cms-import-tapbiz-wp

インターンシップを通して学びたいことの例文・志望動機の書き方

[allpage_toc]

インターンシップで学びたいことに関する志望動機の書き方は?

インターンは就活を有利に進めるにあたって非常に重要なものになります。インターンに参加することでネットなどからでは得ることが出来ない企業の生の情報を仕入れることが出来ますし、企業の社員と一緒に働くことで企業の雰囲気を知ることも出来ます。

企業理解が深まるだけではなく社会人としての自覚や仕事をする上で必要な能力を身に付けることも出来ます。インターンはメリットがたくさんありますが、誰もが参加出来るわけではありません。インターンに参加するためには選考を受け、それに合格する必要があります。

合格するためにはインターンで学びたいことを志望動機にして、熱意をアピールする必要がありますが、その志望動機の書き方とはどのようなものなのでしょうか。

結論から書く

インターンでの志望動機に限らず、就活全般で文章を書くときには結論から書くということが基本になります。就活の場合もそうですが、インターンの場合でもの企業であればかなりの数の応募者がいます。

それら全ての履歴書を読み、書類選考を行うわけですが、履歴書が読みづらい、あるいは印象に残らないものだと書類選考の時点で落とされてしまいます。担当者は場合によっては何百枚もの履歴書を読むことになりますので、最初の数行を読んだだけで後は読み飛ばしてしまうということも少なくありません。

最初の数行を読めば内容が理解出来るように、インターンを通して学びたいことから書き始め、志望動機にインパクトを持たせるようにしましょう。

そもそもなぜインターンに参加するのか

インターンで学びたいことの志望動機を考える前にそもそもなぜインターンに参加したいのか、自分の中でその理由を明らかにしておきましょう。インターンに参加することで就活本番でも有利になることは多いですが、必ずしも参加しなければならないというわけではありません。

インターンに参加しなくても内定をもらう学生はたくさんいますし、インターン中は企業に拘束されていることになりますので、自分の時間が減ることになります。ただ漠然とした気持ちでインターンに参加しても何のメリットもなく、無給の場合も多いですので、時間の無駄になってしまう場合もあります。

参加が必須ではないインターンになぜ参加するのかを考え、可能であればそれも志望動機に絡めていきましょう。

インターンで学びたいことを明確にする

そもそもインターンを行う目的は実際に仕事を体験して企業理解や仕事への理解を深めるということにあります。目的が就職や労働ではなく、勉強ですので、志望動機ではインターンを通して学びたいことを明確に記すようにしましょう。

学びたいことは何かを伝えることでインターンに参加する目的も分かりますし、意欲があるということも伝えることが出来ます。インターンは勉強の場ですので、学びたいことが何もないようでは参加する意味がありません。

人によって学びたいことは違いますし、それは違っても構いません。自分なりに学びたいことを記し、その企業のインターンで実際にそれが学べることが大切です。企業の事業内容などとリンクさせて学びたいことを考えましょう。

経験を踏まえて書く

インターンの志望動機で学びたいことを明確にするということが大切ですが、なぜそれが学びたいことなのか、それを学びたいと思ったきっかけは何かを記す必要があります。結果には必ず理由があり、学びたいことにもそう考える理由があります。

理由もなしに何かを学びたいと思うことはありませんので、学びたいことのきっかけとなる経験やエピソードを併せて書きましょう。学びたいことの根源の部分を記すことで文章に信憑性が生まれます。インターン用に無理やりに学びたいことを考えたのではなく、本心で学びたいのだということが伝われば志望度の高さも伝わりますので、インターンの選考でも有利になります。

インターンを通じてどのように成長するのか

インターンで学びたいことを記せば、今度はそれを学び、どのように成長したいのかを具体的に記していきましょう。ただ学ぶことは大切なことですが、学んだことは正しく活かせなければ何の意味もありません。

