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「結婚による退職はどうやって履歴書に書くの?」
「結婚による退職は転職先の選考で不利になる?」
前社の退職理由が結婚の場合、転職活動中の履歴書の書き方に悩むことが多いのではないでしょうか。
この記事では、結婚に伴う退職を履歴書にどのように書くか解説しています。職歴欄・自己PR欄の記載例はもちろん、採用で不利にならないために知っておきたい注意点もわかります。
また、出産を理由に前職を退職した場合や男性が結婚を理由に退職している場合の履歴書の書き方や、面接前に準備しておきたいことも紹介しています。
この記事を読めば、履歴書に「結婚に伴い退職」と書くときの疑問や悩みが解決します。転職や就職活動を前向きに進めるためにも、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
履歴書の退職理由に「結婚に伴い退職」はあり?
「結婚による退職は、企業に対してマイナスなイメージを与えるのではないか」「採用で不利になるのではないか」と不安に思われるかもしれませんが、結婚はポジティブな退職理由ととらえられることが一般的です。
なぜなら、採用する企業からすれば、前社の退社理由が「一身上の都合」といった具体的な内容がわからないものよりも「結婚に伴い退職」と明確になっているほうが安心できるからです。
したがって、履歴書に記載する退職理由として「結婚に伴い退職」は「あり」ですし、むしろベストな書き方と言えます。また、男性も女性も使える退職理由です。
「一身上の都合により退職」との違いは?
「一身上の都合により退職」は「結婚に伴い退職」と違い、退社理由が明確ではありません。
そのため、履歴書に記載された退職理由が「一身上の都合により退職」の場合、企業の面接担当者にとっては「前社をどんな理由で辞めたのだろうか」と気になる要素になりがちです。
結婚を理由に退社した場合は転職時の履歴書へ「結婚に伴い退職」と書きましょう。企業に前向きな印象を伝えられますよ。
退職理由が出産の場合の履歴書への書き方とは?
前社の退職理由が出産の場合は、履歴書の職歴欄には「出産に伴い退職」と明記しましょう。
また、自己PR欄では「出産・子育ての経験を仕事に活かせる」とアピールできます。「仕事と子育てを両立できる」「子育ての経験からタイムマネジメントがうまくできる」など、アピールポイントを考えておきましょう。
退職理由が結婚の場合の例文
特にポイントになるのは「自己PR欄」です。
職務経歴だけでなく、結婚や出産、子育ての経験が転職先で活かせるような書き方を意識しましょう。
職歴欄
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<例文>
平成〇〇年4月 株式会社〇〇 入社
人事部にて人事業務に従事
令和○年3月 結婚に伴い退職
専業主婦として子育てに専念し、現在に至る
自己PR欄
自己PR欄にはこれまでの職歴で学んだことや、結婚・子育ての経験をポジティブに記載しましょう。転職先で職歴や結婚・子育て経験が活かせることをアピールできるとベストです。
<例文>
貴社は子育てに関するサポート精度が充実しており、子どもがいる方も活躍できる点に魅力を感じました。
前職では人事として、社員の残業時間削減に貢献しました。社員評価軸が労働時間の長さに偏っていたのを、人事制度改正により生産性をはじめとする業務の質で、評価するように変更しました。
この経験を活かし、貴社でも人事として勤務したいと考えております。子どもは自宅近くの保育園に預けており、家族も私が働くことに賛成、協力してくれています。
前職の経験を活かしつつ、仕事と子育ての両立に努め、貴社に貢献したく存じます。
結婚による退職理由を履歴書に書く際の3つの注意点
しかし、結婚を理由に前社を退職している男性や子育て中の方は、履歴書の書き方で注意しておきたいポイントもあります。
履歴書に退職理由を結婚と書く場合の注意点を、以下で詳しく解説します。
1:男性が書く場合は事情を説明できるよう準備する
男性が退社理由に「結婚に伴い退職」を挙げることは、採用で不利になるようなマイナス要素ではありません。とはいえ、若干珍しいケースではあります。
