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2017年10月03日

テレビ局への就職の道のり|学歴・就職倍率・就職活動・就職時期

毎年たくさんの方がテレビ局に就職したいと考えています。しかしテレビ局が設けている採用枠は少なく非常に狭き門となっています。夢をあきらめないためにはしっかりと準備をして就職活動に取り組む必要があります。この記事を参考にあなたの夢をぜひ掴んでください。

テレビ局への就職の道のり

就職活動・転職活動をしているの方々の中でもテレビ局は非常に人気のある業界です。華やかで社会的ステータスが高いイメージもあり、毎年採用試験には応募者が殺到しています。しかしながら採用枠数は極めて少なく、テレビ局への就職は非常に狭き門となっています。

テレビ局で募集している職種

アナウンサー職

番組やイベントの司会、進行、リポートを行うアナウンサー職は毎年各テレビ局で募集しています。テレビ局の花形としてであるこの職種は応募者が殺到して、キー局にもなると毎年1,000倍以上の就職倍率にもなると言われています。

正しい言葉遣いや発音・発声が求められるためアナウンススクールに通うことが必要不可欠です。さらに容姿も重要視されており、最近では大学のミスコン、元アイドルなどの実績を持った人が強い傾向にあります。

総合職

テレビ番組を企画・制作したりする仕事は総合職として採用されます。また報道やスポーツ番組などの取材スタッフも総合職にあたります。さらに番組を制作するためのスポンサー営業などを行う人、番組を2次利用してDVDを制作するコンテンツビジネスを企画する人などテレビ局の総合職員は多方面で活躍しています。

アナウンサー職同様に総合職は数名から十名程度が各テレビ局に就職しています。また総合職はキャリア採用での募集も適宜あります。所属部門については採用面接で希望を聞かれますが、実際にどの部門に配属されるかは就職してから決まります。

IT・技術職

テレビ番組を放送するための番組制作技術(カメラ、音声、CG、編集)や放送技術(マスター、回線、送信)は技術職として就職することになります。また社内情報システムを運用する人材、インターネット関連事業やVRなどのテレビ以外の最新技術を用いた企画・開発を行う人材も技術職として就職しています。

この職種は技術に関する知識とともに機材などを運ぶ体力も求められます。また夜遅くまで編集することもあるので持続可能な精神力と集中力も必要でしょう。

入社して初めのころは苛酷に感じるかもしれませんが、自分が携わった番組が何十万、何百万人の視聴者に届く喜びは何ものにも変えられないやりがいのある仕事といえます。

その他

毎年募集しているわけではありませんが、総務、人事、経理、美術などの職種もあります。これらは育成部門というよりは即戦力として期待しているため、新卒よりもキャリア採用で就職するケースが多いようです。

学歴

テレビ局への就職に強い大学

テレビ局の新卒採用における実績校を見てみるとそれぞれ傾向が少し異なります。高校生の時点で既に就職したいテレビ局が決まっている方は大学選びの参考にしていただいても良いかもしれません。ただしあくまで新卒採用の実績校なのでキャリア採用で就職されたい方は学歴以上に自身の職歴や強みで勝負すると良いでしょう。

NHKに就職した方の出身校は早大、慶大、東大、阪大、立教大、中大、一橋大、立命館大、同志社大、関西大、千葉大、広大、神大など全国各地の大学となっています。NHKでは就職後に全国各地の放送局へ配属されるため幅広い大学から採用しているようです。

また放送技術職では情報通信工学に強みのある電気通信大学からも就職しています。

日本テレビとTBSは慶応大出身者が多く就職しています。その他も難関大学出身者が多く、日大や成蹊大等の中堅私大から就職した人はわずかしかいないようです。

テレビ朝日とフジテレビは早慶人気が強く、就職者の半数にもおよぶ年もあるようです。そのほかの大学から就職した学生は数名程度で東大、京大、上智大、一橋大などの難関大学が並びます。中堅大学からの採用実績は極めて少なく、最低でもMARCH、関関同立といった学歴が求められます。

ただしこれらのテレビ局では学歴だけを重要視しているわけではありません。バラエティに富んだ人材を望んでいるので得意なスキルを身につけることも大切です。

民放キー局の中でテレビ東京は特に難関私大の出身者が多く、難関国立大でも採用されるケースは少ないようです。ただし採用枠が他局よりも極めて少ないので難関大出身者でも採用試験を通過するのは難しくなっています。テレビ東京への就職を目指す方は自分だけのユニークなスキルを身につけて就職活動に臨んだほうが良いでしょう。

地方のテレビ局では地元大学が強い傾向にあります。これは大学名というより志望動機の説明がしやすいためでしょう。華やかなキー局ではなくローカル局を選んだ理由を採用面接で説明するのは難しいことです。地元大学であればこれが比較的容易なのでしょう。

Uターン学生が多く採用されているのも同様の理由から納得できます。ローカル局では難関大卒業でなくても地元に貢献したい学生の思いを伝えることでテレビ局側は好印象が持てます。

テレビ局への就職に強い専攻

テレビ局が募集している職種によって就職に強い専攻は異なります。

IT・技術職では特に電気・情報系専攻でなければなかなか採用試験を通過するのは難しいです。就職採用試験では書類選考や面接以外にも筆記試験があります。SPIや一般常識ではなく、独自の技術試験を課しているテレビ局も多くあります。技術試験の内容は数学、物理学、電気工学、情報通信工学など理系学生でなければ難しい内容です。

そのため電気・情報系を専攻している方が有利になるのです。また経理職や美術職も同様に特定の専攻でなければ就職採用選考を突破するのが難しい職種です。経理職であれば経済学や経営学専攻、美術職であれば芸術専攻などになります。