学びたいこと、それを活かしてどのようなことがしたいのか、どのように成長したいのかを具体的に記すようにしましょう。どのように成長したいのかも人それぞれですので、自分が思うままに書きましょう。

インターンに参加することで社会人としての自覚を高めたいのか、あるいは一定の職種の仕事への理解を深めたいのかなどどのようなものでも構いません。無目的に学ぶ、インターンに参加するのではなく、明確な目的があってインターンに参加するということを伝えましょう。

その企業でしか学べないことを記す

インターンを通じて学びたいことは何か、どのように成長したいかも大切ですが、それだけでは志望動機としては不十分です。志望動機としてより完璧を目指すのであれば、その企業でしか学べないこと、実現出来ないことを併せて書くようにしましょう。

インターンに参加するためには志望度の高さをアピールする必要があります。志望度の高さはどれだけ企業研究が出来ているかで決まりますので、企業の特徴を細かく調べ、他社にはない特徴を探していきましょう。

その独自の特徴を絡めて志望動機を作成することで他の就活生と差別化を図ることが出来ます。その企業でしか出来ないこと、その企業ならではのことを知って、志望動機に活かしていきましょう。

インターンシップを通して学びたいことの例文は?

インターンを通して学びたいことの志望動機の書き方を理解すればいよいよ実際に志望動機を書いていきましょう。インターンの選考は企業によって異なりますが、インターンに合格したからと言って実際にバリバリと働くわけではありません。

そのため自己PRなどの能力のアピールよりもどれだけインターンに参加したい気持ちが強いか、学ぼうとする意志が強いかということが大切になります。前述したように学びたいことを明確にし、その実現を目指すためにインターンに参加するということが重要になりますので、働くのではなく、学ぶことを意識して実際に志望動機を考えていきましょう。

志望動機の例文を紹介しますので、それを参考に自分なりの志望動機を作成していきましょう。

例文

私が貴社のインターンで学びたいことは社会人としての心構えです。学生と社会人の間には大きな意識の違いがあると感じ、就活に向けて少しでも社会人としての自覚を持とうと考え、応募しました。

私はアルバイトで飲食店で働いていますが、アルバイトと社員ではやはり責任の重さが違います。アルバイトが休み、店が回らないようであればたとえ休みでも出勤しなければなりませんし、お客様への対応一つとっても社員とアルバイトでは大きな隔たりがあります。

私は貴社が運営する飲食店を訪れたときにその接客の素晴らしさに感動し、私も同じように働きたいと思いました。短期間ではありますが、一緒に働き、少しでも接客技術を盗みたいと思い、インターンに応募しました。

職種別インターンシップで学びたいことは?

インターンの志望動機ではその企業で学びたいこと、その企業だからこそ学べることを伝えることが大切ですが、同時に職種も大切になります。たとえ企業が同じでも職種が違えば仕事の内容も大きく変わりますし、求められる能力や身に付けることが出来る能力、学べることも違ってきます。

その企業で学びたいことであっても応募する職種によってはそれが実現出来ない場合がありますので、職種ごとに学びたいことを考える必要があります。職種ごとに志望動機を変えるためにはまずはその職種の特徴や知ることから始めましょう。

それらを踏まえた上で学びたいことを考える必要があります。職種別のインターンで学びたいことの例文を紹介しますので参考にしてみましょう。

[no_toc]

MR

私がMRのインターンを通して学びたいことは医薬品を多くの人に届ける重要性です。医薬品が大切であるということ、医者が患者を救うためにはそれらが必須であるということはイメージ出来ますが、実際にMRがどれぐらい貢献しているのか、どれだけの人を救うことが出来るのかを学びたいと考えています。

私は小さな頃から体が弱く、小学生の頃は頻繁に病院に通っていました。今でこそ元気にはなりましたが、中学生になって部活を始めて体力がつくまではずっと病気がちでした。私自身医薬品の大切さは知っているものの、実際にどれくらいの人が自分と同じような環境にいるのかは分かりません。