企業側の不安や疑問を減らす意味でも、面接といった場で詳しい事情を説明できるように事前に準備しておくとベターです。
「結婚に伴って転居することになり、通勤時間が大幅に増加した」
「前職は転勤が多い会社で、子育てに参加することが難しく感じた」
上記のような理由を用意しておくと、転職先も納得して選考を進められるでしょう。企業側が安心して選考を進められるということは、求職者にとっても有利になります。
2:退職理由は正直に書く
ちなみに、「一身上の都合により退職」は自己都合による退職のことで、会社都合での退職には使いません。
会社都合の退職とは、会社の倒産や解雇のほか、社屋の移転により通勤が困難になった場合や、一定の基準を超える長時間残業、ハラスメントなどで退職した際に使用します。
自己都合による退職を「会社都合での退職」と履歴書に書くなど、退職理由の偽りは経歴詐称になってしまいます。退職理由は正直に書くようにしましょう。
3:自己PR欄でアピールする
一方「自己PR欄」は、前職の内容や結婚生活、子育ての経験が企業で活かせることをアピールする場です。これまでの経験や仕事に対する意気込み、現在の状況を自分の中で整理できる項目でもあります。
子育て中の方でフルタイム勤務や正社員を希望する方なら、自己PR欄で「子育てが仕事に影響しない」「仕事と子育てを両立できる」といったアピールができると効果的でしょう。
とはいえ、無理に「子育てが仕事に影響しない」「仕事と子育てを両立できる」と書く必要はありません。子どもが小さいうちは急な体調不良が多く、突然仕事を休まなければならないこともあるでしょう。
「子育ての影響で仕事に穴をあけるかもしれない」という不安は、企業側も感じている部分です。自己PR欄には不安要素をできるだけ減らせるようなポイントを記載し、面接で企業側と話し合えるように準備しておきましょう。
履歴書に書く必要がない4つの内容
「結婚予定」「詳細な結婚歴」「事実婚」「出産や育児による職歴のブランク」といった内容は、履歴書に記載する必要はありません。各項目について詳しく見ていきましょう。
1:結婚の予定があること
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しかし、結婚の予定を履歴書に書くことで採用選考において不利になる可能性はあります。転居や妊娠・出産で早期に退職する可能性があると見られるからです。
入社日から数日後に入籍する予定がある場合は、面接の場で口頭で伝えましょう。
一方、入籍に伴い近日で転居や出産の予定がある場合は、現時点での転職活動について見直すといいかもしれません。
転居予定先で就職先を探したり、出産後に転職活動を再開したりするほうが、安定的に働ける職場を見つけやすいでしょう。
2:細かい結婚歴
したがって、細かい結婚歴を履歴書に書く必要はありません。
ただし、現在の配偶者の有無は記載しましょう。ほとんどの履歴書フォーマットには「配偶者の有無」という欄があるので、配偶者がいる方は「有」に○、いない方は「無」に○をつけましょう。
3:事実婚である場合
この場合、履歴書に記載する必要があるのは、法的な婚姻関係がある場合のみです。つまり、事実婚は履歴書には記載しません。
前述しましたが、結婚の予定がある場合でも履歴書への記載は不要です。転居や妊娠の予定がある場合のみ面接のときに口頭で伝えましょう。
4:出産や子育てによる経歴のブランク
履歴書は学歴や職歴を記載するものです。履歴書の自己PR欄では、前職の経歴だけでなく、出産・子育てで得た経験が活かせることを前向きに記載してみましょう。
たとえば「子育てと家事を両立してきたからタイムスケジュール管理には自信がある」といったアピールです。
一方、面接ではブランク期間について「この時期に何をしていたのか」を聞かれる可能性があります。出産や子育ての経験をポジティブに伝えられるよう、事前に回答を考えておきましょう。
退職理由が結婚の場合の履歴書への書き方を知っておこう
また、前職での経歴と合わせて、結婚や出産、子育ての経験を自己PR欄や面接で前向きにアピールできるとなお良いでしょう。男性の場合は、結婚に伴う退職理由を面接時に詳しく述べられるように準備しておくと安心です。
ぜひこの記事を参考にして、履歴書を作成してみてくださいね。