?

危険物取扱者は、上でも触れたように、色々細かく分かれています。それを履歴書に書きたい、という場合は適切な資格を取らなければいけません。

まずは身近であろうガソリンスタンドに就職する場合ですが、この場合は乙4、もしくは丙種を取らなければいけません。それ以外だと甲種なら全てを扱えますので意味がありますが、それ以外の乙類は扱える危険物が違いますのでアピールになりません。

自分がどんな仕事をしたいか、から考えないと、せっかく取得した資格が、労力やお金が無駄になりますので、どんな危険物を扱いそうか、から考えましょう。

受験資格ってあるの?

危険物取扱者の乙種、丙種は受験資格はなく、誰でも受験できます。小学生でも受験できます。

なお、甲種は受験資格があり、次のようになります。

〔1〕大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者
※大学、短期大学、高等専門学校、専修学校などを卒業。

〔2〕大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
※大学、短期大学、高等専門学校で単位取得。

〔3〕乙種危険物取扱者免状を有する者
※乙種取得から2年以上の実務経験、および1類または6類のうちどちらか、2類または4類のどちらか、3類と5類を所持し合計4種類となるようにする。

〔4〕修士・博士の学位を有する者
※化学系を専攻すること。

この〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕のいずれかに該当する人に受験資格があります。

試験は難しい?

危険物取扱者は、合格率40%程度と言われ、そこまで難関ではありません。
合格率40%と言っても、特に足切りがあるわけでもないので、規定の正解率であれば誰でも合格になります。

試験内容はマークシート方式、甲種、乙種は5つのマークから、丙種は4つのマークから1つを選びます。試験時間は2時間、科目は3科目で

・危険物に関する法令

・燃焼及び消火に関する基礎知識

・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法

になっており、3科目それぞれで60%以上の正解率であれば合格になります。

参考書も多く出ており、特にとっつきやすい乙4であれば勉強すれば合格は難しくありません。ユーキャンなどの通信講座もあり、合格のための環境も整っているといえます。

履歴書への危険物取扱者の資格の書き方

では、ここからは危険物取扱者の資格を履歴書に書く場合を書いていきたいと思います。どれを持っているかでアピールできる就職先も違いますので、しっかりと書き分けていきます。

手書き形式の履歴書の場合、面倒くさいと思うかもしれませんが、自分の将来を勝ち取るためでもありますので、履歴書にはしっかり書きましょう。なお、危険物の取扱からは程遠い一般企業や業種の場合は、アピールに欠けますので、無理して書く必要がありません。

あまりにも資格欄が空白過ぎる場合、それ以外が車の免許しかなくてあまりに寂しすぎる場合は書いてもいいかもしれませんが、それで評価されるのも新卒で就職する場合に「勉強がんばってたんだね」ぐらいのものと思いますのでそのために履歴書に書くのは一考を要します。

全種類の資格を持っている場合

全種と書かれていますが、これは何も履歴書に「全種取得」と書くわけではありません。もっと手っ取り早い、一目でわかる分類が「甲種」です。甲種があれば履歴書には「危険物取扱者 甲種」と書くだけですみます。

なお、乙類の1種~6種の全てをとった人の場合は、少々話が複雑です。まず乙種を全て取ったからといって、それが自動的に甲種とはみなされません。乙種は乙種で、甲種と書きたい場合は甲種の試験を受けなければいけません。

乙種の1~6類までしか取得してない場合は、履歴書にもそのように書かなければいけません。繰り返しますが、乙種は乙種で、履歴書には甲種とは書けないので注意が必要です。

複数の資格を持っている場合

化学工場や薬品を扱う研究所などに就職する場合、危険物の○類と○類とを分けて書かなければいけません。

たとえば、危険物の乙1類と乙3類の場合であれば、

・危険物取扱者乙1類・危険物取扱者乙3類

と言った風に書きます。手書きの履歴書だと少し面倒ですが、しっかり書く必要があります。ただし、危険物の乙1類から乙3類までの全てを取っている、と言う場合なら履歴書に書くのは少し楽になります。

・危険物取扱者乙1類~乙3類

というようになります。これなら履歴書も少し綺麗にまとまるので、時間があれば抜け落ちてる乙○類を取得して穴を埋めてみるのもいいかもしれません。

ともかく、複数の資格を所持している場合は、就職先にもよりますが面倒でも履歴書にはしっかり書きます。

乙四・丙種 を持っている場合

消防研究センターによると、「ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類などの引火性液体」が扱えます。丙種はそのうち「ガソリン、灯油、軽油、重油など」と言う風に少し絞られています。これを書いた履歴書をもっていく就職先といえば、ガソリンスタンドが多いかと思います。

ただし、乙4と丙種との違いとして、丙種の場合は立会いができません。履歴書に書く場合はそのあたりを間違えないように注意する必要があります。

また、立会いができないという関係上、丙種は履歴書に書いても乙4と比べアピール力が1歩劣ることは覚えておきたいところです。ただし、書かないよりは丙種でも履歴書に書いたほうがいいので、持っているならぜひ書いたほうがいいです。

危険物取扱の有資格者は、履歴書でしっかりアピール!

「危険物取扱者」というものが理解できたでしょうか?

比較的やさしく、履歴書でもアピールポイントとなり、コストパフォーマンスの高い資格と言えます。就職先にもよりますが、履歴書にしっかり書くことで合格、および所得アップにもつながりますので、ぜひ未来を広げてみてください。

初回公開日:2017年08月18日

記載されている内容は2017年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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