私はMRのインターンを通じてそれらの現状を知り、少しでも多くの人が救える仕事がしたいと考えています。

アパレル

私がアパレルのインターンを通じて学びたいことはオシャレをすることによってどれだけの人が喜びを感じることが出来るのかということです。私は高校生頃からファッションにも興味を持ち始め、これまでに様々な服装をしてきました。

服装が変われば気分も変わりますし、年を重ねるにつれて自分自身の好みの変化もありました。しかしどれだけ服装が変わってもオシャレをしているという根本部分の喜びは変わらず、今でもファッションに強い興味を抱いています。

私はインターンとして実際に店頭に立ち、お客様への販売を行う中でオシャレが人の心にどんな影響を及ぼすのかを学びたいと考えています。

金融

私が金融のインターンを通して学びたいことはお金の重要性です。お金そのものの価値はもちろん、それを円滑に回していくということや経済の仕組みなどについても学びたいと考えています。

私は大学時代に様々なアルバイトを経験しました。アルバイトの種類によって仕事の辛さや大変さは違い、当然時給も違いました。しかし大変な仕事が必ずしも時給がいいとは限らず、楽な仕事でも時給が良いものはたくさんありました。私はこのことを不思議に思い、お金とは一体何なのか、経済とは一体何なのかを考えるようになりました。

私は貴社でインターンとして働く中で社会のお金の流れや動向を知り、貴社だけではなく経済全体に対する理解も深めていきたいと考えています。

不動産

私が不動産業のインターンを通じて学びたいことは他人の人生に責任を持つとはどういうことなのかということです。不動産と言っても様々ですが、貴社の場合は戸建ての住宅販売を中心に行っているということを知りました。

戸建ての住宅は非常に高価な買い物ですし、そもそも家を買うということ自体が一生に一度の大きな買い物であると考えています。どんな家に住むのかによって生活環境は変わりますし、環境が変われば少なからず人生も変わります。

家を売るということは他人の人生にも責任を持つということであり、その責任はどれだけ重たいものなのか、またそこにどのようなやりがいがあるのかを知りたいと考え、インターンに応募しました。

営業

私が営業職のインターンを通じて学びたいことはビジネスにおける交渉とはどのようなものなのかです。貴社の営業職は法人相手ですので、単に売り込みをかけるだけではなく、契約についても様々な交渉を経て、契約を締結するということを伺っています。

私の中では営業=自宅に訪ねてくるセールスマンでしたので法人相手の営業とは一体どのようなものなのか全く見当がつきません。私は将来営業職として働き、一流のセールスマンになるというのが夢でもあります。

その夢を実現するためには様々な営業方法を知る必要があると思い、私にとって全く未知である貴社の営業職について学ぼうと考えてインターンに応募しました。

電力会社

私が電力会社のインターンを通じて学びたいことはライフラインの大切さです。電気やガス、水道などのライフラインが大切だということは頭では分かっているつもりですが、それらは漠然としたイメージでしかありません。

貴社でのインターンを通じて実際に電力会社はどのような仕事をしているのか、またそれらが仮になければどれだけ不便なのかを知りたいと考えています。貴社でのインターンを通じてそれらの大切さを知り、それらを安定して供給するためにはどのような努力が必要になるのかなどを考えたいと思います。

学びたいことを学ぶのがインターンシップの役割

インターンを通じて学びたいことの志望動機の書き方や例文、職種別の志望動機を紹介しましたが、インターンでは自分が本当に学びたいことを学ぶということが大切になります。インターンに参加するだけで学べることはたくさんありますし、メリットとなることも多いですが、自身が本当に望んで学ぼうとしなければ得られるものは少なくなります。

インターンは参加必須ではありませんし、自身の時間を拘束されもしますので、必ず学びたいことを明確にし、それが実現できる環境を探して応募するようにしましょう。

モバイルバージョンを終了