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「怒鳴る上司の気持ちはどうなんだろう?」
「怒鳴る上司の部下になり耐えられないときはどうればいい?」
このように、怒鳴る上司について疑問や困っていることがある方は多いのではないでしょうか。
本記事では、怒鳴る上司の心理や特徴、怒鳴る上司の部下になって起きることなど紹介していきます。この記事を読むことで、怒鳴る上司についての知識が深まるため、良い対処方法が思いつくきっかけになるでしょう。
また、怒鳴る上司に耐えられない場合、どのような道があるのかもまとめています。もしも、現時点でそのくらい追い詰められてしまっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
まだ怒鳴る上司に当たっていない方も、今後気難しい上司が現れることもあるため、本記事の内容を頭に入れておくと良いでしょう。
怒鳴る上司の特徴は?
出世や周りからの評価を気にしている
声を張り上げて部下に指示することで、上司として一生懸命な指導している様子として印象を残せると思っているのでしょう。そして、それが自分の出世においてプラス評価になると信じています。
このような理由から、そこまできつく怒るようなミスでなくても、部下に対して必要以上に怒鳴り、厳しく接することがあるでしょう。
プライドや自尊心が高い
また、上司と部下という関係性を知らない人間から見れば、怒鳴っている側が強そうに見えます。威厳を見せるために、自分が怒鳴ることで相手よりも上に立っていることをはっきりさせたいところもあるでしょう。
そのほか、「自分の部下なのだからしっかりやってほしい」という期待を込めて強く叱ることもあります。
怒鳴る上司の中にはいい上司もいる
怒鳴られると「怖い」「うるさい」とネガティブな感情を持ってしまうこともあります。しかし、あなたのことを心から気にかけて、自分の言葉が届くように声を張り上げてくれている可能性も考えてみましょう。
怒鳴るということはわざわざエネルギーを使っています。どうでもいい相手に怒鳴るのでしょうか。上司が怒鳴ることになった経緯や理由など振り返ってみてください。
怒鳴る上司の心理とは
ただ、日頃溜まっているストレスを部下に怒鳴ることで発散させたい、問題が起きたときの責任を部下になすりつけるため、ということもあるでしょう。これは上司によって異なるため、相手がどのような人物か知ってから判断する必要があります。
怒鳴る上司への対処法を紹介
意外と簡単な方法で上司から怒鳴られなくなる可能性もあります。以下の内容で「できそうだな」と思ったことから、ぜひチャレンジしてみてください。
謝ってみる
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また、もともとあなたの言動について「生意気だ」と上司が思っていた場合は、その態度を改めさせたい気持ちから必要以上に怒鳴っている可能性もあります。この機会に、普段生意気だと思われるような口答えをしていなかったかも振り返っておきましょう。
上司が怒鳴るポイントを見極める
怒鳴る上司は怖いものですが、ここは自分を奮い立たせてその上司をじっくり観察してみてください。上司はどんなことを気にしやすいのか、どういう考え方をするのかなど分かってくれば、怒られないようにする対策もしやすいでしょう。
上司と普段から仲良くする
すれ違いざまに無理なく話題を振ってみたり、飲み会の際は、あえて近くに寄ってみたり、普段からできるだけ交流を取るように努力してみてください。
上司に甘えたり頼ったりしてみる
ただ、上司が忙しくて誰かに構っていられないようなときは、逆効果です。そのようなときは、上司も余裕がないため、ここで頼ろうとすると怒鳴られに行くようなものでしょう。
怒鳴られる原因をなくしていく
たとえば、些細なミスが多い場合は、ミスを減らせば怒鳴られることも減っていきます。これまで確認を怠っていた場合は、再チェックを欠かさないように気を付けてみてください。丁寧な仕事をしていると、褒められる可能性もあります。
怒鳴られても堂々と対応する
もし、そこで反抗的な態度を取ると上司に目を付けられてしまう可能性があります。「厳しく指導していかなければ」と思われると、以後、些細なことで怒鳴られる事態になりかねません。
怒鳴る上司の部下になって起きることは?
あらかじめ起きてほしくない内容を把握しておくことで、冷静に対処できることもあるため参考にしてみてください。以下のような事態に陥ってしまうこともあるため、注意しておきましょう。
会社に行きたくなくなる
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怒鳴る上司が怖くて、怒鳴られないよう怯えて会社で過ごすことで、仕事が楽しい、やりがいがあるとは思えなくなってしまうでしょう。このようなネガティブな感情から、会社に行きたくない心理状態に陥ることがあります。
萎縮してしまう
萎縮すれば、仕事のパフォーマンスは下がっていきます。「上司に怒鳴られないようにするためにどうしたらいいか」ばかり考えるようになってしまい、「仕事をするのが怖い」とまで感じてしまうケースも少なくありません。
仕事を辞めてしまいたくなる
よほど小さい会社でなければ、異動などで数年後その上司と離れる可能性もあります。しかし、1日の中で仕事をしている時間は長いため、明日も明後日、1カ月後も怒鳴る上司と共に仕事をするのかと思うと、精神的に耐えられなくなってしまうこともあるでしょう。
体調を崩すこともある
「この程度で辞めたら負けだ」「せっかく夢の仕事に就いたんだから」「金銭的な不安がある」など、どんなに上司が怒鳴って、嫌な態度で接してきても耐えようとする人もいるでしょう。
ただ、どんなに頑張ろうとしていても、ストレスによって心が壊れてしまうと、体調を崩してしまうこともあります。
怒鳴る上司の部下になり耐えられないときは?
この場合は、その上司から離れることを考えましょう。以下の内容は、怒鳴る上司から離れる方法になります。
異動願を出す
ただ、異動願は直属の上司に提出するのが基本です。直属の上司が怒鳴るのであれば人事部に提出するしかないでしょう。勇気を持って行動を起こす必要は出てきます。無事に異動でき、顔を合わせなくなれば怒鳴られることもなくなるでしょう。
転職を考える
転職はハードルが高いと考える人もいるでしょう。しかし、業界によっては人手不足で今よりも良い待遇で採用される可能性もあります。年齢が若ければ転職しやすいでしょう。
ただ、無事に転職できてもその職場で怒鳴る上司がいないとは限りません。この点は覚悟しておいた方が良いでしょう。
裁判で訴える
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問題は、裁判を起こすことであなた自身の時間や労力、費用などがかかってくることです。怒鳴る上司に仕返しがしたい程度の気持ちの場合は、裁判を起こさない方が良いでしょう。
過去に怒鳴られた辛い内容も細かく思い出していかなければならず、精神的な負担もかかってきます。また、パワハラが認定されなければ裁判に負けてしまうこともあります。
出典:労働施策総合推進法|e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=341AC0000000132
パワハラに当たることもある
適正な範囲をオーバーして、身体的や精神的に苦痛を上司から与えられた場合は、パワハラだと訴えることも可能でしょう。
怒鳴る上司へ上手く対応し無理はしないようにしよう
まずは本記事で紹介した内容を参考に、怒鳴る上司の対処法を試してみてください。それでもどうにもならない場合は、異動届や転職を考えてその上司から離れることを視野に入れていくというのも手です。
怒鳴る上司がいるからといって、自分に自信をなくしたり、すべてマイナスな方向で捉えたりする必要はありません。怒鳴られてばかりだとポジティブに考えにくいことはありますが、思い詰めすぎないようにしていきましょう。