一方、テレビ局の総合職はあまり専門性には捉われず、幅広い専攻から採用されています。なかには体育・スポーツ系、畜産・酪農系、医学・歯学系などテレビ局の仕事とは離れた学問を学んできた方も就職しています。テレビ局の仕事とは一見関係なさそうな勉強をしている方もテレビ局で仕事がしたいのであればぜひ総合職にチャレンジしてみることおすすめします。

技術職や総合職とは異なる傾向にあるのがアナウンサー職です。発音や発声などのスキルを必要とする仕事であるため大学の専攻とは別にアナウンススクールへの通学が必要になってきます。逆に言えば大学での専攻はあまり気にしないでも大丈夫です。アナウンサーを目指す方は自身の専攻に捉われずにアナウンススクールでスキルを磨くと良いでしょう。

就職倍率

みなさん気になるのはテレビ局の就職倍率だと思います。これはキー局とローカル局で大きく異なります。また職種でも大きく異なります。

例えば、キー局の技術職は一般に200~300倍、総合職で500~1,000倍、アナウンサー職では2,000倍と言われています。また大阪などの準キー局の技術職は100~200倍、総合職で300~500倍、アナウンサー職で1,000~2,000倍と言われています。

一方、ローカル局ではどの職種も100~200倍と言われています。

準キー局やローカル局はキー局に比べて応募者数は少ないのですが、採用枠数も少ないため高倍率になっています。実際、総合職でも採用者数が1名だけの年も多々あります。

テレビ局に入るための就職活動

業界研究

テレビ局に限らず就職活動をするにあたって重要なのが業界研究です。テレビを見たり、業界本を読んだり、インターネットで調査したりとどの局で何をしているのか知っておくことは大切です。

テレビを見ていると各局の傾向・嗜好やターゲット層(20代~35歳の女性など)なども分かります。そのうえでなぜこのテレビ局に入りたいのかを考えましょう。そして自分が何を作りたいのか、何ができるのか、何を変えたいのかなど入社してからのこともイメージしてみましょう。

自己分析

学生時代苦労したこと、楽しかったことなどを思い出し、そこから学んだことなども含めて細かく文章に書き起こしておきましょう。文章化しておくことで自分を客観視できて自分の性格や特徴が見えてきます。また細かく文章にしておくことで面接で唐突に質問されてもスムーズに返答することが出来ます。

OB・OG訪問

OB・OGがテレビ局にいる方は積極的にアポを取ることをおすすめします。本やインターネット上で知れる情報だけでなく現場の生の話が聞けるのは大変有益です。さらに面接で話す内容やESの文章についてフィードバックがもらえるかもしれません。ぜひコンタクトを取ってみてください。

ただし社会人ですのでOB・OGの皆さんは忙しいはずです。忙しい合間をぬって時間を取ってくれるので失礼のないよう心がけましょう。

インターンシップ

インターンシップで職場の雰囲気や仕事内容について知っておくことも役に立つでしょう。またインターン選考でESや面接を実施するところもあります。たとえインターンに通らなくてもESや面接の勉強になりますのでインターンシップへのエントリーはおすすめします。

またテレビ局でなくても新聞社など他のマスコミ業界でインターンを経験しても視野が広がって良いかもしれません。ぜひ色々トライしてみてください。

ES・面接準備

採用試験をパスするためにはエントリーシート(ES)と面接が重要になってきます。そのため事前準備はしっかりとしておく必要があります。

ESで問われる質問は「志望動機」、「自己PR」、「やりたい仕事」、「学生時代苦労したこと(楽しかったこと)」、「あなたの将来のビジョン」、「最近気になったニュース/番組」が一般的です。この他には各局オリジナルの質問があったりします。

例えば地方局ですと「その地方のイメージ」といった質問です。また職種によっては「日本が抱える課題とその解決策」のような難題が問われるケースもあります。時間を掛けてじっくり考えてみましょう。ESを提出する前には必ず第三者に読んでもらい、フィードバックをもらいましょう。冷静に客観的に評価してもらうことは大切です。

面接対策としては想定問答集を自分で作り、その回答を文章化して暗記するほうが良いでしょう。面接では「あなたを動物に例えると?」、「ナンパしたことある?」、「××(番組名)の製作費っていくらくらいだと思う?」など想定外の質問をされるケースもあります。どんな質問が来ても大丈夫なように日ごろから準備・訓練しておくことが重要です。

また面接官によってはインパクトのある回答を期待している人もいます。ありきたりな返答ではなく、個性のある返しが出来る準備も必要です。普段いかない場所に行ってみたり、変哲もないことを膨らませて面白おかしく言う習慣を持つことも大切です。

就職活動を始める時期

経団連が取り決めた2017年度の新卒採用スケジュール
・広報活動については、卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降に開始すること
・採用選考活動は卒業・修了年度の6月1日以降に開始すること
となっています。

ところが実際に順守している企業は決して多くないという事実があります。そのため3月1日以前にエントリーが締め切られている企業もあります。テレビ局でも早期に募集をかけて早い時期にエントリーを締め切るところもあります。前年の10月頃からこまめにHPや転職サイトをチェックしておいたほうが良いかもしれません。

テレビ業界はあなたのような人を待っているはずです!

テレビ局での仕事は何十万、何百万人という視聴者に見てもらえる華やかなイメージがあり、人気の職業です。しかし毎年採用される人数は非常に少なく、学歴を重視するところもあり、テレビ局に就職することは極めて狭き門であります。しかし決して不可能ななことではありません。募集職種はさまざまで、採用実績校も高学歴ばかりとは限りません。

バラエティに富んだ人材が求められる業界ですので、自分の強みを身につけてぜひテレビ局への就職にチャレンジしてみてください。テレビ局はあなたのような人を待っているはずです。

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