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隙間産業とは?成功例と失敗例|隙間産業での起業・ビジネス・種類・転職

更新日:2020年08月20日

従来の市場で、それまで誰も考えつかなかった分野、あるいは思いついたが事業として構築できなかった分野などが「起業」の起爆剤になることがあります。一般的には「ニッチ市場」または「隙間産業」などと呼ばれています。可能性を切り開く「隙間産業」をご紹介しています

隙間産業とは

一般的には「隙間市場」または「隙間産業」などと呼ばれていますが、その「隙間産業」について、説明していきます。

「隙間産業」の可能性

顧客のニーズがあり、「大きな市場」があるならば、大企業は、資本力と開発力を使って、「市場」を創造して行きます。そのために、企業は、市場調査を続け、常に顧客のニーズを探し続けているのです。

しかし、特定なニーズに対し技術的に見て、開発の可能性が予測できても、市場規模が明確に期待できない場合は、大企業は、採算性の問題で、投資リスクが高くなり、参入できなくなります。

大企業が着手できない分野や、気づいていない潜在的なニーズを掘り起こせれば、零細・中小規模の個人企業でも、活躍できる「隙間産業」起業の可能性があります。

「隙間産業」の成立

隙間産業の成長できるための条件は、決して大きな市場ではないが、必要とするユーザーにとっては、「非常に重要なもの」を扱っていること、「独自の技術や知識」があること、「ユーザーの要望に柔軟に対応できること」などがあれば、まさしく、隙間産業として魅力が出てきます。

隙間産業のために、まず、経営資源を集中的に投下することの決断は、コスト情報を早く取得できれば、決断も容易に出来、小さい市場への差別化商品の提供を比較的、かつ早期につくり出すことができるというメリットがあります。

さらに、小さい市場への投資なので、資金調達の努力も小さくて済むため為、ターゲットが決まれば、隙間産業は参入しやすいというメリットもあります。

隙間産業の成功例

事例1.「ソニー」の「ウォークマン」1979年

① 1979年、世界初の “ウォークマン” を世に生み出したソニー。発売当時無名であったソニー」が「音楽を携帯し気軽に楽しむ」という新しい文化を創造し、音質の良さを、専用ヘッドを使い「ステレオの再生」に特化し成功した画期的なものでした。

日本を訪れたアーティストがお土産で買って行ってPRもしてくれたのです。世界を席巻し「ウォークマン」をブランドまで高め挙げました。「歩きながら、ステレオを聴く」まさしく、誰も気がついていない「隙間産業」の誕生でした。

② 大手メーカーばかりでなく、世界の音楽愛好家も、気づいていない商品で、独自のコンセプトを、独自の技術で世に問うたのです。

音楽を “持ち歩く” という時代の波を作ってきた数々のウォークマン達。今は、「自分の好きなスタイルに合わせて、本物の音を聴く」をコンセプトに「ハイレゾ音源」に対応する最新機種まで技術革新を繰り返してきています。

事例2. 「セブンイレブン」

① セブン-イレブン・ジャパンの誕生の裏には下記のような背景がありました。

「商品をつくって店頭に並べれば、売れた売り手市場」から「お客さまが価値を認めた商品だけを買っていく買い手市場」へと変化を求め始めていた

出典: https://www.google.co.jp/search?q=%E3%80%8C%E5%95%86%E5%9... | https://www.google.co.jp/search?q=%E3%80%8C%E5%95%86%E5%9...

大手デパートやスーパーの勤務時間帯の「隙間をとらえ朝7時から午後11時という対応をした」セブン-イレブン・ジャパンが創業した1973年です。発展を続け、今やコンビニは日本の経済の中心に位置づけられています。

② どんな年齢層の人がどの商品を購入したのかという情報がリアルタイムでわかるシステムを導入し、物流管理も行い「売れるものを仕入れ売り」「売れないものは、排除するシステム」が定着していきました。

見込みで在庫を抱えたスーパーや小売業は、淘汰されていきました。従来の商慣習の隙間をついた方法でした。今は、隙間産業の雄と称賛されています。

事例3. ブランド力を高め差別化する食文化

① 日本でも、おいしい飲食店・レストランを紹介するガイドブックとして知られているミシュランガイド。「一つ星、二つ星、三つ星」といった表現で紹介されています。

② ミシュランガイドの星は、(1)素材の質(2)調理技術の高さと味付けの完成度(3)独創性 (4)コストパフォーマンス(5)常に安定した料理全体の一貫性という5つのポイントについて評価されています。

あくまで皿の上に盛られたもの、つまり料理そのもののみの評価なのです。そして各国に散らばる調査員全員で合議を行い、そこで了承されて初めて決定されています。大量のチェーン店が、乱立する中で、卓越したセンスと努力で、「隙間産業」の代表で世界に紹介されています。

③ 昨今、日本では、B級グルメが全国でもてはやされています。

B級グルメとは、1.贅沢でなく、2.お安い値段で、3.日常的に食され、4.庶民的であり、5.美味しいと評判の料理を指す言葉です。

出典: http://docomogu.delivery.dmkt-sp.jp/column/1173/ | A級、B級、C級、各グルメの違いとは?|どこもぐ

うどん、そば、ラーメン、お好み焼き、オムライス、焼きそば、唐揚げ、コロッケ、カレーライス、牛丼、餃子、チャーハン、串かつ…これらは全てB級グルメ!私達の食生活ですっかりお馴染みな料理ばかりです。
 
各地域ならではの「ご当地B級グルメ」も登場し、B級グルメは有益な地域振興資源になる点でも注目されています。

「隙間産業起業」の失敗例

事例1. 「太陽光発電」の失速

①「クリーンエネルギーブーム」で発電設備を設置して実際に発電をすれば、各自治体などから補助金が出る仕組みがありました。将来的に、売電が出来るという触れ込みで、政治の後押しもあり、企業も個人も大量に参入しました。

② ですが、予想以上の参入数と電力会社の「買電量と価格の限度」が、期待を大きく下回り、自治体によっては「補助金」が打ち切りになるところも増えました。補助金について、事前に充分に調べずに、「補助金が出る前提でのシュミレーション」で導入し、後から補助金が出ないとわかり、それが大きな損失になってしまうという失敗例があったりしました。

③ 収益を上げるビジネスモデルが構築できない
「隙間産業」は、必要とされる「当初投資額」が小さいことの裏返しとして、当初の収益額は概して小さい。隙間産業においては、報酬が努力につり合わない場合は、経営者も従業員も、やがては気力を失ってしまう。

隙間産業を狙う際には、そこから得られるリターンが、関係者を引きつけるに十分かどうか、常に念頭に置く必要がある。

事例2「液晶テレビ」及び「家電製品」

初回公開日:2017年08月10日

記載されている内容は2017年08月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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