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インターンシップで学びたいことに関する志望動機の書き方は?
企業理解が深まるだけではなく社会人としての自覚や仕事をする上で必要な能力を身に付けることも出来ます。インターンはメリットがたくさんありますが、誰もが参加出来るわけではありません。インターンに参加するためには選考を受け、それに合格する必要があります。
合格するためにはインターンで学びたいことを志望動機にして、熱意をアピールする必要がありますが、その志望動機の書き方とはどのようなものなのでしょうか。
結論から書く
それら全ての履歴書を読み、書類選考を行うわけですが、履歴書が読みづらい、あるいは印象に残らないものだと書類選考の時点で落とされてしまいます。担当者は場合によっては何百枚もの履歴書を読むことになりますので、最初の数行を読んだだけで後は読み飛ばしてしまうということも少なくありません。
最初の数行を読めば内容が理解出来るように、インターンを通して学びたいことから書き始め、志望動機にインパクトを持たせるようにしましょう。
そもそもなぜインターンに参加するのか
インターンに参加しなくても内定をもらう学生はたくさんいますし、インターン中は企業に拘束されていることになりますので、自分の時間が減ることになります。ただ漠然とした気持ちでインターンに参加しても何のメリットもなく、無給の場合も多いですので、時間の無駄になってしまう場合もあります。
参加が必須ではないインターンになぜ参加するのかを考え、可能であればそれも志望動機に絡めていきましょう。
インターンで学びたいことを明確にする
学びたいことは何かを伝えることでインターンに参加する目的も分かりますし、意欲があるということも伝えることが出来ます。インターンは勉強の場ですので、学びたいことが何もないようでは参加する意味がありません。
人によって学びたいことは違いますし、それは違っても構いません。自分なりに学びたいことを記し、その企業のインターンで実際にそれが学べることが大切です。企業の事業内容などとリンクさせて学びたいことを考えましょう。
経験を踏まえて書く
理由もなしに何かを学びたいと思うことはありませんので、学びたいことのきっかけとなる経験やエピソードを併せて書きましょう。学びたいことの根源の部分を記すことで文章に信憑性が生まれます。インターン用に無理やりに学びたいことを考えたのではなく、本心で学びたいのだということが伝われば志望度の高さも伝わりますので、インターンの選考でも有利になります。
インターンを通じてどのように成長するのか
学びたいこと、それを活かしてどのようなことがしたいのか、どのように成長したいのかを具体的に記すようにしましょう。どのように成長したいのかも人それぞれですので、自分が思うままに書きましょう。
インターンに参加することで社会人としての自覚を高めたいのか、あるいは一定の職種の仕事への理解を深めたいのかなどどのようなものでも構いません。無目的に学ぶ、インターンに参加するのではなく、明確な目的があってインターンに参加するということを伝えましょう。
その企業でしか学べないことを記す
インターンに参加するためには志望度の高さをアピールする必要があります。志望度の高さはどれだけ企業研究が出来ているかで決まりますので、企業の特徴を細かく調べ、他社にはない特徴を探していきましょう。
その独自の特徴を絡めて志望動機を作成することで他の就活生と差別化を図ることが出来ます。その企業でしか出来ないこと、その企業ならではのことを知って、志望動機に活かしていきましょう。
インターンシップを通して学びたいことの例文は?
そのため自己PRなどの能力のアピールよりもどれだけインターンに参加したい気持ちが強いか、学ぼうとする意志が強いかということが大切になります。前述したように学びたいことを明確にし、その実現を目指すためにインターンに参加するということが重要になりますので、働くのではなく、学ぶことを意識して実際に志望動機を考えていきましょう。
志望動機の例文を紹介しますので、それを参考に自分なりの志望動機を作成していきましょう。
例文
私はアルバイトで飲食店で働いていますが、アルバイトと社員ではやはり責任の重さが違います。アルバイトが休み、店が回らないようであればたとえ休みでも出勤しなければなりませんし、お客様への対応一つとっても社員とアルバイトでは大きな隔たりがあります。
私は貴社が運営する飲食店を訪れたときにその接客の素晴らしさに感動し、私も同じように働きたいと思いました。短期間ではありますが、一緒に働き、少しでも接客技術を盗みたいと思い、インターンに応募しました。
職種別インターンシップで学びたいことは?
その企業で学びたいことであっても応募する職種によってはそれが実現出来ない場合がありますので、職種ごとに学びたいことを考える必要があります。職種ごとに志望動機を変えるためにはまずはその職種の特徴や知ることから始めましょう。
それらを踏まえた上で学びたいことを考える必要があります。職種別のインターンで学びたいことの例文を紹介しますので参考にしてみましょう。
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MR
私は小さな頃から体が弱く、小学生の頃は頻繁に病院に通っていました。今でこそ元気にはなりましたが、中学生になって部活を始めて体力がつくまではずっと病気がちでした。私自身医薬品の大切さは知っているものの、実際にどれくらいの人が自分と同じような環境にいるのかは分かりません。
私はMRのインターンを通じてそれらの現状を知り、少しでも多くの人が救える仕事がしたいと考えています。
アパレル
服装が変われば気分も変わりますし、年を重ねるにつれて自分自身の好みの変化もありました。しかしどれだけ服装が変わってもオシャレをしているという根本部分の喜びは変わらず、今でもファッションに強い興味を抱いています。
私はインターンとして実際に店頭に立ち、お客様への販売を行う中でオシャレが人の心にどんな影響を及ぼすのかを学びたいと考えています。
金融
私は大学時代に様々なアルバイトを経験しました。アルバイトの種類によって仕事の辛さや大変さは違い、当然時給も違いました。しかし大変な仕事が必ずしも時給がいいとは限らず、楽な仕事でも時給が良いものはたくさんありました。私はこのことを不思議に思い、お金とは一体何なのか、経済とは一体何なのかを考えるようになりました。
私は貴社でインターンとして働く中で社会のお金の流れや動向を知り、貴社だけではなく経済全体に対する理解も深めていきたいと考えています。
不動産
戸建ての住宅は非常に高価な買い物ですし、そもそも家を買うということ自体が一生に一度の大きな買い物であると考えています。どんな家に住むのかによって生活環境は変わりますし、環境が変われば少なからず人生も変わります。
家を売るということは他人の人生にも責任を持つということであり、その責任はどれだけ重たいものなのか、またそこにどのようなやりがいがあるのかを知りたいと考え、インターンに応募しました。
営業
私の中では営業=自宅に訪ねてくるセールスマンでしたので法人相手の営業とは一体どのようなものなのか全く見当がつきません。私は将来営業職として働き、一流のセールスマンになるというのが夢でもあります。
その夢を実現するためには様々な営業方法を知る必要があると思い、私にとって全く未知である貴社の営業職について学ぼうと考えてインターンに応募しました。
電力会社
貴社でのインターンを通じて実際に電力会社はどのような仕事をしているのか、またそれらが仮になければどれだけ不便なのかを知りたいと考えています。貴社でのインターンを通じてそれらの大切さを知り、それらを安定して供給するためにはどのような努力が必要になるのかなどを考えたいと思います。
学びたいことを学ぶのがインターンシップの役割
インターンは参加必須ではありませんし、自身の時間を拘束されもしますので、必ず学びたいことを明確にし、それが実現できる環境を探して応募するようにしましょう。