履歴書の職歴が書ききれない場合の対処法・別紙に書くべきか
更新日:2020年08月20日
履歴書の書き方の基本をおさえよう!
履歴書は、就職や転職、パート・バイトの面接などで面接官に自分を知ってもらうための大事な書類です。今回は履歴書を記入する際の職歴が書ききれない時の対処法などを紹介しますが、その前に「学歴・職歴」欄の基本的な記入方法について、まずは確認しておきましょう。
学歴・職歴共通ポイント
- 年に関しては西暦・元号どちらでもいいが、履歴書内全て統一すること
学歴の書き方
まず学歴に関してですが、履歴書では学校名は略さず正式名称を記入します。「高校」は略式になるので「高等学校」となります。また専攻やコースなどがある場合はそこもしっかり記入しましょう。
履歴書には基本的に入学と卒業を記載しますが、その際「同上」は使ってはいけません。
職歴の書き方
履歴書では職歴は、過去から順に時系列に合わせて記入します。現在の勤務先の退職日が決まっている場合は「退職予定」と記載しましょう。職歴の最終行には「現在に至る」、そして右寄せで「以上」と記載します。
職歴が書ききれないときの対処法は?
転職が多かったり、派遣社員をしていたという方などの中には、履歴書で職歴が書ききれないという方もいるでしょう。そんな職歴が書ききれないという方は記入方法を考えなくてはいけません。
職歴が書ききれない時に、どのような対処法があるのか具体的に紹介しますので参考にしてください。
用意する履歴書を考えよう!
履歴書には複数の種類があります。まず職歴が多くて書ききれない方は行の多い履歴書を選ぶことで書ききれないといことが解決される場合もあります。
職歴が書ききれないという場合は、その点を踏まえ履歴書を用意する際に学歴・職歴の行数の多い「転職用」のものを用意するようにしましょう。
パソコンで作成するのも方法の1つ!
現在はパソコンからテンプレートをダウンロードして履歴書を入手する方法もあります。しかし、フォーマットであるものでは職歴が書ききれないという方は、自分で編集したり、作成して自分に合った形の履歴書を作成するという方法もあります。
学歴を調整しよう!
履歴書で職歴を書ききれない場合、学歴・職歴欄の調整をするためにまずは学歴欄を調整しましょう。余分な学歴を省略することで職歴欄を確保します。
また転職者などの場合、新卒者のように中学卒業から記載する必要はありません。最終学歴の一つ前から記載すればいいので、専門学校や大学が最終学歴の場合は高校卒業から、高校が最終学歴の場合は中学卒業からの記載しましょう。
職歴を調整しよう!
履歴書では、職歴は基本的に「平成〇〇年〇月 株式会社 入社」「平成〇〇年〇月 株式会社〇〇 退社」と2行に分けて記載します。しかし職歴が書ききれない場合には「平成〇〇年〇月 株式会社〇〇 入社 (平成〇〇年〇月 退社)」と1行にまとめて記載することも可能です。
また、全て書き終えたあとの「現在に至る」と「以上」は同じ行に記載しても問題ありません。
職務経歴書を作成するのも方法の1つ!
初回公開日:2018年10月23日
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